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お仕置きの記事 (11)

五月雨時雨 2024/04/25 19:30

悪いペットは出口の無い悦楽で罰を施される

「っ! あぁぁぁーっ! も、ゆりゅじでぇっ! ゆるじでぐらじゃいぃぃっ!!」

視界を覆う黒革製の目隠しの下で痛々しく目を見開きつつ、男が舌の回らなくなった口でなりふり構わない哀願の絶叫をひたすらに放っている。
左右の二の腕を胸部に繋ぎ左右の手首を胴体の真後ろに交差させる形で縫い付ける縄を着せられ、膝の上下及び足首と太ももを短く括る縄を施され、足に伸ばすことを禁じている縄達に後から付け足された縄を腕の縄へと遊び無く結合された裸体を情けなく痙攣させながら、自由と抵抗を跡形も無く奪われた男が縄を与えられた直後に見せていた反抗を完全に失った態度で心から慈悲をねだっている。
だが、嬲る男は最高に滑稽な屈服の意思表示を幾ら見聞きしても望まれた許しを認めようとはしない。隷属の立場を拒絶し逃走を図って再び捕らわれた男がこれ以上無く分かりやすい形で反省を表わしても、無慈悲な飼い主の男は罰を終わらせようとはしない。
手も足も出せない。仰向けの体勢から離れることも叶わない。雄々しく逞しく鍛え上げられた裸体をどんなにもがかせても、絶え間無く注がれる仕置きという名の恥辱に嬲られ続けるしか無い。
暴れさせることはもちろん閉じることすらも不可能にされた足の間に顔を埋めている残酷な飼い主の行動をとめたくてもとめられない姿に追いやられた無様な男はもはや、根元まで口に含んだ男根を好き勝手に舐めしゃぶりつつ左右の指先に一つずつ捉えた睾丸を意のままに捏ね回す支配者の思惑に沿った悶絶を晒すだけの存在でしか無いのだ。

「あぁっ! んぁぁぁぁーっ!! もっ、もぉやら! やめでっ、だじゅげでぇぇぇーっ!!」

男根を熱烈に吸い上げ、特に過敏な亀頭を中心にして全体を舐め回す無慈悲な舌が気持ち良い。痛みを感じさせず心地良い悦楽のみを覚えさせる強さで巧みに睾丸を捏ねる指が気持ち良い。
理性が募らせる嫌だとは裏腹に、男の肉体は堪らない快感を際限無く膨らませていく。憎き男に飼われ何もかもを掌握される日々の中で加えられた調教によって変質させられた肉体が抱く悦びに為す術無く翻弄させられている男は、自分の男根を弄ぶ男に股間を押し付ける腰の上下運動を縄に縛り上げられた不自由な身体で繰り返しつつ、甘い至福の極みへとどうすることも出来ずに運ばれていく。
しかし、どれだけ大きな悦びを味わっても男は苦しみから抜け出せない。確かに気持ち良いのに、男は解放感とは真逆のもどかしさを何処までも蓄積させられていく。
そうして積もり積もったもどかしさの重みにひしゃげていた理性と矜持が押し潰された時、男は正義に属する己の肩書きを完全にかなぐり捨てた懇願を発し始めた。
それは、陥落と同じ意味を持つ淫猥な懇願だった。

「おっ、おにぇがいじまずぅぅっ!! おち○ぽ、おち○ぽぐだじゃいぃっ!! おぢり、ほじいのぉっ! ひんこ、だけじゃ……イげないのぉぉぉっ!!」

男根を弄ばれるだけでは、射精には至れない。雌の快感を教え込まれそれ無しでは絶頂に辿り着けない肉体に育てられた男の尻穴は、憎みに憎んでいた存在の男根を請うて疼きに疼いている。
終わりの見えない生殺しに心を砕かれ男根をねだり出した愉快な男を満喫しながら、冷酷な男は要求に沿った慈悲では無く男根と睾丸をいたぶる責めの加速を嬉々としてもたらし絶望と驚愕に歪んだ甘い悲鳴を上げ始めた男に更なる淫蕩な罰を、捜査員としてだけでなく人間として雄としての尊厳を粉々に破壊する絶頂を伴わない快楽の地獄を、悪いペットに叩き込んでいくのだった。

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五月雨時雨 2024/04/25 19:04

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五月雨時雨 2024/04/23 21:09

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五月雨時雨 2024/04/22 19:50

逃れられぬ男は届かぬ助けてを哀しく募らせる

「うぅっ……ん、ぐぅ……」

悔しげな、けれど可能な限りに押し殺した唸りを零しながら、男が裸体を必死にもがかせている。
喉近くまでを貫く形で装着された男根型をした枷に歯を立ててくぐもった声を漏らしながら、男が危機からの脱出を求める行動を一生懸命に試みている。
左右の手首から肘までの部分を囲んで締め上げ背中側で腕の自由を奪う。左右の足首から膝下までをきつく一つにまとめて足を大きく制限する。そんな縛めをもたらす黒革製の器具を耳障りに軋ませつつ床に転がされていた裸体を悶えさせていた男は、身動きを封じた自分を放置しておく場所として選ばれた部屋に置かれていたベッドなどの家具を利用しての努力を積み重ね、長い長い格闘の末にとうとう手足を拘束された裸体を立ち上がらせることに成功した。

「ふぅ……ん、むぐっ」

ようやく、逃走へと繋がる糸口を掴めた。その事実に小さな安堵を抱きつつ、男は部屋の扉へと足を運び始める。
移動の速度と距離を考えれば、的確なのは不自由な足を酷使させての跳躍だ。しかし、下手にそれをしたら今何処にいるのかも分からない自分を拉致した敵達に脱走の計画を悟られてしまう可能性が非常に高い。故に、男は左右を密着させられた足を交互に浮かせ前に運ぶことで行う小さな歩幅での移動で、己を部屋の扉へと進ませていく。

「ん、んふ、むぉっ」

なりふり構わずに繰り返した足掻きのせいで、裸体が火照り息が乱れている。だが、男は休息を一切挟まずに自らを救う努力を継続する。
おそらく、この機会を逃したら二度と敵の手から離れられはしない。憎き敵の手に堕ちた者達の末路を思い起こしながら、男は手足の使用を禁じられた雄々しき裸体をひたすらに頑張らせ男根を揺らめかせつつの不自然な歩行を重ねていく。
そうして焦りと屈辱が一歩ごとに強まる遅々とした移動が何分程続いた頃だろう。男はやっと扉の前に到達し、ドアノブに指を触れさせるべく裸体をその場で回転させ始め、背にした扉から聞こえてきた解錠の音と扉が部屋の外に向かって開く音、そして笑い混じりに浴びせられた無慈悲な言葉にこれ以上無い恐怖と絶望を叩き込まれた。

「捜査員さん、ただいま。無駄な頑張りお疲れ様」
「さてと、それじゃ俺達の本拠地に行く前の調教を始めようか。逃げようとしたことへのお仕置きも兼ねてね」
「うぅぅっ! んもぉぉっ!!」

無自覚に離れようとした裸体の動きを汗ばんだ髪を鷲掴みにする悪の男の手に遮られ、その掴んだ髪を引く無慈悲な手にさっきまでとは大きく違う盛大な音を立てての跳躍を使った移動を強いられながら、十数分前に自分が転がされていた場所へと引き戻された捜査員の男は悪趣味で淫らな責め具を嬉々として見せ付けつつ無防備な乳首や男根をからかうように撫でる敵達の悪意で折られた心に、誰にも届かない助けてを哀しく募らせるのだった。

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五月雨時雨 2024/04/19 21:12

甘い仕置きは無意味な足掻きの果てに叩き込まれる

「んっ……ふぅ、うぐうぅ」

幾ら歯を立てようが、それは容易に噛み千切れる物ではない。仮に努力を重ねた結果として噛み千切ることに成功したとしても、四肢を縛められている状況では脱出は不可能に近いと言わざるを得ない。
しかし、男は諦めること無く口を酷使し首輪と地下室の柱を繋ぐ縄をどうにかして無力化しようと試み続けていた。何故なら、それ以外に自分を危機から救う手段は無いという事実を男は思い知らされてしまっているからだ。

「ふぅ、んぐっ、うぅっ」

男根を除く首から下を隙間無く包み、両手両足に折り畳んだ形を強要する黒色をした醜悪な拘束服をぎちぎちと軋ませながら、男が縄に歯を立て続ける。拘束服に取り付けられている黒い犬の尻尾飾りと繋がっている内側に突き出た男根型の器具が尻穴のより深い位置へと潜り込んでくることもいとわずに床へと腰を下ろした男が、口元を唾液で汚しつつ一生懸命に縄との格闘を繰り返している。
四肢の使用を禁じ、尻穴を絶えず辱める。そんな悪趣味な拘束に裸体の大部分を閉じ込められた男は、希望を信じ逃走に向けた足掻きを積み重ねていた。縄を噛む度に走る歯茎への負担と、離れた場所で発生したその衝撃すらも腸壁への加虐に変換する太く長い偽の男根の甘い攻撃に嬲られながら、男は情けなく勃起させられた男根を揺らめかせつつ己が置かれた状況を少しでも好転させようと試行錯誤していた。
だが、どんなに手を尽くしても状況は変わらない。頑丈な縄は歯の攻撃を一切受け付けず、首輪と柱を結わえる縄が解けたとしても外部から施錠された地下室の扉の通過を困難にさせている拘束服も緩む気配を見せない。
その八方塞がりの状況で諦め悪くもがいていた男の努力は誰が見ても全てが無意味で、そんな無意味な行動を完全に予見していた残酷な男は滑稽なまでの徒労を監視カメラ越しに披露していた無様な男がいる地下室へと訪れながら、絶望に表情を歪め思わず脱力した口から縄を取り落とした悪いペットに罰と称した責め苦を満面の笑みで宣言してしまった。

「ワンちゃん、良い子にしてなさいって言ったでしょう? 縄もこんなにびしょびしょに汚して……全く、悪い子にはお仕置きが必要だね」
「い、嫌だ! 嫌だぁぁぁっ!!」

伸ばせぬ手足をバタバタと振りながら、仕置きを拒絶する絶叫を男が放つ。恐怖に染まった声音で鳴き喚きながら、男が自分との距離を詰めてくる冷酷な主を心から拒む。
無論、主の男がそれを聞き入れる道理は無い。これまで毎日躾けられているというのに、朝晩の食事に混ぜている媚薬の効果で思考と理性を絶えず蝕まれているというのにまだまだ屈辱と恥辱に満ちた生活から抜け出せると思っている気丈なペットへと足を運ぶ主は、最高に育て甲斐のあるペットが紡ぐ耳に心地良い鳴き声を味わいつつ上着の右ポケットから仕置きの為に用意した器具を取り出すとその取り出された物体の正体を察し絶句する愉快なペットを満喫しながら、犬の頭部を模したマスクを抗えぬ男の頭部にすっぽりと被せてしまった。

「あぁっ! あぉ、うあおぉ!」

マスクと一体化している輪状の金具を装着された男の口は、その金具を隠す役割も兼ねている犬の尖った口に似せた部品越しにこもった唸りを放つことしか出来なくされた。マスクの大部分を構成する黒い素材に覆われた男の目は、さっきまでのように周囲の様子を伺うことを不可能にされ恥を捨てた哀願の眼差しを寄せることも叶わない状態へと置かれてしまった。
犬に寄せた尖った口の内側で間抜けに吠える男。頭頂部を彩る犬の耳の飾りと共に頭部を振り乱しながら、視界と言葉を封じる駄目押しの拘束を嫌がり振り払おうとする男。そんな惨めその物な自分だけのペットの姿に興奮を募らせつつ床に座り込んでいた男の肉体に犬らしい四つん這いの格好を取らせた主の男は、左手で尻尾を掴み右手で丸出しの男根を握った自分の意図に気付いてマスクを視認した時よりも絶望の濃い絶句を見せるペットに口角を吊り上げながら、容赦の無い快楽を用いた甘く苦しい罰を嬉々として叩き込み始めた。

「ほぉっ!? あぉ、うあおぉぉっ!!」
「何度も何度も似たような理由でお仕置きされてるのに、君は本当に懲りないねぇ。こうなったら、ずっとそのマスクを付けて、今の四つん這いの体勢を崩せないくらいに狭い檻にいつも閉じ込めて、お尻とおチ○チンを玩具で休まずに気持ち良く苛めてあげようか? そうすれば、ワンちゃんもしっかり諦められるでしょう? どうだい?」
「うぁっ、おぉ! はぉぉぉぉーっ!!」

無慈悲に語られる加虐の計画に戦慄し、これまでの調教がまだ有情な物だったと誤認させられながら限界に達して絶頂する男の痴態を満喫しつつ、飼い主の座に君臨した男は尻尾を掴んだ左手を更に激しく上下左右へと動かし、男根を握った右手を射精を迎えている最中であることなどお構い無しで上下に往復させ、逆らえぬ男にペットとしての自覚と淫蕩な被虐への恐怖と屈服を昨日よりも深く、多く、刻み付けていくのだった。

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