今回の記事は現在の制作状況について少しと、
私のゲームにおけるドット絵の制作過程について紹介いたします。
☆制作状況
「ER-Busters」次の更新に向けて作業しております。
今は装備品周りのシステムを作っていて、
進捗として出せる画像はほとんどありません。
初期装備品に「通常攻撃10%アップ」とか効果がついていて
それが反映されるところまで完成。
この後はアイテム一覧画面や装備の変更画面などを作っていきます。
↑装備品の設定テキストです。
☆ドット絵の制作過程
ここからはドット絵の制作過程についての話です。
私のゲームはキャラサイズがやや大きめなので、
極端なデフォルメはせずに普通のキャラ絵を描く感じで
アタリ → ラフ → ドット の順で作ります。
1つのモーションを例として、以下に手順を紹介します。
☆アタリの作成
上記は歩行モーションのアタリとなります。
まずは棒人間でもいいので、こんな感じかなと作っておきます。
この時点でアニメーションの具合を確認したいので、
アタリ画像を動かします。
ここで不自然な点を見つけたらアタリを修正できます。
ドットが完成してから直すよりはかなり楽です。
このアニメーション処理は自前の
「AnimationChecker」というソフトを用意しています。
☆ラフの作成
アタリを薄く表示しながら、その上にラフを描きます。
上の画像は描き終わった後にアタリを消した状態となります。
このラフを使ってドット絵を打ち込んでいくので、
服の模様なども含めなるべく詳細に決めていきます。
☆ドットの作成
ラフを薄く表示しながら、その上にドットをポチポチと打ちます。
そして完成したのが上記の画像です。
アタリの時点でアニメーションは確認してるので
たいていは上手く動いてくれます。
後はゲーム中の画面で実際に動かして確認します。
問題なければ、このモーションは完成です。
☆チップセットの作成
他のモーションも同様に作成していきます。
上の画像のように、1ファイルで全モーションまとめておくと
もし色を変えたくなった場合に1発で全部変更できます。
新規でキャラを作る場合、上記のドット一覧を作るのに
約1カ月といった所でしょうか。
他ゲーから流用した追加キャラなら1日くらいで完成できるので、
単純に使えるキャラを増やしたいならその方がはるかに楽なのです。