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プラグイン配布の記事 (4)

みひらぎ亭 2019/02/23 19:37

【ツクールMV作者向け】BGM音量変更プラグインと確率判定プラグイン と新バージョンの進捗

作ったプラグインの紹介です。

Mihil_CurrentVolume.js

既に鳴らしているBGMの音量を、自由に変更したい時にお使いください。
BGMの場合はエディタのスクリプトコマンドを開いて
AudioManager.currentBgmVolume = 変更したい音量
BGSの場合は
AudioManager.currentBgsVolume = 変更したい音量
と書けば、今鳴っているBGM/BGSの音量が指定した数値になってくれます。
先に音源を再生しておくことだけ注意です。

代入式が使えるので、工夫すれば音量の細かいフェードなどもできそうです。
例えば、指定した音量まで徐々にフェードアウトしたい(BGM自体は終了させたくない)場合には


こんなふうにコモンイベントを組むと動いたりします。

ちなみに、単純にフェードイン、フェードアウトさせたい場合は
AudioManager.fadeInBgm(秒数)
AudioManager.fadeInBgs(秒数)
AudioManager.fadeOutBgm(秒数)
AudioManager.fadeOutBgs(秒数)
という関数がツクール標準で用意されています。
括弧の中にはフェード完了までの秒数を入れます。小数単位で入力可能です。
AudioManager.fadeOutBgm(3.56)
だと3.56秒かけてフェードアウトしてBGMを終了させてくれます。

Math.randper()

以前作ったMath.rand.jsプラグインに
https://ci-en.jp/creator/1569/article/36254
確率判定ができるMath.randper()関数を追加しました。
https://raw.githubusercontent.com/asakayu/Mihil_RPGMakerMV_plugins/master/MathRand.js

Math.randper(100分率)

Math.randper(分子, 分母)
といった形で入力します。
Math.randper(33)だと33%の確率、
Math.randper(33,200)だと33/200の確率でtrueを返してくれるわけですね。
ツクールの「条件分岐」コマンドでも使えるので、今までよりずっと確率での条件分岐が楽になるはずです。


もちろん括弧の中(引数と言います)には変数も入れられるので、
Math.randper($gameVariables.value(1))
とゲーム内変数を入れたり
var ransuu = Math.rand(50)
$gameSwitches.setValue(1,Math.randper(ransuu))// 0から50までの乱数/100の確率でスイッチON
とMath.randと組み合わせたりといった使い方もできちゃいます。

わからなければTwitter
やCi-enの個別メッセージで聞いてもらえれば答えられるかもしれません。
便利な使い方があればどしどし教えてくださいね!
紹介は以上です。

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バージョン1.2の進捗

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みひらぎ亭 2018/12/28 15:28

【ツクールMV作者向け】お手軽乱数プラグイン Math.rand.js

ゲームを作っていると乱数を扱うことが多いかと思います。
スクリプトで乱数を扱う時、

Math.floor( Math.random() * ( max+1-min ) +min )    

と打てばminからmaxまでの乱数が出せますが、毎回打ち込むのも面倒ですよね?
なのでプラグインにしました。
Math.rand.js

名前の通り、Math.rand(min,max)と書くとminからmaxまでの乱数を出してくれます。
Math.rand(1,100) // => 1から100までの乱数
Math.rand(max,min)でもMath.rand(min,max)に直して動作してくれますし、
Math.rand(max)と省略すれば0からmaxまでの乱数を出すことも可能です。
Math.rand(100) // => 0から100までの乱数


応用すれば例えばSEのピッチをランダムで上下させたり、

const pitchVal = Math.rand(10,100)
AudioManager.playSe({"name":"Jump1","volume":100,"pitch":pitchVal,"pan":0})

ランダムに文章を表示したりもできます

const arrText = [`はずれだよ`,`あたりだよ`,`大当たりだよ`]
const bun = Math.rand(arrText)
$gameMessage.add(bun)

「はづみと子作りの国」でもいろんな箇所で使われています。なくてはならない関数です。

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みひらぎ亭 2018/11/06 17:45

【ツクールMV作者向け】プラグインの更新や、記事の紹介など

https://github.com/asakayu/Mihil_RPGMakerMV_plugins
プラグインを追加したり更新したりしました。
Mihil_tweaks.jsがVer2.5.0になったのと、

SkipDuplicateTint.js

というプラグインを追加しました。Ver1.0.1です。
これは『画面の色調変更』した時に、既に画面が同じ色だった場合、ウェイト処理をスキップして、変な間が生まれるのを防いでくれます。
これで重複を気にせず『画面の色調変更』を使えますねっ

SkipNewGame.js、TitleSceneIsGone.js

というプラグインも公開しました。セーブデータが存在しなかったら、タイトル画面を飛ばしてニューゲームを始めたりするプラグインです。
ぶっちゃけ他作者さんによる、類似の出来の良いプラグインも多いので、プラグイン内の説明を読んで、用途に合いそうならどうぞ。


スクリプト講座の記事も書きました。

ツクールMVのスクリプトで文章の表示を行う方法++

https://note.mu/asakayu/n/n6f4987e21222
前回の続き……という体ですが、前回よりこっちの方を先に読んだ方が分かりやすいかもです。。

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みひらぎ亭 2018/09/20 11:59

【プラグイン配布あり】進捗:ウェイトやディレイの削減 本体:v0.8.3.4

 ツクールって、演出のためかウェイトやディレイがいろんな箇所でかかっているんですよね。
 NPCの台詞などの、メッセージが全部表示されたはずなのに、キーを押してもメッセージが送られなかった経験があるかもしれません。メッセージが全部表示された後にウェイトが掛かっているので(10フレームくらい)、その間にキーを押してもからぶってしまうわけです。
 僕自身読むスピードが早い方で、どんどんメッセージを送ってしまうタイプなので、その辺が気になっていました。
 なのでメッセージのウェイトをまるっと消してしまいました。
 これでzキーとxキーをダカダカ連打して、どんどん読み進めていけるようになりました。快適です。

 メッセージはデフォルトで一括表示するようにしていますが、
メッセージは順々に表示される方がいい、という方のために、メッセージ表示スピードも設定できるようになっていますのでご安心ください。

 あとはセーブデータをロードする時の暗転時間も長く感じたので、4倍速にしちゃいました。
 これで着床ガチャや多胎ガチャのリセマラが捗りますねっ!

 こんな感じで、ゲームの快適性は常に追求していきます。
 ただ、快適性は演出とトレードオフの関係にあると思うです。豪華な演出や間の演出をすると、その間ゲームの進行が止まってしまうわけです。
 今作では、お風呂の暗転時間や学校の授業演出が長めになっていますが、長いと感じたらコントロールキーで飛ばせるようになっています。
飛ばしすぎたらバックログ機能で読み返してくださいね。


ロード時間短縮を、プラグイン化してみました。
作者さんはぜひ導入して、さくさくロードさせてください。
Ver1.0.1

LoadFadeShorten.js (2.44kB)

ダウンロード

適用前

適用後(ロード速度4倍+タイトル画面の暗転省略)

以下更新内容詳細

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