「のろい首塚その4」制作での3Dモデル使用
その4で「ボトル」が必要になった
手書きは面倒だなと思い3Dモデルを作る事に。
その制作工程を簡単にツイート(ポスト)していたのをここに転載。
マンガ製作には ClipStudioPaint (Ver1.13) を
3Dモデル製作には Blender (Ver2.8) を使用している。
ちなみにBlender はほぼ素人である。
Blenderでボトルモデル作成
モデル形成
当時参考にしたサイトが現在は無くなっている。
Blender、ボトル、で探せば参考になるサイトや動画が見つかると思う。
いきなり円柱オブジェクトが作れない…先が思いやられる。
試行錯誤する、まぁ一応それっぽいのは出来た
小物なのでそこまで拘らなくても良いだろう
マテリアル設定
このままClipStudioPaintに持って行ってもよいのだが
マテリアルを作成して付けることにする。
(※後で説明するがBlenderのマテリアル設定は必要ないかも)
マテリアルの作成や設定はまったくわからない
CzPanelさんを参考にさせてもらった
オブジェクト選択モードにして
マテリアルを付けたいオブジェクトを選択
マテリアルプロパティで新規追加
Shadingワークスペースにして確認しながら設定
うむ、ボトルキャップが良い感じではないかな?
ボトルにもマテリアルを設定
透明ボトルの作り方を参考にノードを追加していく
だがどうにも透けない
調べるとマテリアルプロパティの設定のブレンドモードを不透明から変更する必要があるらしい(下画像の赤線部分)
アルファブレンドと…おお!透けたではないか
うーむ…こうなるとモデル表面のデコボコが気になるな
ボトル表面をなめらかに
表面がデコボコに見えるのはフラットシェードだから
オブジェクトモードでスムーズシェードに変更
さらにサブディビジョンサーフェスで丸みを
丸過ぎる所は分割してと…うむ良い感じになった
ボトルに厚みをつける
厚み付けにソリッド化を追加したが良くなく削除
モデルで口のとこだけ厚みに見えるように面を形成した
うむ、これで良いか
ClipStudioPaint に取り込む
クリスタにモデルを直接読込むことも可能だが、ClipStudioModelerで設定を調整してから素材として読込む方が良いのでモデラーに読込む。
うーむBlenderでマテリアル頑張っても意味なかった…何も反映されてないわ。
半透明にすらなっていない
Modelerでマテリアルをいじってなんとかここまで
ClipStudioModeler で素材として出力
ClipStudioPaint で素材を取り込むと3Dレイヤーが作成される。
ボトルの使い方が間違ってると指摘されそうだが…
今作では3Dレイヤーをそのまま使わず、ラスタライズして少し加筆修正している。
(下の先細ボトルレイヤーがそれ)
もちそんそんなことをせず、3Dレイヤーをそのまま使用して問題ない。
後記
Twitterからの転載なのでいかんせん言葉足らず、駆け足にすぎるな。
大まかな作業の流れや、こういう方法がある程度で見てもらえれば。
次回作でも3Dモデルを活用するので、その際に詳細を記述する予定。