【エンジェルダスト】引き続きRPGツクールMZのプラグイン周りのお話
ごきげんよう。Dr.Qの中の人です。
ここ1ヶ月も引き続きプラグイン周りを弄ってました。
前回からの続き
しかしながら、おしっこが溜まって切迫しているモーションに切り替わる際に読み込みが発生し、キャラが一瞬チラついたり画面が一瞬フリーズするのが問題ですね。一応、表示される前に先読みはしているのですが、今後の課題です。
という事を書いたのですが、その後さまざまな試行錯誤を重ねて改善を試みるも、全く改善せず。
デフォルトに比べて大きめのキャラ、モーションを多彩にするためのコマ数増、それを1キャラクターにつき画像1枚にまとめなければいけないという「戦闘モーション拡張」の仕様。結果的に1枚の画像サイズが巨大になってしまうのです。
(※あくまで「戦闘モーション拡張」とエンジェルダストの使用用途が合わなかっただけという話で、「戦闘モーション拡張」を悪く言う意図はありません。念のため)
予め画像を先読みしておいても、それを切り替える際にマシンパワーを使ってしまいどうしてもラグが発生してしまうのです。
さらに、画像サイズが大きすぎてエラーが発生し、画面が真っ黒になるという不具合も発生……。これじゃあゲームとして成り立ちません。
しかし今の自分たちの技術力じゃ解決が困難。もうお手上げです。
――一度エタったこの「エンジェルダスト」というゲーム。二度目のエタりを迎えてしまうのか……!? 乞うご期待!!
いやいやいや……、こんな所では終わりませんよ。
外注を頼みました
自分たちで解決が困難なのであれば、それが出来る人を頼る。と言うことで、プログラムの外注を頼むことにしました。
こんなゲームなのでどなたに作っていただいたかは伏せさせていただきますが、お忙しい中快くお引き受けいただき、またこちらのわがままな要望を実現していただけて感謝しかありません。
しかしながら、プログラムの依頼は当方初めてで、かなりの不手際がありご迷惑をおかけして恥ずかしい限りです。今後はこういう事が無いように気をつけないといけないなと思いました。
……と反省はこのくらいにして。
今回の大きな変更点
①「戦闘モーション拡張」を廃止。
代替として「1モーション毎に小分けして表示する」というプラグインを外注で新規に開発していただきそちらを採用。これによりラグ問題が解消!
②前回の記事で紹介した自主開発プラグイン「おしがま・おもらし判定プラグイン」も今回外注したプラグインに取り込まれる形になったので、こちらも廃止。
③「VisuStella MZ」を廃止しました。前回、長々と導入した経緯を書きながら、今回あっさり廃止してしまい申し訳ありません……。理由は、今回外注したプラグインとの相性が悪かったからですね。
④「VisuStella MZ」の代替プラグインとして、「DynamicMotionMZ」を採用しました。このプラグインを使用することにより、キャラクターが画面を所狭しと動き回ります。
⑤もう一つ「VisuStella MZ」の代替プラグインとして、「animated SV Enemies」も採用しました。簡単に言えば、デフォルトでは敵キャラはモーションをすることは出来ないのですが、このプラグインを使用することによりモーションをさせることが出来るようになるプラグインです。
⑥プラグインとは関係無いのですが、少し処理が重いと感じたので、ゲームの解像度を1280×720から1110×624に落としました。
他にもいくつか変更は加えていますが、大きな変更点はこんなところですかねー。
現状のスクショ
テスト用として敵キャラをもう一体作りました。名前は「ソウルキーパー」。いわゆる死神です。設定はまだない。
はい。あまり変化はありませんね。でも、プラグインを刷新したのにも係わらず画面構成があまり変わらないのはむしろ良いことなんじゃないかなと思います。
さてさて、ようやく戦闘システムの大枠が出来上がってきた感じです。戦闘システムをもう少し詰めたらあとはザコバに任せて、私は絵の作業に入りたい所ですがどうなることやら。