DLsiteの表現変更による挑発と、追加の燃料投下。そして1週間も絶たないうちにVISA,Mastercardからの撤退!!
思ったよりも展開が早いですが、対応は想定どおりですね。
以前書いたDLsiteの挑発戦略の通り、DLsiteはうまくバズらせましたね。
さらに追加で「ロ/リ→つるぺた」の変更をするなど、燃料の投下を行ったあたり確信犯です。
『一時的に』と書いてありますが、再び使えるようになるとは考えにくいです。
素直にその他の支払い方法を使いましょう。
ユーザーの対策
VISA,Mastercardはどのえっちなサイトでも使えなくなる可能性が高いので、JCBカードを一枚持っておくのが一番安定です。
JCBも上のカードのように利用できなくなる可能性があるんじゃないの?と心配されるかもしれませんが、その可能性は低いです。
今回の2社は、過去の判決でエロサイトの運営に介入したことが理由で、自動ポ販売支援の責任を問われました。
ですが、一般的に支払いの仲介をしているだけでは責任を問われません。
むしろ、「このような表現を辞めろ」と要求することこそが、運営に介入してしまうリスクになるのです。
今回、DLsiteがSNSでバズらせることに成功したため、2社の決済が再び使える可能性は極端に低くなりました。
決済方法の提供だけではなく、商品にも影響力があることが広く周知されましたからね。
サークルの対策
『一時的に』という表現が撤回されたタイミングで、規制ワードが復活する可能性があります。
感情的にならずに、様子見が懸命です。
将来的な解決方法にはまだ飛びつくな! まだクレカが強い理由
さて、新しい決済方法にも触れておきましょう。
ピクシブが「pixivcoban」(ピクシブコバン)を始めたというニュースです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ff17ed8aca4aeeb06c1f0425a5c64701c510ba8
基本的には、プリペイド方式なので、サイトのヘビーユーザーでない限り残金管理や入金に手間がかかります。
この方法が主流になるのは、もっと大手や複数の会社と提携する必要があります。
なので、電子マネーのセオリーであるキャッシュバックキャンペーンを行っています。
ヘビーユーザーなら使った方がメリットがありますが、
私は使用頻度と管理の点で使う予定はありません。
では、このような仕様を業界標準のプリペイドにしたら流行るかどうかですが……
まずエロコンテンツはプリペイドとの相性が非常に悪いです。
エロコンテンツは、衝動の買い中の衝動買いだからです。
なのでどうしても、必要なときにすぐに引き出せる現金と紐づいた口座が必要になります。
ピクシブのものも、ネット銀行から自動でチャージできる仕組みを採用しています。
ところが新しい口座にお金を入れる点では、いくら口座といえどやっていることはプリペイドカードと同じです。
かなりの理性が必要です。
…
そして、いつか多数の企業が一つの共同のプリペイド方式と提携し、利用するようになったとしましょう。
そのエロカード銀行……目の敵にされませんか?
そして、さまざまな対応が必要になった組織の、利用手数料はいくらでしょうか?
一方、バーコード決済、ブロックチェーンを使ったデジタル通貨、最終的にはクレジットカードの利用手数料より大幅に安い決済システムを、販売サイトが利用できるようになるまではまだしばらく時間がかかります。
そして、ユーザーのマネーリテラシーが時代に追いついてようやく実現できます。
ですので現状、利用可能なクレカ、もしくはその他の支払い方法による対処で十分であり
無駄に各社のプリペイドを量産する必要は薄いと考えています。
また開発と関係ない記事になってしまった(笑)