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百合ボイスドラマの記事 (3)

御化たまて 2024/07/13 19:48

『寄宿舎エステサロン 蜜月の灯りⅢ -夜町星蘭コース-』予告開始

ごきげんよう、御化たまてです。

『蜜月の灯り』シリーズ最新作の予告を開始しました。

新キャラクター「夜町星蘭」の登場です。
前作では月乃の口から名前が出ていましたね。
第三学年所属、サロンチーフを務める元気いっぱいの女の子です。

プロローグ全編・ASMRパートの一部を体験版として公開していますので、ぜひご試聴くださいませ。

リリースは8月上旬、作品全体の尺は1時間40分程度を予定しています。続報をお楽しみに。
※体験版の内容は編集データの抜粋です。製品版とは一部異なる可能性がございます。

月乃との仲を深めていた桔梗は、思いがけず星蘭のコースを受けることになってしまいます。

成績は常に学年トップ。
生徒人気投票一位(自称)。
素行だけはトリプルワースト。

カルミア学園に咲く笑顔の花と称される星蘭は、桔梗と月乃の関係性にどのような影響を与えていくのでしょうか。

そして彼女自身も、どのような想いを秘めてサロンでの奉仕に勤しんでいるのでしょうね。

気になった方は、ぜひ作品のお気に入り登録をよろしくお願いいたします。
過去作もサマーセール中ですので、未視聴の方はぜひお買い求めくださいませ。



それでは少し短いですが、詳しいお話は次回のリリース記事にて。

御化たまて 2023/12/30 18:15

『病愛リリィズⅡ -幼馴染を籠絡する百合-』販売開始

ごきげんよう、御化たまてです。
新作『病愛リリィズⅡ -幼馴染を籠絡する百合-』をリリースしました。


『病愛リリィズ -裏人格に溺愛される百合-』と同学園が舞台の続編となります。
本記事では、制作のお話について綴っていこうと思います。

✦あらすじ✦

裏人格に唆され、自ら命を断った少女『愛名』。
彼女の行為は、学園内に大きな波紋を広げました。

今作は、数ある波紋の一端。
二人の少女の愛憎劇を描いたお話です。

稀代の天才ピアニストとして称される『響』。
ソリストへの憧れを、響の才能に折られた過去を持つ『憂奈』。

互いに昏い想いを抱きながらも、平穏に暮らしていた幼馴染の少女たちですが、その関係性は少しずつ狂い始めるのでした。

✦制作陣のご紹介✦

まずは携わって下さった皆さまのご紹介をさせていただきたいと思います。

□藍沢夏癒様 / 白鍵響(しらかぎひびき)CV担当
理性的に狂った少女という響のキャラクター像を見事に演じていただきました。

響のイメージに合う方を探して、多くの声優様のサンプルボイスや出演作品を巡っていたのですが、その中での一目惚れでした。

とにかく声が『ヒロイン』なのです。
可愛らしく、凛と耳に入ってくる甘い声。
この声音に響の妖しい一面が加わったら、きっと素敵なことになる。
そう思い、オファーを出させていただきました。

収録の際も、台本を隅々まで読み込んで下さっているのが伝わってきて、作品と真摯に向かい合って下さっていることがとても嬉しかったです。

特に印象的だったのが、本番がスタートする直前の雰囲気。
エンジニアさんとやり取りしている時などの可愛らしく柔和な雰囲気と一変、一気に役柄へと入り込んでいるのが声を通して伝わってきました。
「響が喋っている!」と感激したのをよく覚えています。

また、物語とキャラクターをしっかりと解釈し、セリフに感情として乗せて下さっている点もさすがだと思いました。
わたしは行間を読む能力と表現しているのですが、ト書きで指定がない部分についても表現力が素晴らしく、本当に素敵な声優様だと思いました。

□天知遥様 / 伊弦憂奈(いづるゆうな)CV担当
理性を壊されていく憂奈の様子を見事に演じていただきました。

実は天知さんにお声掛けするまで、かなり時間を要しました。
と言うのも、シナリオを書いている段階から「憂奈はかなり演技派の方でないと演じきれない」と確信していたためです。

崩壊していく理性、怒りと憎しみを孕んだ慟哭。
演技力だけでなく、声量も必要でしたからね。

加えてわたしがボカロ界隈出身ということもあり、同人音声に出演されている声優様にそこまで明るくなかったという理由もありました。
※特にR-18方面ではごく一部の方のお名前を知っている程度でした。

とにかく、色々な方のサンプルを聴いて回り、過去に購入していた作品をひたすら聴き直しました。

そんな中で気付いたのです。
「声が好き」「演技が上手い」と思って購入したり、お気に入りに加えていた作品の半数以上が「CV.天知遥」であったことに。
※わたしはいわゆる声優様・サークル買いはあまりしておらず、直感で良いと思った作品を選んでいました。

気付かなかったほど、天知さんの演技幅がとても広かった。
可愛らしく幼めなキャラや、真逆にクールなお姉さんキャラなど幅広く、
「このキャラも天知さんだったの!?」
という現象が多発しました。

そして何より、どの声質でも抜群に演技が上手い。
その時点で、憂奈をお任せしたいと考えを固めたのを良く覚えています。

本作の収録でも、素晴らしい演技力を発揮して下さいました。
憂いや怒り、狂気や恐怖。
揺れ動く憂奈の感情が、声を通して明瞭に伝わってくるのです。

加えて、物語やセリフに対する解釈力と表現力。
特にセリフ前後の細かな息遣いが本当に素晴らしかったです。
どの点を見ても、本当に素晴らしい声優様だと思いました。

□ちふり様 / イラスト担当
前作に引き続き、イラストをご担当いただきました。

可愛らしくも美麗なキャラクターに、冷たく優しい世界。
唯一無二の世界観をお持ちの素敵なイラストレーター様です。

『病愛リリィズ』シリーズは、ちふり先生のご助力無しには成り立たないと言っても過言ではありません。

依頼時にはキャラクター設定、物語のプロットをお渡しさせていただいたのですが、物語の隅々まで一枚絵の中で表現いただいて本当に嬉しかったです。

響の妖しい微笑みや、憂奈の涙に濡れた表情が素敵でした。
また、個人的に感動したのは、
「鍵盤に置かれた血濡れのナイフ」「血が付着した二人の口元」です。
ああ、キスをしたんだなと妄想が湧き立つ表現で最高でした。

加えて背景の描き込みも素晴らしく、ピアノの描写が美しかったです。
ロゴ無しイラストはちふり先生のpixivで公開されておりますので、気になる方はぜひご覧下さい。

そして、ちふり先生のオリジナル百合作品もぜひご覧いただきたいです。
本当に素敵ですよ。

□ジュナ様 / ジャケットデザイン担当
『蜜月の灯り』第一作目に引き続き、デザインをご担当いただきました。

ジュナさんの凄いところは、毎回こちらが想定している以上のデザインをご提案下さるところです。
今作で言えば、タイトルロゴや崩れた文字など。
初稿をいただいた時は本当に感動したのをよく覚えています。

ロゴは首吊りロープをモチーフにと希望を出させていただいたのですが、とても自然に取り入れていただいておりさすがだと思いました。
加えて、ナンバリング「Ⅱ」の表記が病み美しくて素敵。

また、キャラクター紹介では影を用いて、紹介しているキャラに焦点を当てるなど表現の幅も広く素晴らしかったです。

わたしには思い付かないようなアイデアを出して下さる、本当に素敵なデザイナー様です。

以上の皆さまが、本作にご協力下さった方々になります。
おかげさまで、無事リリースに辿り着くことができました。
この場をお借りして、心より感謝申し上げます。

✦制作について✦

今作も企画制作、シナリオ、音響諸々はわたしが担当しました。
ここでは制作について軽く振り返ってみたいと思います。

□作品全般のお話
今作は、わたしの念願であったダブルキャストによる百合ボイスドラマです。
この形式の作品を望んでいた方も多いのではないでしょうか?
わたし自身、この形式がやりたくて音声作品を作り始めたと言っても過言ではありません。

さて、一作目からの大きな変更点といえば、ドラマパートをバイノーラルからモノラル収録に切り替えた点です。

理由としては、セリフの掛け合いを絶対に入れたかったから。

バイノーラルですと、ノイズ対策面などから別録りが主流です。
ですが、どうしても臨場感の出る同時収録をやりたかった。

という経緯でモノラル収録を選択したのですが、結果として正解だったかなと思っています。
ドラマパートであれば、モノラルの方が聴きやすいという気付きを得られた点も大きかったです。

キャスト様・スタジオ様としては「モノラルマイク二本で同時収録して下さい」というオーダーはレアパターンだったらしいです。
それにも関わらず、最高のパフォーマンスを見せて下さった皆さまには頭が上がりません。
貴重な経験をさせていただきありがとうございました。

□シナリオのお話
好きとか嫌いとか、恋愛感情すら凌駕した欲望が絡み合う百合を描きたい。
『病愛リリィズ』は、そんな想いで立ち上げたシリーズです。
百合音声作品ではかなり異端かもしれませんね。
ですが今後も甘々な恋模様を描く予定は全くございません。

恋愛だけが、百合ではない。

わたしの信じた百合を表現していきますので、
今後も『病愛リリィズ』シリーズを応援いただけますと幸いです。

当シリーズに登場する少女たちは、各物語のテーマとなっている感情を抱えています。

「自己愛」「独占欲」「嫉妬」

――なぜ、彼女たちは昏くも甘い欲望を抱くのでしょうね。

その答えこそ『病愛リリィズ』シリーズ共通のテーマになります。

答え合わせは、物語の幕引きにて。
ぜひ考察いただけると嬉しいです。

□スタジオ収録のお話
今回が初のスタジオ収録でした。
スタ録はプロデューサーとして絶対に経験しておきたいと思っていましたし、今年の目標でもありました。
ひとまず年内に目標達成ができたこと、収録現場の雰囲気を知れた点は良かったと思います。

今回はリモートでディレクションさせていただいたのですが、やはりプロのエンジニア様は頼りになりますね。
例えばリップが強く乗った箇所のリテイクでしたり、口が乾いてきたことをモニター音から把握して水分補給を促すなど。
音を扱うクリエイターとして、非常に勉強になりました。
(少し時間が余ったので、どんな機材を使っているのか等たくさん質問してしまいました)

不慣れな部分もありましたが、今後も積極的にスタジオ収録をして場数を踏んでいきたいと思います。

Moonbow Music Tokyo様、この度は貴重な経験をさせていただきありがとうございました。

✦来年の目標✦

・新曲をリリース
・音声作品を2〜3本リリース

この2点を目標に活動していきたいと思います。

新曲の方は、作詞が終わればほぼ完成です。
そして、三曲目は憂奈さんの曲になります。
病愛リリィズⅡは、響×憂奈が紡ぐ物語の『前編』。
後編にあたる『病愛リリィズⅢ』をどうぞお楽しみに。

音声作品の方は、別シリーズ『蜜月の灯り』第二話の音声収録とイラスト制作が完了しています。
デザインと音声編集も進行中ですので、準備が整いましたら予告公開しますね。
次回の月乃さん、言葉が出ないほど可愛くて美しいのでお楽しみに。

✦最後に✦

今年もたくさんのクリエイター様や視聴者様に支えられ、楽しく活動させていただきました。
来年も百合作品をたくさん作りたいと思っていますので、応援いだたけますと幸いです。

それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。
皆さま、良いお年を。

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御化たまて 2023/10/10 21:49

《続編制作決定》病愛リリィズ / 蜜月の灯り 各シリーズ制作進捗のお知らせ

ごきげんよう、御化たまてです。

早速ですが、
『寄宿舎エステサロン 蜜月の灯り』
500本以上お買い上げいただきありがとうございます。

わたしにとって初のフルASMR作品でしたが、
皆さまの夜に寄り添える作品になれたのであれば幸いです。

さて、今回は各シリーズの続編制作と進捗のお知らせになります。

✦病愛リリィズⅡ✦《リリース予定時期:2024年1月頃》

続編制作が正式に決定しました。

第一話は心を病んだ少女「愛名」、裏人格「マナ」のお話でした。
第二話は彼女たちが交わした『おまじない』による波紋を、
別の少女たちの視点で描いた物語になります。


そして、今回は念願だったダブルキャストによる百合ボイスドラマです。
声優様にスタジオで掛け合いをしていただきますので、収録がとても楽しみです。
(先行してサンプルボイスを頂いていますが、とても素敵でした)

ちなみに、主題歌とキャラクター設定は公開済みです。
どのようなお話になるのか、ぜひ妄想しながらお待ちいただけますと幸いです。

https://www.youtube.com/watch?v=oUO2ms3aNbg&feature=youtu.be
https://twitter.com/obake_tamate/status/1599707904738721792
https://twitter.com/obake_tamate/status/1599707652975726592

✦蜜月の灯り✦《リリース予定時期:2024年春頃》

『宵坂月乃コースⅡ』制作決定しました。

実は病愛リリィズⅡと並行して脚本執筆をしていまして、
音声収録とイラスト制作も既にお願いしてあります。

前作で出逢った「主人公」と「月乃」。
二人はまだお互いの名前すら知りません。
次回は少しだけ、距離が近付くかもしれませんね。


一つ先に言っておきますと、蜜月の灯りは短話完結型の作品ではありません。
彼女たちの関係性はゆっくりと、時間をかけて変化していきます。
長いシリーズになりますので、どうか安らぎの音を楽しみつつ、
彼女たちの紡ぐ物語を体験、もしくは見守っていただけますと幸いです。

また、どこかのタイミングで新キャラクターの登場を予定しています。
その辺りのお話は発売後の記事にて。

✦最後に✦

各シリーズともに、コメントやレビュー等お寄せいただきありがとうございます。
続編へのご期待も嬉しい限りです。

企画から発売までの制作工程を一人で担当しているため、
どうしてもお時間を頂いてしまい心苦しいですが、
良き百合をお届けできるよう精一杯制作を進めて参ります。

百合作品、もっと増えて欲しいですからね。

それでは、次回は『病愛リリィズⅡ』リリース記事にてお会いしましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました。

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