新作お礼と次回作のふんわり告知など
おはようございます。榎木丸かえでです。
新作出しました。早速多くの方に手に取っていただいているようで感激です。
こちらについて、評価コメントありがとうございました。
気に入っていただけたとのこと、もうめちゃくちゃうれしいです!
毎回、『この男大丈夫かな……?』『大丈夫? ヒロインにこんなひどいことして??』って思いながら書いているので、ヒーローを気に入っていただけると本当にほっとします。むしろもっとやっていいのでしょうか……!?
前作にもレビューをいただき感謝していたのですが、評価コメントなんていう機能があるのをはじめて知りました。
いい機能だ……!
作者にだけちょっとコメントをつたえたい、そんな時のための機能のようです。
私も好きな作家さんの評価時につけてみようと思います。
以下、新作のキャラ設定補足と、次回作についてです。
聖騎士様は悪役令嬢わからせ躾ックスがお好き 設定補足
【ユルゲン・プライセル(ユル)】
年齢:23歳 身長:185cm
政治家一族の出身かつ国王の妾腹の子。幼いころから政治闘争や正妻vs妾の暗闘を見て来たので、政治家の道には進まず神に仕える騎士の道を選んだ。
上記の経緯から『人間、特に女性は怖い』というイメージがあって、恵まれた容姿にも関わらず女性との接点はまったくない。童貞。
兄に迫ろうと群がる女性たちの中で、汚い手を使わず公正に振る舞っていたリーゼに気づいて興味を持つ。
数か月間は彼女のことを遠くから見たり調べたりするだけで我慢していた。
周りにやりたい放題やられているのに仕返ししない我慢強さや、自分と同じようにターゲットになっている弱者令嬢の助けに入ったりするリーゼの心優しさに、気づくとすっかり夢中に。
そのうち、そのほのかな感情はなぜか「あの娘の心がへし折れたらどんな顔をするのだろう……」という謎の方向に進化を遂げていく。
「自分の手でへし折ってやりたい」「かわいそうなあの娘をずっと手もとに置いてかわいがってあげたい」「あの娘にひどいことをしていいのは僕だけ」
心の闇を自覚しつつも抗えず苦しんでいたユルは、一時期リーゼのことをあきらめようとまで思い詰めていた。
ある日、怪我をしたリーゼが心配で、いけないと思いつつ直接声をかけてしまう。結果的にそこで奇跡が噛み合って(天然ボケがふたり合わさって)ストーカー許可証を得てしまうことに……。
次回作について
今のところ関西弁風の言葉を操る悪魔のお兄さん×清純無知聖女で行く予定です。予定です。
関東出身の私に関西弁が書けるのかどうかが一番心配です。
サンプル公開の時ヒーローが標準語しゃべってたら察してください。
あらすじ
森の中の古びた教会で一人暮らしをしているワケアリ聖女さん。
『聖エステルの曜日にだけ森の外に出られる。
森には誰も招いてはならない。』
ふたつのおきてを守って細々と暮らしていた聖女さんですが、ある日、道に迷った『旅の商人』を名乗る身なりのいいお兄さんを教会に招き入れてしまいます。
それは、そのお兄さんが、『昔助けられなかった幼馴染の少年』になんとなく似ていたからです。少年の面影のあるお兄さんに優しく明るく頼まれて、罪悪感から思わずおきてを破ってしまったのでした。
お兄さんは助けてくれたお礼にと、聖女さんの願い事をなんでもひとつ叶えてあげると言ってきます。
『なんでも』と言われ戸惑う聖女さん。
聖女さんは心の中で『あの助けられなかった少年を助けたい』と思いながらも、口にはだせません。
最終的には、お兄さんの柔和な物腰とセールストーク(?)に流され、『最近疲れているので、疲労回復にいい薬草を譲ってください』と頼んでしまうことになります。
すると、お兄さんが薬草は手持ちにないが、疲労回復のマッサージなら得意だと申し出てきて……。
どういう方向性のお話?
悪魔のお兄さんが最初は物腰柔らかく、無知で世間知らずな聖女さんを流してきます。
あれよあれよという間にマッサージからエッチなことまで辿り着いた後、聖女さんの心に入り込んで「契約」を結ばせます。それは、聖女さんの魂を今から、そして死んだ後も永遠にお兄さんのものとする、という契約で……。
契約を結んだ途端豹変してめちゃくちゃに責め立ててくるお兄さんとめちゃくちゃエッチするお話です。
重い話ではないし、ハッピーエンドです。
発売予定
8月上旬
悲しいことにこれより遅くなることはあっても早くなることはないでしょう……!