9月ですね!!!!!
お疲れ様です。SnowCable代表のwalaviです。
やっと暑さが落ち着いてきましたね。今年の暑さは非常に辛かったです。
まだポートフォリオ用の制作してます
先月に報告した内容と変化はないですねー。進捗は出てるのでサボってる訳ではないんですが、私の理想が高くて試行錯誤の時間が長いのでなかなか終わりません...
今年中に終わればいいなー、くらいのペースで制作中です。
何も書かない訳にもいかないので
ちょっとした豆知識として私のサウンドの知識をお分けします。
私も過去の記事に書いた「LUFS」、ご存じですか?
LUFSとは、Loudness Unit Full Scaleの略で、端的に言うと曲全体の音の大きさです。
曲や音声作品などで「この作品、音小さめだな」と思うことはありませんか?
あれは、LUFSが低いから(音圧が低いとも言われます)です。
"じゃあ、正解のLUFSの値は?"となると思うんですが、時と場合によって変化する、としか言えません。
LUFSとは曲"全体"の音圧です。すなわち、イントロが小さい音でスタートし、サビはイントロの比にならないほどの大きさだった場合は、"音圧"は大きくても、"LUFS"は低くなります。強弱がハッキリしているオーケストラの曲などでよくある現象です。
また、どこかで配信するときにノーマライズされるからLUFSはハッキリと言い切れないという理由もありますが、これは置いておきます。
というように、正解のLUFS値はありません。ですが、先駆者たちの知恵というか、"これくらいが良いよね"みたいな値はあります。
それが大体 -15~-11 ですね。
私は-13くらいにすることが多いです。-11まで上げてしまうと聞く環境によっては割れてしまう場合が多いので。
昔は(今も続いているという話もありますが)"音圧戦争"と呼ばれる、割れてもいいから音を大きく!という時代があったのですが、時が経つにつれて次第になくなってきましたね。
まあ、作り手がやりたいことを好きになるのが一番いいと思いますが。
ということで今回の豆知識はこれで以上となります。CDを焼く際やサウンドに関係する作品をどこかに配信するときに参考にしてくれると嬉しいです。
因みに私の勝手な持論ですが、音声作品の場合は頑張ってLUFSを上げるより声優様の演技による強弱を優先すべきだと思います。
〆
まだまだ予想できない気候が続いております。皆さま、どうかご自愛ください。
私はこの記事を読んでいる全ての方の幸福を願っております。
SnowCable代表walavi