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種付けの記事 (6)

あおくん 2024/07/12 20:58

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あおくん 2024/07/09 22:54

2.子作りセックスの再開に盛り上がる夫婦の熱い交わり【セックスレス夫婦の出した結論】

「はぁ、はぁ……はぁ、っはぁ……愛してるよ…」
「はぁ、あっ!ん゛っ、ん…!ハァン…あっ、あん、ん…はっ」

ソファの上で膝を立てた俺の上に座り込み、荒い呼吸を繰り返す妻。
その汗ばんだ体に腕を回した俺は、妻の胸を掴みながら更に下から己を打ち付けていった。
パン!パン!と淫らな音を立てながら、二人の体には汗が珠のように浮いているが、それを気にする余裕などお互いにあるはずもなかった。
妻はそんな快感から逃れようと体を前に揺らしていくためか自然と腰が動きだした事だろう、一物を深く迎え入れるように尻が下がり、俺はより一層その締め付けを強く感じながらそのまま妻の中へと射精したのだ。

「あっ……んぅ、ん」

その瞬間に妻が反射的に仰け反った事で、ペニスが持っていかれるような快感を受け、その後はびちゃりと妻の股の間から透明な液体が流れ落ちてきたのだ。
それは紛れもなく俺との行為で流した体液なのだが、妻のそれは思った以上に量が多く瞬く間にシーツをぐっしょりと濡らしていく。
どうやら俺が激しく動いたせいで布との摩擦で感じたのだろう。

「潮吹いたんだね?」
「気持ちよくて……吹いちゃった」

後ろから覗き込みつつ言う俺に、妻は恥ずかしそうに頷き、俺へ顔を傾けると、舌を出してくる妻にキスをして、俺は妻を仰向けにしてその上に覆いかぶさった。
外が暗さと共に静けさを伴ってきた頃には、お互い汗だくになってしまいまともに動く事も出来なくなっていた。
生でしたということで、何度も放たれた精液を受け止めた妻の子宮は大変な事になっているだろう。
お互いに疲労感から喋る元気もなく、ただ黙って時が流れていく。
そんな中でも妻は俺に寄りかかってきては幸せそうな笑みを浮かべていた。

「ねぇ……」
「ん?どうした?」
「引き出しに入ってるコンドーム、もう古いし使うことはないわよね?」
「赤ちゃんを作るって決めたんだから、当然だろ」

俺が当然のように返すと、妻は一瞬驚いたような表情を浮かべた後にすぐに嬉しそうに俺に抱き着いてきた。
何がそんなに嬉しいのか良く分からないが妻の機嫌が良くなったので良しとしよう。
本当ならば俺だって妻をずっと抱きたかったが、子どもたちの事、それに仕事の事など妻の疲労も感じていたし、それは自分も同じだった。
とっくに避妊具など必要なく、セックスをしたいという妻の思いを、本当は俺も知っていたのだ。
だけどお互いにそんな余裕はなく、そのうちそういう時間を作っていければそれで良いと考えていた。
だがこうして俺との赤ちゃんが欲しいとはっきり意思を示してくれたのであれば話は別だ。
俺は妻を引き寄せてキスをすると、そのまま横になるのだった。

「もう一回しておく?俺、久しぶりにお前とエッチできて、まだ興奮してるんだ」
「それも良いけれど……私もあなたをもっと気持ちよくさせたいの」
「分かった。じゃあ、今度は俺が横になるからいっぱいフェラしてくれ」

俺の言葉に頷いた妻は俺の股の間に潜り込み、いきり立った一物を口に含んでくれる。
妻のフェラはお世辞にも上手いとは言えないが、俺に気持ちよくなってもらいたいという想いが伝わってくるその行為に興奮するのも確かだった。
口を窄めて、どうにか口内に収めようとする妻が懸命に頭を動かしてくれる姿を見て可愛いなと思うと同時に、早く妻ともう一度したいという気持ちでいっぱいになる。

「気持ちいい?おちんちん、ビンビンね…こんなに真っ赤に腫らして可愛いわ」
「あ、ああ……っ、ふ……もういいよ。こっちにおいで」
「きゃっ!?ちょ、ちょっと!きゃあ!」

フェラを続ける妻の体を抱え上げるとソファに押し倒す。
そしてその上に覆い被さりながら妻の顔を見ると頬を上気させて瞳を潤ませているのに気付いた俺は、ニヤリと口角を吊り上げた。
そして妻も笑みを浮かべた。
その笑みには、ただ純粋に俺を求めてくれているような気配がありこちらも嬉しくなり、俺は妻を抱きしめてキスをしそのまま行為へと及ぶ事になった。

「んっ……んふぅ」

妻の豊満な乳房を揉みしだきつつ俺は妻の口へ舌を入れていくと、初めは驚いた様子を見せていた妻もすぐに俺を迎え入れてくれて、お互いの舌が絡み合った。
時折口を離しては荒く呼吸を繰り返しながら何度もキスを繰り返す内に段々と気分が高まっていき、俺が乳首を摘むと妻はビクンと体を震わせる。
そんな妻の姿に興奮した俺が再び下半身の突起をさらけ出すと、妻もそれに応えるように股を開いた。

「あっ……入って、きたぁああん!」
「うぅ、これは……やばいな」

すっかり濡れて解れた妻の中へ肉棒を突き入れると、熱く蕩けるような肉壁が包み込むように俺のものを包み込んでくる。
初めて感じる妻の中の感触に思わず腰が引けそうになるが、妻は逃すまいと俺の背中に手を回してしがみついてきた。

「ふぁっ!あっああん!あなたのおちんちん……気持ち良いのぉ!」
「俺もだ……そろそろ動くぞ?」

俺の返事を聞いた妻が頷いたのを確認すると、俺は腰を振り始める。
最初はゆっくりと動いていたが徐々にそのスピードを上げていくと、俺と妻の体がぶつかり合う音が部屋中に響いた。
膣内で感じる妻の表情は既に、全身が快楽に染まっていた。

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あおくん 2024/06/25 21:18

4.臨月妊婦とのセックス後に経験する、思いがけぬ場所での出産【新婚夫婦の全裸ライフ】

ここ最近、残業続きだったが、今日は定時上がりで夕飯を一緒に食べることを約束していた。
こんな日常の出来事ですら、子どもが誕生すれば難しくなることが想像でき、玄関のドアを開けると俺の帰りを待ち受けていた妻が抱きついてきた。
今日も勿論、ぽっこりと膨らんだお腹、そして焦茶色に色素沈着した大きな乳輪を披露しながら俺を出迎えてくれた。
妊娠十ヶ月、ついに臨月に入った妻にキスをすると、俺は洗面台で手洗いを済ませる。
そしてリビングのソファーへと腰を沈め、ここからは俺も全裸ライフがスタートする。

「…ねぇ、しない?」
「まだ帰って来たばっかりだよ?もう少し休ませてくれる?」

ここ何週間も続いた残業により、実は妻とのセックスは久しい。
正直言うと溜まってるのは事実であり、時に職場のトイレでの自慰行為で発散することもあったが、どこか罪悪感を抱いてしまい満足できるものではなかった。

「あっ、そうだ。今日の検診で赤ちゃんの逆子、直ってたよ」
「よかったじゃん!」

安定期に入り体調が落ち着いていたのは良かったが、お腹の子が逆子のまま大きくなっていることがわかり、妻はずっと色々な方法を試していた。
産婦人科で習った逆子体操や、お灸なんかも試し、出来ることは何でもやってきた。
しかし両親の思いは届かずここまで逆子のままだったのだが、臨月に入ってやっと頭が下を向いてくれたのだ。
思わず俺は勢いよく立ち上がり、妻を強く抱きしめた。

「びっくりしたぁ……もう!」
「ごめん…でもこれで帝王切開じゃなくて良いんだよな。良かった…由紀が分娩台で出産する姿を見たかったから、本当に嬉しいよ」
「私も嬉しいよ。だって和也に出産に立ち会ってもらえるんだもん。赤ちゃんが産まれる時に家族が揃って迎え入れてあげられるの、夢だったの」

帝王切開でも俺たち夫婦の子であることは変わらないのだが、俺は以前の産院見学で経験してしまった、あの分娩時のエロティックな姿の虜となってしまったのだ。
あの時目にしたのは妻ではない女性だったが、喘ぎ、踏ん張り、身体をよじる姿は正直興奮度が高かった。
すると妻は、まだ脱ぎ終えていなかった俺のスラックスのベルトをカチャカチャと音を立てて外すと一気に下着ごと下ろし、まだ反応していない俺の下半身を取り出した。

「和也のココ、舐めていい?」
「いや……先に風呂入った方がいいだろ。それに今日はご馳走食べさせてくれてるんじゃないの?」
「でも、和也が帰ってきたら…欲しくなっちゃったの」

俺は何も反論できずにいると、中途半端だった下半身の衣類を脱ぎ捨てると、妻は俺の先端にキスをし、そのままたっぷりの唾液と共に俺の男根を口に含んだ。

「っはぁ……由紀……んぁ、すげぇ気持ちいいんだけど」
「んっ…和也のこと好きよ……大好きっ」

俺も妻の胸を下から持ち上げるようにして揉みしだき、胸の頂を指でキュッと摘まんだ。
妻は乳首の先端から広がる快感に顔を歪めて、俺の男根を喉の奥まで飲み込んだ。
ジュポジュポという水音に触発され、俺自身も次第に膨張して大きくなっていくのがわかる。

「由紀、立って……」

俺はソファーに座ったまま妻の身体を引き寄せて、机の上に押し倒した。
少し冷んやりとした机が、妻の火照った体温を奪っていく。
それでも汗ばんでくる妻の身体は、興奮が高まっている証拠だ。
ブラジャーをしていれば、きっとはみ出てしまうのだろうと思われるサイズの乳輪の中央にある突起を指で摘む。

「ねぇ……和也……赤ちゃん居るのに……私の身体を愛してくれる?」
「俺はそんな由紀を愛してるんだ。そのままの姿で何の問題もないよ」
「んぅ……赤ちゃんが、あっ…動いてるっ!ふぁ……んんんっ」
「きっと一緒に感じてるんだろうな」

俺は妻の濡れた蜜壺へ中指と人差し指をゆっくりと挿入した。
既に中は熱く、まるで別の生き物のように蠢いていて、妻が全身で俺を求めているのが伝わってきた。
早く入りたい…妻の中に俺の肉棒を埋め込んで、その体内で果てたいという欲望が一気に込み上げてくる。
しかしそれとは裏腹に、中に刺激を受ける度に震え、喘ぎながら蜜を垂らす妻の姿が愛しくもあった。
今日は夫婦の交わりよりもゆっくりと時間をかけてお互いに絶頂したいと思い、一気に指を抜いて自分自身男根を掴むと妻の蜜壺の入り口へと当てがった。

「挿れるよ?」
「うん……早く……和也が欲しい」

少しずつ腰に力を入れ、妻の膣口を押し開くように挿入していく。
俺を迎えるようにキツく締め付けてくる中は熱く、まだ先端しか入っていないのに俺の全身に快感が走る。

「ああぁっ……由紀の中、凄い締め付けてくる……」
「ふぁっ!はぁっ!久々だから……身体が痺れちゃうっ!」
まるで絡み付いてくるような視線で腰をくねらせる妻は淫猥で綺麗だった。その姿を上から見ると、色白の肌にたわわに実った柔らかな胸は汗ばんで乳首がピンと上を向いており、全てが俺の興奮材料だった。
一気に腰を打ち付けると、奥に当たると同時に妻が高い声で喘いだ。
「ひぃんっ!あぁっ!」
「はぁっ……はぁ……気持ちいいっ」
ゆっくりと腰を動かして子宮口を刺激しながら、妻の唇に吸い寄せられるようにキスをすると、彼女の舌を自分の舌で絡めとりお互いの唾液を交換し合うような淫靡な口付けを繰り返す。
「ふぅっ……はぁっ!イ、イクっ!」
「はぁっ!あぁっ!んっ!!」
妻は俺の背中に爪を立てながら、強い快感にひたすら耐える。
締め付けが一層強くなり、俺も限界に達しそうになる。
「っはぁ……由紀の中、イクよ?中出しても良い?」
「いいよっ!中にいっぱい頂戴っ!」
俺は妻の両足を抱え込むと更に腰を密着させ、彼女の最奥へと腰を打ちつけた。
そしてその瞬間、熱く火照った体内へ俺自身の欲望を全て吐き出した。
するとそれと同時に妻も身体を痙攣させて絶頂を迎えたようだったものの、まだ俺の欲望はおさまらないようですぐに頭を上にして元気を取り戻す。
「はぁっ……あぁ、和也ぁ……」
「もっと由紀の中に居たいんだ」
「うんっ!ちょうだい?いっぱい欲しいの……」
俺の背中に腕を回してしがみついた妻は、汗ばんで前髪が額に張り付いている。俺はそんな妻を気遣って一度欲望を抜くと彼女を仰向けに寝かせた。
すると敏感になった妻の胸の突起はピンク色に染まっていて、その光景を見ただけでも自身が熱く太っていくのを感じた俺は直ぐさま彼女の中へ挿入した。
「はぁっ……んぁ……」
「由紀、クリトリスが震えてるね」
「だってぇ、気持ちいいんだもんっ…」


妻のお腹は臨月ならではの膨らみで、そのお臍の下辺りまで俺の欲が突き刺さっていることに気がつくと、俺は再びピストンを始めた。
中に入ったままの蜜が溢れ出ているおかげでスムーズに腰を動かすと、先程一度果てたからだろうか一気に射精感がこみ上げてくるのを感じた。
するとそれに合わせるように、妻も身体を捻らせ再び絶頂を迎えたようだ。

「もう俺、流石にもうムリだ…」
「お仕事で疲れてるのに、いっぱい頑張ってくれてありがと。私、幸せよ」

妻は心から幸せそうな顔で俺に気持ちを伝えてくれ、その素直さが本当に愛しい。
その後、俺たちはいつも通り裸の姿で夕食の準備を始めると、日中一人で沢山の料理を用意してくれていたのだと知り、空腹を早く満たしたくて仕方なかった。
今日は早く帰宅すると伝えていた俺との約束を果たすため、用意してくれていた料理は手間暇かけたのだと分かるメニューばかりだった。
中でも手作りのローストビーフは最高に美味しくて、俺は綺麗に平らげてしまった。

「ごちそうさまでした。こんな美味しい料理が毎日食べれるなんて、俺は本当に幸せ者だよ」

「その言葉そのままお返しするよ。私だって、幸せだもん。しっかり稼いでくれて、カッコよくて、和也は絶対にこの子にデレデレになるわよね」

そう、妻のお腹の中の子は女の子なのだ。
食後のコーヒーを飲みながら、二人でソファに座るとこれからのことを語り合った。
出産を終え、家に赤ちゃんが帰って来たらきっと大変だろうし、我慢も増えるのだと思う。
だけどそんなことを一つずつ乗り越え、夫婦としての絆を深めていきたいと思いながら、華奢なその手を握りしめた。
その後、風呂に入ろうと準備を進めていると、妻の様子が何だかおかしいことに気づく。

「痛た…」
「どうした?どこが痛む?」
「これ、何だろうね…膣の奥の方がキューって締まるような感じがするの。腰も痛いし、さっきのエッチでちょっと無理しすぎちゃったかしらね」
「陣痛ってことか?」
「もう、いつ産まれても大丈夫なんだけど…どういう痛みが陣痛なのか、よくわからないのよ。あぁっ、痛いっ…」

痛いと言いながらもまだ余裕がありそうだが、先程見た妻のお腹の様子から、いつ産まれてもおかしくはない。
とりあえず病院に電話を入れることにして、妻は自ら連絡を取り始めた。
急いでかかりつけの産婦人科に電話すると、ちょうど今夜は担当の先生がいるらしい。
だが、初産ということ、そして陣痛だとしても痛みの間隔がまだ長いことから、まだ自宅で様子を見るようにという事だった。

「お迎え棒って言葉があるけど…ふぅ、んっ…本当にセックスすると陣痛につながるのかもね。半信半疑だったけど、臨月でこういう状況になれば信じないわけにもいかないわ…」
「このまま頑張って、一緒に乗り越えような。俺たちの可愛い赤ちゃんが待ってるからな」

痛みで身体が熱を持つのか、全身が熱いと訴える妻は保冷剤をタオルに包んで額に押し当てる。
痛みによる冷や汗が止まらないと言うが、その保冷剤は心地よいらしく、妻は息を整えるように胸を撫で下ろした。
裸でいることで、胎動も外から見ていてよくわかる。
しかし、今のお腹の張り具合はやはりこのまま出産繋がるような気がしていた。

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あおくん 2024/04/16 21:52

1.妊娠疑惑の妻に求められるセックスへの対応方法【新婚夫婦の全裸ライフ】

基本、家にいるときは下着も服も身につけず、全裸で過ごしている俺たち夫婦は、まだ新婚ホヤホヤ。
初めはそんな生活に恥じらいを見せていた妻も結婚して一緒に暮らすようになり、半年も経てば間慣れしてしまうようで、こうして俺の目の前で下着姿を晒すことも、抵抗無くできるようになっていった。
しかし、恥じらいが全く無くなったわけではないのだろう。
そんな妻は今……

「う~ん……」

下唇を突き出して、自身の体に何やら不安があるようで唸り声を上げていた。
俺は妻の隣に腰を下ろしながら尋ねてみる。

「どうかした?」
「胸がちょっと痛いの。生理前だからかな?」

すると妻はこちらに顔をむけることもなく答えた。
その答えに俺はなるほどと納得する。
女性の体は繊細で、ホルモンバランスが体調に大きく影響を及ぼすが、胸が痛む原因は十中八九ホルモンバランスのせいだろう。
普段ならばあまり気にならなくとも、気分が落ちているときや生理前になると、このように胸に違和感が出るということもままあるのだという。
だから特に心配はないはずなのだが。
そんな俺の様子に何を思ったのか、妻はますます体を俺の方へと向け自分の正面を俺に見せた。

「ちょっと私のおっぱい触ってみてよ」
「ちょっ、待った!」

こちらに胸を見せようとする妻の行動を俺はすぐさま制した。
俺の静止の声に妻はまるで見てはいけないものを見てしまったかのような驚いた顔を見せた。

「急にどうしたの?」

夫とは言え、何の前触れもなく胸を触らせてこようとする妻に対してそう告げると、彼女は両手で胸を隠しながらジト目で俺を見つめてきた。
だがそんなことを言われても、別に変な気持ちで止めたわけではない。
妻の体は別に見るのも触れるのも俺の自由だ。
しかし、妻の表情はまだ口にしていない何かを言いたそうな顔をしているのだ。

「あのね、実は妊娠したかもしれないの。生理は来そうなんだけど、なかなか来なくって。なんとなくそんな感じがするんだよね」
「あ、あぁ……でもまだわからないんだよね?」

妊娠という言葉を聞いて、俺はなんだか納得してしまった。
そう言われてみれば以前に比べると、妻の胸は柔らかさを増して大きくなっているような気がする。
ただ、生理前は普段からそんなような事をよく口にしているような気がするし、これもその前触れなのではないかとも思う。
後から知った事だが、調べてみると胸が痛む原因はホルモンバランスのせいだけではないのかもしれない。
そう、妊娠初期の兆候ともいえる症状なのだ。
そんな妻の言葉に納得した俺ではあるが、あまり驚いた様子は見せなかったことで、やはり何か言いたいような顔をしている。

「ねぇ、赤ちゃんが出来てるかもしれないのに反応薄くない?」
「いや……」

そんなつもりはなかったのだが、そう見えてしまったのかもしれない。
妻は少しだけ考え込むような仕草を見せたかと思うと、頭を動かして俺ではないどこかを見つめ、呟くように言葉を口にする。

「もしかして……浮気してる?」

そんな突拍子もない妻の呟きに俺は思わず大きく目を見開いた。
なぜそんな勘違いをしたのか? 俺が驚いている間に妻の視線は俺の顔へとむけられる。そしてこちらの様子をうかがいながら言葉を続けた。
「最近なんだか変わったよね。いつも私のことを気遣ってくれるような言動だったのに、今はなんかよそよそしいって言うか、最近帰りも遅いし」

なるほど、浮気を疑われた原因が理解できた。
妊娠したかもしれないと不安な様子を見せている妻に対して、今の俺は軽い返事ばかりをしすぎたようだ。
妻の推測は実に的を得ているのではないかと思う。
しかし俺にそんな気は一切ないし、ましてや妻以外を本気で好きになるなどあり得ないのだ。
そんな思いからか俺の口は考えるよりも先に言葉を紡いでいた。

「由紀ちゃんしか見てないよ」
「本当?」
「当たり前だろ」

すると妻は一瞬驚いた顔を見せ、しかしすぐにその表情は満面の笑みへと変わった。
「あのね、私、エッチしたいの」

妻は突然そんなことを言い出した。
妻の言葉に俺は耳を疑った。そして、同時に言葉の意味を理解すると同時に、俺の興奮が高まっていくのがわかった。
それよりもこんな真昼間からなんてことを言うのだろうかと、俺は心の中でため息をついたのだが、ここでふと疑問が湧いた。
それは、妊娠しているかもしれない人とセックスをしても大丈夫なのかということ。
もちろん、セックスという行為がどんなことなのか知っている。
しかし、それが本当に妊娠した体にとって良い事なのかはわからない。
昔からそのような行為により人類が増えてきたわけだが、新たな命を宿しているかもしれない子宮の手前側に、ペニスを突っ込んで腰を振る、そんな行為が許されるのか不安に思ったのだ。
そんな俺の疑問を表情から読み取ったのか、妻は小さく笑った。

「わかってるよ?不安なら……やめておく?」
「いや……」

妻に言葉に俺は首を横に振った。
そんな俺の言葉に妻は嬉しそうに俺に抱きついてき、妻の体は心なしか普段よりも温かい気がした。
それもそのはずだろう、妊婦は基礎体温が高くなるのだ。
とにかく今は妻のご希望通り、セックスをすることにした。

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あおくん 2024/03/26 22:11

4.妊娠七ヶ月での破水、一人きりの出産と未知の出産過程【スポーツクラブ勤務カップルの秘密の恋愛】

すでに職場への妊娠報告も済ませ、当然ながら驚かれたのだが、お腹の子の父親が誰なのかを打ち明けると応援してくれる人ばかりで心強かった。
私はいつも通り仕事を終えて帰宅すると、今日はバタバタしていたせいかお腹がとても固い。
リラックスするためにのんびりお風呂に入り、その後は少しだけ彼と電話をして早めに眠ることにした。
これから、一人で眠りにつくこんな日が増えるのかと思うと寂しくなったが、今は赤ちゃんを守ることを第一に考えなければならない。
彼には申し訳ないが、私はすでに母親としての母性が目覚めてしまっていた。
もう、私の一番は大輝ではなくなっていたのだ。

「どうしたの?君は元気に動いてるのに、こんなにママのお腹はカチカチだよ?」

一人でお腹の子に話しかけながら、私は眠りについた。
それから一時間ほどたった頃だろうか、お腹の痛みを感じて目が覚めてしまった。

「んっ……痛い。今日は忙しかったし、動きすぎたかな…洗濯物畳んで、早く寝ちゃおうっと」

やるべき事をこなしながら、不規則な間隔でジワジワと痛みが襲っている。
久しぶりに感じる生理痛のようなその痛みは、一人でいる不安と寂しさを増幅させた。
大輝がいないと、こんなにも寂しいものなのか。
痛みに耐えながら洗濯を畳み終えた私は、部屋の電気を消してベッドに潜り込んだ。

「明日には帰ってくるもんね。それに寝て起きればお腹の張りだって治ってるよね」

だが、早く眠りにつきたいのに、なかなか痛みは引いてくれなかった。
そんな時、携帯から着信を知らせる音が鳴り始める。
電話の相手はもちろん大輝だった。

「もしもし?」
「七海、大丈夫?明日だけど、家に着くのは夕方過ぎになりそうだ。寂しい想いさせてごめんな?お土産も買って帰るから、待っててよ」
「わかった、気をつけて帰ってきてね。今日ね、新規の入会希望が多くてね、見学の案内とかいっぱい動き回っちゃったせいか疲れちゃったの。お腹もカチカチなんだ」
「大丈夫なのか?明日も仕事だろ?」
「うん、でも寝て起きれば大丈夫だよ」
「そうか?無理するなよ」
「わかってる。大輝も明日頑張ってね」
「なるべく早く帰るから、じゃあな…」

彼との電話を終えた後も生理痛のような鈍痛が続いたが、眠気に限界を感じていると、私はいつの間にか眠りについていた。
翌朝目覚めた私は、いつもとは違う痛みを感じた。
お腹の張りは治まっておらず、足の付け根辺りを誰かに触られているような感覚だ。
私は不安に襲われながらもベッドから起き上がると、姿勢を変えたお陰か少し痛みは和らいだ気がする。
この時期の痛みは大丈夫なものなのか、病院に連絡を入れるべきなのか迷いつつスマホで情報を得ていると、妊娠後期になると前駆陣痛と呼ばれる本陣痛に似たような痛みに襲われるらしい。
だが、私にはまだ早い。

それでも妊娠中期や妊娠後期に現われると書いてあり、七ヶ月でもその前駆陣痛が無いことはなさそうなのである。
とりあえず今日は仕事を休むことについて、職場に連絡を入れるとそのまま病院へ連絡を入れた。

「昨日の夜からお腹が張っていて、受診した方がいいでしょうか?」
「痛みは耐えられる感じ?間隔はどのくらいかしら?」
「痛みの間隔は二十分くらいでしょうか…生理痛みたいな痛みです」
「そう…もしその痛みが耐えられない程になったり、十五分を切ったらもう一度連絡をくれるかしら?今日は家で安静にしておいて下さいね」

自宅安静の指示を受けたが、病院に連絡を入れたことで何処か安心できた。
私は痛むお腹を摩りながら、お昼ご飯に昨日の残りのスープに焼いたパンを一緒に食べていると、股の辺りがじんわり濡れてきたのがわかった。

「え?私、漏らした…?」
「やっば!お腹が大きくなると、オシッコしたい感覚もわからなくなっちゃうんだ…」

恐る恐る股に手を当て急いでトイレに向かうが、その途中にもどんどん股から水が出てくるのだ。
私はパニックというよりも漏らしてしまった恥ずかしさで、一人の時で良かったと心からそう思った。
その後は自然に尿が漏れ出るのは止まり、スマホを片手にゴロゴロとしているうちに眠ってしまった。
数時間眠り外が薄暗くなり始めた頃、私はそれまでにないお腹の痛みに気づいたのだ。

「何…急に…痛いよぉ……」

どんどんと痛みが強くなり、間隔が短くなる。私は我慢しきれずに痛む場お腹を手のひらで摩るが、そんなことをしても痛みは引くはずもなかった。

「痛い……なんで……こんな急に…あ、ダメ!痛いの来る」

さっき病院に電話した時は『痛みが耐えられない程になったり、十五分を切ったら』と言っていたし、今はそれに該当しないため、私は必死に耐える。
私はベッドの上で前屈みになり、手のひらで必死にお腹を摩るが痛みは治まらず、次第に股の辺りから何かが噴出したのがわかった。

「はぁ……はぁ……これってもしかして赤ちゃん、出てこようとしてる?」

私はここで初めて出産が近づいていることに気づいたのだ。
再び股から溢れ始めた水、これが何なのか調べると破水というのだそう。
てっきり出産というのは、陣痛が来て赤ちゃんが膣口から出てくるのだと思っていたが、オシッコではない水が出てくるとは誰にも教えてもらっていなかった。

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