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妊婦小説の記事 (35)

あおくん 2024/07/12 20:58

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あおくん 2024/07/09 21:53

1.三人目を欲しがる妻への答え【セックスレス夫婦の出した結論】

妻からの言葉に俺は驚いた。
すでに子どもは二人、中学生の男女がいるし、上の娘はもうすぐ高校生になる。
これ以上増える余地はないと思うのだが、俺は妻の言葉を続けさせた。

「私ね、もう一人欲しいの…あなたもずっと私の思いは知ってたでしょ?」
「ああ……」
「今夜、私と子作りセックスしてくれますか?」
「えっと…もう少し考えさせてくれないか…」

俺は即答できなかった。
本当ならば、愛する妻との子どもならば何人でも授かってほしいというのが本音なのだが、夫として父親として、これから娘と息子へさらに掛かる学費や生活費、そこへもう一人赤ちゃんを迎え入れる覚悟はすぐに持てなかったのだ。
それを告げると妻はじっと俺の目を見た。

「そうよね……」
「悪い、俺も前向きに考えてみるよ。」

しかしその日の夕食時から妻の様子は少し変だった。
やたらと色っぽいと言うか、妖しい視線を送ってくるのだ。
どこか瞳も潤んでいるようにも見えるし、今夜の事を意識しているのだろうか。
そう思って俺も同じような視線を向け返すと、妻は顔全体を真っ赤にして顔を伏せた。
そんな妻の仕草が可愛く思え、食事もあまり喉を通らず、俺は食後は後片付けをしている妻へ声をかけた。

「なぁ、後で少し話たい事があるんだが…いいか?」
「うん、片付けが済んだらね」

妻は何となく不安そうな感情を隠すかのように、普段と同じ元気な声で返事をした。
そして妻に伝えること。
それは、子作りをするという俺の意志が明確になったことだった。

——————

「作ろう、三人目…あいつらとの歳の差兄弟もいいじゃないか。きっと二人とも可愛がってくれるよ。それに家族の癒しになってくるだろうな。」
「うん、私嬉しい!それにあなたと久しぶりにセックスできるのも嬉しいわ。赤ちゃんできるの楽しみね」

そのまま妻の肩を抱き寄せると、俺に体を預けてきた。
そして妻の髪を撫でると彼女はくすぐったそうな表情を浮かべ、さらに強く抱きしめるとそのまま舌を彼女の口内に差し入れた。
歯茎の裏を撫で回すと、妻もそれに答えてくれた。
互いの唾液が絡み、それがお互いの口端から漏れ始める頃になってやっと口を離したが、まだキスしていたい気分だった。

「そんなにキスされたいの?」
「愛されてるって気持ちになれて、幸せなの。もっと私を愛して!」

妻を茶化すように俺は尋ねるが、耳まで赤くした妻は小さく首を縦に振りながら口を開いた。
実は、俺たち夫婦はここ数年セックスレス状態が続いており、こういうことはかなり久しぶりなのだ。

「ねぇ、焦らす気?」
「わかってるよ。激しくして欲しいんだろ?」

仰向けに寝転び、俺を見上げる妻の言葉にすぐ返事をした。
そして互いに求め合い、然程時間は掛からぬ間に服は脱ぎ捨て全裸になった。
脱ぎ捨てる際、すでに固くなっているペニスが下腹を軽く叩くと、それを見た妻も自ら服を脱ぎ始めたのだ。
全裸で抱き合っただけでも、肌の感覚と体温により興奮がどんどん高まってくる。
そして俺に身体を預けてきた妻をそのまま抱きしめ、今度はやや強引な感じでソファへと移動させた。
仰向けになった妻の美しく艶めいた肌にそっと舌を這わしていくと、妻はくすぐったそうに小さな声を上げたが、その声色は艶を帯びておりそれが余計に俺の気持ちを煽ってくれる。
そのまま下腹に顔を埋めるようにして臍を舐めまわす。

「あん!だめっ!!そこ……」
「嫌なの?久しぶりで恥ずかしい?」
「恥ずかしいよ…ベッド行きたい」
「ベッドは後で。リビングでエッチなんて、いつぶりだろうな」

子どもたちは塾や遊びに忙しく、家族揃って夕飯をとることも珍しくなった。
普段あまり弄られることのない部分に刺激を与えられ、妻は体を少し強張らせたが、程なく熱い吐息と共に妻は自ら腰を揺すり始めた。
どうやら気持ちは昂ぶってきたらしい。
なるべく丁寧に且つ有無を言わせない感じで臨みたいと思った俺は、そこから愛撫を妻の下半身へ移動させた。
途中軽く腹に口をつけたりしたが、やはり小さな喘ぎ声がはっきりと聞き取れた。

「綺麗だよ…」
「可愛い?」
「当然だよ。もっと気持ちいいことする?」
「うん…何してくれるの?楽しみよ」

それから適度な太さの太ももを手と舌で愛撫していった後、露わになっている秘裂へと顔を近づける。
本当は割れ目に舌を這わしたいところだが、今は久しぶりの行為中。
そっと秘部に指で触れると、そこにギュッと力が入り会陰が揺れた。
その甘い刺激に翻弄されている妻の嬌声の中に拒否の言葉は出ていない。
枕を抱きしめたり、放したりを繰り返しながらクリトリスへの攻めを必死で堪えているのがよくわかる。
だが、それもここで更なる強烈な刺激を与えることで股間は一気に決壊したのだった。

俺の頭を挟み込むように足を開かせると、そこへ顔を埋めた。
既に妻の快感の源は、ぷっくりと腫れ上がり、そこをつまめば俺も繰り返し刺激を与え続けたくなる。
そして妻もそんな俺の行為から得られる快感を全身で受けれいれ、その妻の蜜で全身を満たすという至高の喜びを得ているのだ。

「あなた!感じるぅ!あんっ!んっ、もっとしてぇ…」

そう叫んだ妻は体を大きく反らすと絶頂へ達した。
俺はそれを見届けながらもまだクリトリスを責め続けている。
ここでもう一丁、もう少し高まってもらった方がいいと察しをつけたからだ。
それを裏付けるかのように時折り俺の体へと足を絡めてきてはさらなる刺激を求めようとし始めておりが、そろそろ限界なのだろう。

「もう準備いいでしょ……早くあなたの大きいのちょうだい」
「そろそろか…いや、ちょっと待ってろ」

恐らく挿れて欲しいところと言いがかったのだろうが、俺はそんな妻を尻目に引き出しから取り出したゼリーの蓋を外し、指二本をそのゼリーまみれにするとそれを彼女の膣に滑らせたのだ。
予想外の事に悲鳴を上げた妻だったが、傷を付けないように注意しながらも徐々に慣れさせていきながら左手の中指と薬指を埋め込んだ時には既に息が上がっていた。
それ程に未知の感覚は強烈な快感だったのか、俺は目の前で行われた妻の悶える様についに冷静さを失いはじめていたのだ。
俺の一物を妻の中へとねじ込んでからは抑えが利かなくなっていたのだが、それは妻も同様だったと思う。

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あおくん 2024/07/05 22:45

4.交わる男女と出産の時【思春期男女の性の授業】

保健の授業を担当した教諭二名、桐島と田中。
この二人は今回の授業に向けて話し合いを続けているうち、親密な関係となっていた。
意外に男女の関係となり体を交え、 恋人同士となり、 例の授業の後まもなくして桐島の子宮に新たな命が宿っていることがわかった。

「私、最近体調がすぐれなくて…それでね、あの…あなたとの赤ちゃんを妊娠したみたいなの」
「本当か!?いや、その…俺たちはまだ数回しかそういう事をしていないよな?」
「は、はい……」
「でも、妊娠したっていうのは本当なんだよな。そうしたらこれは奇跡としか言いようがない」

そんな愛しい報告に、車の運転席に座る田中は桐島の唇にキスを求めた。
田中の手が彼女の下半身の突起を何度も何度も触り続けながら求め合うキスを交わすと、次第に助手席に座る桐島が下半身丸出しとなる。

「あ、あの……そろそろ止めないと。私、そろそろアソコが限界です」

桐島はソワソワしながら口にする。
それは演技でも何でもなく、太ももや性器を触られながらキスをしている間ずっと我慢していて、ショーツを下げた田中の勃ったペニスの先端からも先走り汁が出始めていることに気づいていたからだ。

「そ、そうだな……俺も我慢できない」
「あんっ!」

助手席のシートを倒し桐島に抱きついた田中は、右手で彼女の胸を掴む。
大きな喘ぎ声と共に彼女は仰け反って、大きな胸がブルンと揺れながら田中のペニスが入り込む陰部へ容赦無くズブズブと挿入された。

「んはああぁあん!はふぁぁぁああ!つ、突いてえぇぇええ!」

ピストン運動を開始した田中の大きなペニスが桐島の膣の奥深くまで突き刺さり、あまりの激しい突き上げで彼女の脳からは思考する能力が一度リセットされていた。

「はぁあん!あんっ!んんんんんぁぁぁぁああん!ひゃあああああああ!」

ガマン汁タラタラな状態の生ペニスでピストン運動を続けている田中は、それでも勢いを緩める事なく突き上げ続け、彼女の表情をニヤケさせながら甲高い喘ぎ声を車内に響かせていた。

「んっ!あぁああん!はぁああん!す、スゴイですぅうう!ああ!」
「こ、これが桐島の中……最高だ」
「いぃいいいいっ!あぁあんあんあんっ!きもぢいぃぃよぉぉ!」

ぐちょぐちょに濡れた割れ目の奥に生ペニスが突き上げられる度に、激しい快感を得てしまう桐島。
そんな状態で二人は絶頂を迎えると彼は桐島の膣からペニスを抜くことなく再びピストン運動を始め、彼女の膣内に精液をたっぷりと注いだ。

「はぁはぁ……す、すごいですぅぅうう!」
「お、俺もだ。こんなに気持ちいいセックスは初めてだ」
「学生には避妊とかオナニーとかあれだけ指導して、私たちはこうやってゴムなしセックスを楽しんじゃってるのよね」
「ああ、だから俺たちはもう学生たちの見本になんかなれなよな」
「そうね、私たちはダメな教師二人よ」
「これからもエッチ楽しもうな。これからは毎日のようにしたい」

桐島は自分から脚を広げて彼を迎えいれながら激しいキスを交わしていた。
しかし、そんな恋人のような二人の時間は後わずか、あと八ヶ月もすれば父と母になるのだ。

————————————

桐島と田中は、自分達が保健の教諭であり、また妊娠がわかる直前には『性の目覚め授業』を行ったことをきっかけに考えていたことがあった。
それは我が子の出産を学生たちに見て学んでもらう事だった。

「いいか? 君たちは去年、桐島先生と俺の授業を受けたはずだ。覚えていると思うが、自慰行為や避妊のこと、それからセックスという行為がどういうことか。そしてどうする事で妊娠して新たな命が誕生するのかを学んだと思う。みんな知っていると思うが、桐島先生…俺の奥さんだが、ついこの間臨月に入った。もういつ出産となってもおかしくないのだが、授業の一環としてこの出産を見学してもらうことになった」
「出産って、どこでするんですか?」
「陣痛が来たら学校に来ることになっている。校長先生にも許可は取った。だが出産を見学してもらうと色々と問題が生じる事がある」
「なんですか?」
「まず出産する為には君たちのお父さんやお母さんの理解が必要になる。君たちの年齢でそういった場面を目にすることに拒否感を見せる親御さんもいるはずなんだ。だからまずは、その許可が必要となる」
「桐島先生の出産、俺は絶対に見たいです!親は俺が説得します」
「先生、私も出産見学したいです」
「俺も!うちは…実は親が妊娠中で弟が産まれるんで、その前にできれば見たいです」

学生が次々と手を挙げる。

「わかった。きっと君たちにとって出産の場面を目にすることは、貴重な経験になることだろう。我々夫婦も、君たちのためになるよう、最善を尽くしたいと思う。桐島にもそう伝えておくよ」

学生たちにとっても、自分たちが学んだ妊娠、出産について興味津々なのだろう。

————————————

そしてやってきたその時。
明け方から陣痛らしき痛みに襲われていた桐島は、朝食をわずかにとりリビングで休んでいたが、かなり痛みが激しくなったようで田中と共にタクシーで学校へ行く事になった。

「いよいよだな…今日産まれるのかね。登校したら、学生たちが驚くな」
「そうね…急に私が行ってこんな状況じゃ、動揺させてしまうかもしれないわね。あの子たちは、中校生って言ってもまだまだ子どもよ」
「ああ。陰毛が生えたり声変わりをしても、所詮まだ子どもだよ。でもこの出産を見ることで、きちんと避妊ができて、命を大事にできる気持ちを持ってくれたら嬉しいよ」
「そうね、意外にもこの出産授業に親御さんたちも『是非』って言ってくれる方が多くて、私も励まされたわ」

こうして学校に着いた時は授業中だったが、学生たちには既に話を通してあったようで皆、教室の環境を整えてくれていた。
そして部屋に桐島を運び、手配していた助産師立会いの下、いよいよ出産が始まった。
陣痛は徐々に強くなっていき、その苦しみは見ていて心が張り裂けそうになるほどだった。
今回こうして夫として出産に立ち会う事が実感できず、何もできずにただ祈ることしか出来ないという悔しさを感じていた。

「奥さん、陣痛は何時頃から始まりました?」
「夜中…もう外は明るくなり始めていたので明け方かと…痛たた……」
内診により指を入れられた桐島の子宮口は刺激により激痛を感じ、既に意識が飛びそうだった。
「だって、早く出てきて欲しいんだもの」
「陣痛の痛みは個人差があるのよ。焦らずにゆっくり……陣痛の間隔が5分になったら、あなたはゆっくりと深呼吸して」

桐島はしっかりとした目で田中の顔と助産師の顔を交互に見ると、ゆっくりと深呼吸を始めた。

「フーッ……フーッ……うー痛い……痛い……」

桐島はもう既に体力を消耗しきっており、手をギュッと握るとぐったりしていた。
そして激しい痛みに耐えるかのように歯を食いしばった。

「ほらっ、呼吸!大丈夫?しっかり酸素吸わないと、意識飛んじゃうよ」
「ハァ……ハァ……フーッフーッ……痛い痛い痛い!痛いのに、まだ産めないの?」
「初産だからまだ時間はかかりそうよ」
「うーっ……ハァハァ……早く会いたいわ、フーッ……」

桐島の体は汗がびっしょりで顔は苦悶に満ち、そして激痛のせいで呼吸はどんどん激しくなっていた。
助産師と立ち会っていた夫の田中、そして校長はその場で話し合い、一度学生たちを教室に帰し、通常の授業を受けさせることにした。
まだまだ出産に至るまでは時間がかかるという助産師の判断だった。
桐島にとって、初めての出産が大々的な授業になることに学生たちの心は高揚していたが、陣痛が進むのを待つべく教室に戻っていった。
その後、体育館には陣痛の苦しみに耐える桐島と助産師、夫の田中しかいなくなった。

「フーッ……フーッ……ハァハァ……」

桐島は陣痛の苦しみにより、額に大量の汗をかいていた。
助産師はその様子を冷静に見ながらメモを取り、そしてまた痛みが襲えば腰を摩る。
時間など気にしている余裕もないくらい痛みは桐島を苦しめていた。

「ハァハァ……うーっ!フーッ……フーッ……痛い……」

あまりの激痛で過呼吸にでもなりそうな桐島に、助産師が声をかける。

「深呼吸して、呼吸を忘れがちよ」

小刻みに呼吸をしながら痛みに堪える姿はあまりにも辛そうで、田中も固唾を飲んで見守る他なかった。
そして時間が経ち助産師が桐島の痛みの様子を確認するが、いつまで経っても子宮口全開の兆しが見えず、助産師も困惑した。

「おかしいわ……もうここまで開いていれば赤ちゃんもだいぶ降りて来てるはずなんだけど…」
「うーっ!痛い……あぁっ…痛ったい…っ、んぅうーーーハァハァ」

桐島の激しい息遣い、そして泣き叫ぶ姿はあまりにも痛々しく、田中も緊張から体が震えていた。

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あおくん 2024/07/01 21:23

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あおくん 2024/06/25 21:18

4.臨月妊婦とのセックス後に経験する、思いがけぬ場所での出産【新婚夫婦の全裸ライフ】

ここ最近、残業続きだったが、今日は定時上がりで夕飯を一緒に食べることを約束していた。
こんな日常の出来事ですら、子どもが誕生すれば難しくなることが想像でき、玄関のドアを開けると俺の帰りを待ち受けていた妻が抱きついてきた。
今日も勿論、ぽっこりと膨らんだお腹、そして焦茶色に色素沈着した大きな乳輪を披露しながら俺を出迎えてくれた。
妊娠十ヶ月、ついに臨月に入った妻にキスをすると、俺は洗面台で手洗いを済ませる。
そしてリビングのソファーへと腰を沈め、ここからは俺も全裸ライフがスタートする。

「…ねぇ、しない?」
「まだ帰って来たばっかりだよ?もう少し休ませてくれる?」

ここ何週間も続いた残業により、実は妻とのセックスは久しい。
正直言うと溜まってるのは事実であり、時に職場のトイレでの自慰行為で発散することもあったが、どこか罪悪感を抱いてしまい満足できるものではなかった。

「あっ、そうだ。今日の検診で赤ちゃんの逆子、直ってたよ」
「よかったじゃん!」

安定期に入り体調が落ち着いていたのは良かったが、お腹の子が逆子のまま大きくなっていることがわかり、妻はずっと色々な方法を試していた。
産婦人科で習った逆子体操や、お灸なんかも試し、出来ることは何でもやってきた。
しかし両親の思いは届かずここまで逆子のままだったのだが、臨月に入ってやっと頭が下を向いてくれたのだ。
思わず俺は勢いよく立ち上がり、妻を強く抱きしめた。

「びっくりしたぁ……もう!」
「ごめん…でもこれで帝王切開じゃなくて良いんだよな。良かった…由紀が分娩台で出産する姿を見たかったから、本当に嬉しいよ」
「私も嬉しいよ。だって和也に出産に立ち会ってもらえるんだもん。赤ちゃんが産まれる時に家族が揃って迎え入れてあげられるの、夢だったの」

帝王切開でも俺たち夫婦の子であることは変わらないのだが、俺は以前の産院見学で経験してしまった、あの分娩時のエロティックな姿の虜となってしまったのだ。
あの時目にしたのは妻ではない女性だったが、喘ぎ、踏ん張り、身体をよじる姿は正直興奮度が高かった。
すると妻は、まだ脱ぎ終えていなかった俺のスラックスのベルトをカチャカチャと音を立てて外すと一気に下着ごと下ろし、まだ反応していない俺の下半身を取り出した。

「和也のココ、舐めていい?」
「いや……先に風呂入った方がいいだろ。それに今日はご馳走食べさせてくれてるんじゃないの?」
「でも、和也が帰ってきたら…欲しくなっちゃったの」

俺は何も反論できずにいると、中途半端だった下半身の衣類を脱ぎ捨てると、妻は俺の先端にキスをし、そのままたっぷりの唾液と共に俺の男根を口に含んだ。

「っはぁ……由紀……んぁ、すげぇ気持ちいいんだけど」
「んっ…和也のこと好きよ……大好きっ」

俺も妻の胸を下から持ち上げるようにして揉みしだき、胸の頂を指でキュッと摘まんだ。
妻は乳首の先端から広がる快感に顔を歪めて、俺の男根を喉の奥まで飲み込んだ。
ジュポジュポという水音に触発され、俺自身も次第に膨張して大きくなっていくのがわかる。

「由紀、立って……」

俺はソファーに座ったまま妻の身体を引き寄せて、机の上に押し倒した。
少し冷んやりとした机が、妻の火照った体温を奪っていく。
それでも汗ばんでくる妻の身体は、興奮が高まっている証拠だ。
ブラジャーをしていれば、きっとはみ出てしまうのだろうと思われるサイズの乳輪の中央にある突起を指で摘む。

「ねぇ……和也……赤ちゃん居るのに……私の身体を愛してくれる?」
「俺はそんな由紀を愛してるんだ。そのままの姿で何の問題もないよ」
「んぅ……赤ちゃんが、あっ…動いてるっ!ふぁ……んんんっ」
「きっと一緒に感じてるんだろうな」

俺は妻の濡れた蜜壺へ中指と人差し指をゆっくりと挿入した。
既に中は熱く、まるで別の生き物のように蠢いていて、妻が全身で俺を求めているのが伝わってきた。
早く入りたい…妻の中に俺の肉棒を埋め込んで、その体内で果てたいという欲望が一気に込み上げてくる。
しかしそれとは裏腹に、中に刺激を受ける度に震え、喘ぎながら蜜を垂らす妻の姿が愛しくもあった。
今日は夫婦の交わりよりもゆっくりと時間をかけてお互いに絶頂したいと思い、一気に指を抜いて自分自身男根を掴むと妻の蜜壺の入り口へと当てがった。

「挿れるよ?」
「うん……早く……和也が欲しい」

少しずつ腰に力を入れ、妻の膣口を押し開くように挿入していく。
俺を迎えるようにキツく締め付けてくる中は熱く、まだ先端しか入っていないのに俺の全身に快感が走る。

「ああぁっ……由紀の中、凄い締め付けてくる……」
「ふぁっ!はぁっ!久々だから……身体が痺れちゃうっ!」
まるで絡み付いてくるような視線で腰をくねらせる妻は淫猥で綺麗だった。その姿を上から見ると、色白の肌にたわわに実った柔らかな胸は汗ばんで乳首がピンと上を向いており、全てが俺の興奮材料だった。
一気に腰を打ち付けると、奥に当たると同時に妻が高い声で喘いだ。
「ひぃんっ!あぁっ!」
「はぁっ……はぁ……気持ちいいっ」
ゆっくりと腰を動かして子宮口を刺激しながら、妻の唇に吸い寄せられるようにキスをすると、彼女の舌を自分の舌で絡めとりお互いの唾液を交換し合うような淫靡な口付けを繰り返す。
「ふぅっ……はぁっ!イ、イクっ!」
「はぁっ!あぁっ!んっ!!」
妻は俺の背中に爪を立てながら、強い快感にひたすら耐える。
締め付けが一層強くなり、俺も限界に達しそうになる。
「っはぁ……由紀の中、イクよ?中出しても良い?」
「いいよっ!中にいっぱい頂戴っ!」
俺は妻の両足を抱え込むと更に腰を密着させ、彼女の最奥へと腰を打ちつけた。
そしてその瞬間、熱く火照った体内へ俺自身の欲望を全て吐き出した。
するとそれと同時に妻も身体を痙攣させて絶頂を迎えたようだったものの、まだ俺の欲望はおさまらないようですぐに頭を上にして元気を取り戻す。
「はぁっ……あぁ、和也ぁ……」
「もっと由紀の中に居たいんだ」
「うんっ!ちょうだい?いっぱい欲しいの……」
俺の背中に腕を回してしがみついた妻は、汗ばんで前髪が額に張り付いている。俺はそんな妻を気遣って一度欲望を抜くと彼女を仰向けに寝かせた。
すると敏感になった妻の胸の突起はピンク色に染まっていて、その光景を見ただけでも自身が熱く太っていくのを感じた俺は直ぐさま彼女の中へ挿入した。
「はぁっ……んぁ……」
「由紀、クリトリスが震えてるね」
「だってぇ、気持ちいいんだもんっ…」


妻のお腹は臨月ならではの膨らみで、そのお臍の下辺りまで俺の欲が突き刺さっていることに気がつくと、俺は再びピストンを始めた。
中に入ったままの蜜が溢れ出ているおかげでスムーズに腰を動かすと、先程一度果てたからだろうか一気に射精感がこみ上げてくるのを感じた。
するとそれに合わせるように、妻も身体を捻らせ再び絶頂を迎えたようだ。

「もう俺、流石にもうムリだ…」
「お仕事で疲れてるのに、いっぱい頑張ってくれてありがと。私、幸せよ」

妻は心から幸せそうな顔で俺に気持ちを伝えてくれ、その素直さが本当に愛しい。
その後、俺たちはいつも通り裸の姿で夕食の準備を始めると、日中一人で沢山の料理を用意してくれていたのだと知り、空腹を早く満たしたくて仕方なかった。
今日は早く帰宅すると伝えていた俺との約束を果たすため、用意してくれていた料理は手間暇かけたのだと分かるメニューばかりだった。
中でも手作りのローストビーフは最高に美味しくて、俺は綺麗に平らげてしまった。

「ごちそうさまでした。こんな美味しい料理が毎日食べれるなんて、俺は本当に幸せ者だよ」

「その言葉そのままお返しするよ。私だって、幸せだもん。しっかり稼いでくれて、カッコよくて、和也は絶対にこの子にデレデレになるわよね」

そう、妻のお腹の中の子は女の子なのだ。
食後のコーヒーを飲みながら、二人でソファに座るとこれからのことを語り合った。
出産を終え、家に赤ちゃんが帰って来たらきっと大変だろうし、我慢も増えるのだと思う。
だけどそんなことを一つずつ乗り越え、夫婦としての絆を深めていきたいと思いながら、華奢なその手を握りしめた。
その後、風呂に入ろうと準備を進めていると、妻の様子が何だかおかしいことに気づく。

「痛た…」
「どうした?どこが痛む?」
「これ、何だろうね…膣の奥の方がキューって締まるような感じがするの。腰も痛いし、さっきのエッチでちょっと無理しすぎちゃったかしらね」
「陣痛ってことか?」
「もう、いつ産まれても大丈夫なんだけど…どういう痛みが陣痛なのか、よくわからないのよ。あぁっ、痛いっ…」

痛いと言いながらもまだ余裕がありそうだが、先程見た妻のお腹の様子から、いつ産まれてもおかしくはない。
とりあえず病院に電話を入れることにして、妻は自ら連絡を取り始めた。
急いでかかりつけの産婦人科に電話すると、ちょうど今夜は担当の先生がいるらしい。
だが、初産ということ、そして陣痛だとしても痛みの間隔がまだ長いことから、まだ自宅で様子を見るようにという事だった。

「お迎え棒って言葉があるけど…ふぅ、んっ…本当にセックスすると陣痛につながるのかもね。半信半疑だったけど、臨月でこういう状況になれば信じないわけにもいかないわ…」
「このまま頑張って、一緒に乗り越えような。俺たちの可愛い赤ちゃんが待ってるからな」

痛みで身体が熱を持つのか、全身が熱いと訴える妻は保冷剤をタオルに包んで額に押し当てる。
痛みによる冷や汗が止まらないと言うが、その保冷剤は心地よいらしく、妻は息を整えるように胸を撫で下ろした。
裸でいることで、胎動も外から見ていてよくわかる。
しかし、今のお腹の張り具合はやはりこのまま出産繋がるような気がしていた。

【 陣痛プラン1100 】プラン以上限定 支援額:1,100円

4話のラストまでお読みいただけます。

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