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オナホールの記事 (2)

五月雨時雨 2024/06/22 21:35

欲に堕ちた男は唯一の悦びを無慈悲に没収される

惨めだと分かっていても、快楽の追求を抑えられない。無様だとはっきり理解していても、腰を前後に往復させる行動を堪えられない。
敵の手に堕ちたその日から朝も昼も関係無く、起きている間も失神に至った後も休み無く快感を与えられる生活をもたらされ続けてきた男は、突如として用意された甘い至福が皆無に等しい状況に心と身体を蝕まれ、自分を淫らに作り変えた敵の思惑に沿った情けない腰振りを縛められた裸体で延々と繰り返していた。
どんなに恥を捨てて快楽を貪っても、無慈悲に躾けられた身体は絶頂には到底辿り着けはしないというのに、だ。

「あっ、あぁぁ……イきたい、イぎっ、だいぃ……っ!」

敵に捕獲され好き勝手に嬲られていた時には欠片も抱いていなかった願望を一人きりの監禁部屋に虚しく響かせながら、男が引き結ぶ力も失った口から唾液を垂れ流しつつ腰をヘコヘコと揺らめかせる。
二の腕と胸部を短く繋ぎ左右の手首を背中で交差させた形に維持させる上半身の縄を解こうともせず、足首と太ももを短く括って足に折り畳んだ状態を保たせる下半身の縄との格闘も試みず、それらの縄と部屋の天井に打ち付けられたフックを結わえる後から付け足された縄によって宙に吊るされた裸体をなりふり構わずにくねらせながら、男が腰を一心不乱に振り床に置かれた台から伸びた金属製の細い柱の頂点に取り付けられている薄紫色のオナホールに収めさせられた己の男根に摩擦の刺激をひたすらに注いでいる。
けれど、男は射精にはいつまで経っても至れない。快楽は確かに覚えているのに、射精への渇望は募るばかりで放出の瞬間は情けない頑張りを幾ら重ねても得られない。
憎き敵の手で雌の素質を暴かれ性器に仕立て上げられた尻穴を貫き蹂躙する刺激が無ければ絶頂を迎えられない肉体に育てられた哀れな男は、己の男根を嬲りに嬲ってももどかしさという苦悶しか手に入れられはしないのだ。

「おっ、おぢり、おぢりぃっ! おぢりほじっでぇぇ……! おにぇがい、誰かぁぁぁ……っ!!」

大粒の涙を零しながら、理性を突き崩された男が肛虐をねだる。自らの男根を足りない快楽で苛みながら、誇りを溶かし尽くされた男が尻穴への征服を懇願する。
しかし、無慈悲な敵達はすでに堕ちきっている男にまだ許しを認めない。自分達の組織の計画を幾度となく妨害した男をようやく捕獲し最高の肉奴○という商品に作り変える目的を共有した敵の男達は、かつて捜査員として凜々しい活躍を見せていたとは思えぬ堕落を披露している男のいる部屋に足を運ぶと、最後の瓦解に向けた地獄を何の躊躇いも無く男に施してしまった。

「っ、ひいぃっ!? やら、持ってかないでぇっ!!」

それまで男根を包み不十分とはいえ悦びを得る手助けをしてくれていたオナホールが、自身を支えていた土台と共に取り払われる。
その展開に対して慈悲をもらえるかも知れないという期待ではなく更なる苦悶への恐怖を膨らませ哀願の言葉として表わしている捜査員の無意味な鋭さを嘲笑いながら、悪に属する男達はうるさく喚いている口に穴の空いた黒いギャグボールを噛ませ、一言も発すること無く監禁部屋を後にし真の生殺しに悶え苦しむ捜査員をあらゆる角度から中継するモニターが集まった部屋への帰還を開始してしまった。

「おっ、おえあいひあふぅっ! ひもひいいの、くあはい! いひめへふあひゃいぃぃぃーっ!!」

吊るされた裸体を狂ったように踊らせ、自身が分泌した先走りに塗れても最後まで射精には到達させてもらえなかった限界まで張り詰めている男根を脈動させつつ振り乱しながら再び閉じられた扉の向こうにいる敵達に向かって塞がれた口で淫猥な懇願を不明瞭に叫ぶ。そんな捜査員の声を耳にしながら、冷酷な悪達は今日中の完成を確信しつつ肉欲に溺れ快楽の為ならどんな指示にでも従う淫乱極まりない元捜査員の肉奴○が出来上がる過程を様々な方向から堪能出来る元いた部屋へと足早に移動していくのだった。

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五月雨時雨 2024/05/04 19:45

逆らえぬ男達は悪趣味な機構へと為す術無く運ばれる

視界を覆う黒革製の目隠しの向こうから、何かを設置する音が聞こえてくる。
その正体が何かは分からない。見えない以上、何が設置されているかを把握する術などありはしない。
だが、間違い無く自分達にとって良くない物であることだけは分かる。故に男達は戦慄を胸に募らせながら、裸体をじたばたともがかせ拘束と危機からの脱出をひたすらに求め続けた。
しかし、男達の努力に状況を変える効果など無い。厳重に縛められた裸体をなりふり構わずに暴れさせてみても、それは二人を捕らえ非道の準備を整えている悪の男達に更なる勝利の愉悦を味わわせるだけだ。
左右の手首と二の腕を背中で一つに括り、肘の部分を腹部へと縛り付ける縄は仮に握り拳の維持を強要し指の使用を禁じる黒革製の鍵付き手袋が無かったとしても自力では解けない。足首同士とすね同士、そして太もも同士を短く結合する縄はわずかに残された自由の一つである足の指を幾ら酷使しても振り払えはしない。
手も足も出せない。視界を覆う目隠しと口を喉近くまで貫く男根を模した枷のせいで見ることもしゃべることも許されない。
ありとあらゆる選択肢を取り上げられた男達が裸体を圧迫する縄をぎちぎちと軋ませながら試行錯誤を重ねても全ては無駄で。男達は徒労でしか無い足掻きの果てに準備を終えた敵達の接近を為す術無く許し、逆らえぬ不自由な裸体を無理矢理に立たされ、地下室の床に直接取り付けられた無慈悲が待つ場所へと嘲りの言葉を交えつつ移動させられ始めてしまった。

「捜査員さん、お待たせ。これからあれを使って、二人仲良く無様によがり狂わせてやるよ」
「んぐ! うぶうぅ……っ!」
「俺達が準備してる間、ケツもチ○コも寂しくて仕方無かったろ? 寂しくさせたお詫びに、ここからは寂しさを感じる余裕なんて無くなるくらいに気持ち良くいたぶりまくってやるからな?」
「むっ、むぼぉぉっ!!」

唸りで拒絶を示しても、二人の捜査員を生け捕りにした悪の男達は嫌がる裸体を数人がかりで目的地へと運んでいく。
自身の組織が所有する冷酷なまでの威力を持った媚薬をたっぷりと塗布された男根を痛々しく間抜けに勃起させ、同じ媚薬を用いた開発に屈して雌の至福を刻み込まれた尻穴からはしたない開閉に合わせて腸液を滲ませている捜査員達の汗と縄に塗れた雄々しき裸体を後ろから押し小さな歩幅での前進を強○しながら、悪達は抵抗を完全に封じた正義達を両側に穴が空いた薄紫色のオナホールが床と平行になる形で金属製の柱の頂点に一つ用意されている箇所へと、床の溝に合わせて前後にスライドし側面にあるダイヤルを回すことで上下に伸縮する棒の頂点に男根を模した淫具が二つ用意されている悪趣味な○問の空間へと、自らの足で近寄らせていく。

「あれに仲良くチ○コを包まれて二本一緒に震わされたら、捜査員さん達はあっという間にイきっぱなしになっちまうだろうな。可哀想に」
「あのバイブにケツを串刺しにされて、動かないよう固定されたら捜査員さん達はもう何処にも逃げられないねぇ。前にも後ろにも逃げられない。チ○コを気持ち良いのから逃がすことも出来ない。座り込むことも叶わない。そんな状況でイきまくらされたら、これまで見せてた強気な態度も……消えて無くなっちゃうかもねぇ」
「ふうぅ! んぶうぅぅ!!」
「むぉぉーっ!! んっ、んみゅぅぅ!!」

正面から発せられる仲間の唸りを耳にしながら、捜査員の男達は諦めの悪い身悶えを悪達に満喫されつつ身体を前に押し出され、絶頂地獄の第一段階である男根のオナホールへの挿入を二人同時に、二本いっぺんに強いられていくのだった。

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