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五月雨時雨 2024/06/06 20:00

無様な肉便器は足掻きすら叶わぬ姿で置き去りにされる

「んっ、ぐぶぅっ、もごぉぉぉーっ!!」

男根を模した太く長い醜悪な異物が、表面に携えた無数のイボによる苛烈な摩擦も交えつつ男の尻穴を容赦無く掻き毟り続けている。
手に握り拳の維持を強要し指の使用を禁じている黒革製の手袋と一体化した黒革の枷によって左右の手首を短く結合され、その枷に後から接続された黒革製のベルトを用いてすでに縛められている手首を腰へと縫い付けられている男が、守りたくても守れない場所にされた尻穴を嬲る淫猥な器具の攻撃に屈しながら、望まぬ射精を何度も迎えさせられている。
しかし、男を捕らえ肛虐を施している男達は抗えぬ裸体が幾ら尻穴だけでの射精に達しても責めの手を一切緩めようとはしない。自由を奪った腕を上半身ごと木の床に押さえ付け、左右の足首と太ももを黒革のベルトで一括りにさせた足も同様に床へと複数の腕で縫い付けている男達は、黒いギャグボールを噛まされた男が言葉にならない悲鳴と共に唾液を情けなく噴き出させながらとめどなく溢れる精液で床を汚す様を悠然とした態度で嘲笑うのみで、ほんのわずかな休息すらも認めようとはしない。
ただ、されるがままに絶頂を繰り返す。そんな存在に貶めた男の尻穴を蹂躙する男達に、慈悲という概念は無い。支配下に置いた男が間抜けにイきまくる様を満面の笑みで堪能している男達は、敵対している相手が無様を晒している事実を除いても到底人間とは呼べない冷酷その物な存在なのだ。

「あっ、あごおぉ! ふぅーっ! んぶぅぅーっ!!」

何回、何十回快楽を極めさせられたのかもう分からない。床と腹部に挟まれた男根が色の薄まった白濁すらも分泌出来ない状況となっても終わらずに叩き込まれる凌○に追い詰められた男はもはや、自分をいたぶる者達への怒りはおろか人としての尊厳を思い出すことすらも叶わない。
なりふり構わずに紡ぐ助けてと許してを聞き流されながら、不完全な絶頂を延々と強いられる地獄。身悶える余力も無くした汗塗れの裸体を手加減無く床に縫い付ける腕達に捕らわれた立場を思い知らされながら、射精も不可能となった男根を尻穴での絶頂に合わせて脈動させられる○問。
そんな非道な時間の果てに男はとうとう限界に至り、一際甲高い絶叫を上げ一際大きな絶頂に達しつつ、朦朧としていた意識を手放した。

「んっ、ぎゅ、ぶ! ぼほぉぉぉぉー……っ!!」

ぐったりと脱力し、尻穴をほじくられても目を覚ませなくなった。そんな男に気付いて顔を見合わせ尻穴から腸液に塗れた偽の男根を引き抜いた男達は、開ききった尻穴が閉じきるのを待たずに事前に準備していた手筈に沿った追い打ちの拘束を失神した男に取り付け始めた。
無様な肉便器という新たな肩書きに相応しい黒革製の首輪を巻き付けた男達が、その首輪の前部から伸びている二本の鎖の内の一本を太ももを一つに括っているベルトの金具に繋ぎ、もう一本を床に取り付けられている丸い金具へと南京錠で結わえ付ける。涙に濡れた目を開いたまま意識を失っている男に黒革の目隠しを装着した男達が、男根を睾丸と共に括り出す形で巻き付けた細く小さな黒革製のベルトという追加の器具と足首のベルトを、ぴったりと閉じさせた足の間に無理矢理通した縄を使って短く結合する。
しゃべることに続いて見ることを禁じられ、体育座りのような格好で左側を下にした横倒しの体勢を取らされた惨めな男。首輪と太ももを結ぶ鎖のせいで背筋を伸ばすことすらも出来ず、足首と男根を繋ぐ縄のせいで足を伸ばすことも認められない間抜けな男。そんな男を作り出しまだ閉じきれずにいる尻穴をからかうように一人ずつ指でくすぐった男達は、仮に早く目覚めても何処にも逃げられない状態となった裸体を見下ろしつつ残忍な声音でしばしの別れを一方的に告げ始めた。

「じゃあまた後でな、捜査員さん?」
「起きたら勝手に寝たことへのお仕置きをするから、覚悟してろよー?」
「自分はもう俺達の許可無しじゃ寝ることもイくこともさせて貰えない存在なんだってことをたっぷりと時間を掛けて教えてあげる。さっきとは逆のイきたくてもイけない地獄で苛め抜いて、自分が捜査員なんかじゃなくなったんだってことを理解させてあげるからねぇ」

憔悴由来の深い眠りに堕ち何も聞こえていない男に無慈悲な責め苦の予定を語った男達は、正義を捕らえた悪らしい非道な笑みを浮かべつつ一人二人とその場を去り、拘束を解こうと試みる足掻きさえも不可能にさせた元捜査員の肉便器を自らが垂れ流した精液と汗の匂いが充満している調教部屋に放置していくのだった。

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五月雨時雨 2024/06/05 19:47

淫らな慈悲に満ちた残酷な追撃は逃れられぬ弱点目掛けて叩き込まれる

自分の体格に近い長さと太さを持つ円柱状をした抱き枕を腕と足で抱き寄せた男が、ベッドの上にじっと転がっている。
抱き枕に巻き付けさせられた腕に左右の手首から肘までの部分をきつく一つに括る黒革製の拘束具を装着され、足も同様に足首から膝下までの部分を遊び無く一まとめにさせる黒革を纏わされ、それらの拘束の表面にあてがわれた金具同士を短い鎖と南京錠で結合された男が、自由を取り戻すことを目的としたもがきさえも行うこと無く静かにベッドへと横たわっている。
仮に拘束を解こうと暴れても、それは黒革の目隠しの向こうで常に監視を兼ねた鑑賞を行っている男に罰の口実を与えるだけだ。口に噛まされたギャグボールの穴から溢れ出た唾液と唸りを抱き枕に染み込ませつつ身悶えても、それは自分を捕らえ衣服を剥いだ上で裸体を抱き枕に縛り付けた悪趣味な敵の男を余計に愉しませるだけだ。
故に男は、絶えず襲い来る屈辱と恥辱を大人しく堪え続けている。惨めさを抱かせる仕打ちに対して怒りを示しても己の立場をより悪くさせるだけだということを理解している男は、自分の手足に抱き枕を引き寄せた状態を強要している黒革との格闘も行わず、隷属の証として取り付けられた首輪を抱き枕に縫い付ける鎖を外そうとも試みずに憎き男の前で裸体を、隠すことも不可能にされた男根と尻穴を、無様に晒し続けていた。
目隠しと抱き枕に遮られた視界の向こうで、醜悪な男の足音が響く。抱き枕の表面に投げ出している様な状態を取らされた男根と、その上で慎ましく窄まっている尻穴に顔面が近付く気配が伝わり、意地悪な吐息が過敏な箇所をからかうように撫で回していく。
そんな辱めの時間が、どれ程繰り広げられた頃だろう。直接的な責めは一切注がれず、不意打ちで加えられる弄ぶような刺激で何処にも逃げられない男の精神と肉体が疲弊しきった頃、それまで縛められた男と嬲る側に君臨した男の二人きりだった空間に前触れ無く新たな男が現れた。
その男は、嬲る側の男の部下である存在。上司である男に頼まれた器具を一式揃え地下室へと届けた非道な組織の構成員である男だ。

「○○様、お待たせ致しました」
「あぁ、ご苦労様」

短い会話を交わし、部下が器具達を残して地下室を去る。その様を見送った男は、更なる悪意の接近を直感で把握し裸体を警戒に強ばらせている滑稽な男の左の尻肉を掴んで左半身をベッドに密着させた体勢を取っていた身体を縛られた手足が下に来る体勢へと変更させると、部下が運んできた下部にキャスターが付いたテーブルに乗っている器具の一つを右手で取り、左の尻肉を掴んだ左手の親指で無防備な尻肉を拡げさせつつ、これまでの戯れとは全く違う無慈悲な加虐の開始を宣告した。

「それじゃあ捜査員さん。たっぷり苦しむんだよ?」
「んぅっ!?」

情けなく拡げさせられた尻穴に、異物が侵入する。その不快な感覚に悲鳴を上げた捜査員の男が、手も足も出せず顔面を抱き枕から離すことも叶わない裸体をよじらせる。
その愉快でしか無い拒絶の反応を独り占めしながら、捜査員を罠に嵌めて生け捕りにした悪に属する幹部の男は右手の親指で器具の底を押し、尻穴に潜り込ませた器具の先端から残酷な薬品を何の躊躇いも無く放出させた。

「んもぉっ!? あっ、あおぉ!!」

捜査員が塞がれた口で制止を叫んでも悪の男は当然やめない。注射器に似た形状を有する器具の底を押し内部に注がれた薬品を腸内へと注入する悪の男は、意味を成さない唸り程度の抗いしか行えなくなった捜査員を嘲笑いつつ、全ての薬品を嬉々として体内に送り込んでいく。
そうして全てを流し込み終えた悪の男が器具を尻穴から引き抜いた直後、捜査員は予想外の感覚に身体の内側を嬲られ始めた。

「がっ、うぃぃっ!? がうっ、がういぃぃぃーっ!?」

腸壁全体をいたぶる強烈な痒みに鳴き喚きながら、捜査員が尻穴を間抜けに収縮させつつ左手に掴まれたままの尻肉を狭い範囲で踊り狂わせる。そんなことをしても痒みを誤魔化せなどしないというのに尻肉をみっともなく振り乱しながら、捜査員が裸体をじたばたと跳ね回らせる。

「あらら、痒さであっという間にみっともなくなっちゃったねぇ。流石に可哀想だから、痒みを紛らわせてあげるよ」
「んもぉぉっ!? ひゃぇ、ひゃえへ……っ!!」

抱き枕へと押し付ける形で男根と睾丸にあてがわれた器具の感触に分かりやすく戦慄し怯える捜査員の姿を満喫しながら、残忍な悪の男は誇りを捨てて寄せられる哀願を無視して新たにあてがったマッサージ機に似た見た目を持つ装置のスイッチをオンにし、尻穴の痒みを紛らわせてくれる快楽という名の慈悲を、尻穴の痒みと平行して捜査員を追い詰める男根と睾丸を責め立てる望まぬ甘い悦びという残酷な追撃を、汗ばみ出した尻肉を掴む左手の力を強めつつもたらしていくのだった。

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五月雨時雨 2024/06/05 19:27

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五月雨時雨 2024/06/04 19:59

悪は無駄な忍耐を愉しみつつ正義達の尻穴を甘く蹂躙する

「ほらほら、ヒーロー君達。バイブ越しでも分かるくらいにお尻がヒクヒク震えてるよ? このままじゃまた、大嫌いな敵の俺にお尻を苛められながら射精させられちゃうよ? それでも良いの?」

嘲りと愉悦を剥き出しにした男の言葉が、正義のヒーローである少年達の心を容赦無く切り付けていく。無防備に露出させた二つの尻穴にねじ込んだ極太のアナルバイブを左右の手で好き勝手に動かし腸壁を掻き毟る悪の男が放つ遠回しに更なる忍耐を促す問いかけの言葉が、捕らわれた正義達の誇りを残酷に痛め付けていく。
そんな醜悪な追い打ちに晒されている二人はもう、尻穴を嬲る男根を模した異物の攻撃に抗いたくても抗えない。たっぷりと時間を掛け丹念に解しつつ淫らな感度をじっくりと高められた尻穴を荒々しくいたぶられている少年ヒーロー達はもはや、迫り来る絶頂を拒もうと試みることさえ叶わない。
その事実をはっきりと理解しきった上で尻穴に嬉々として快感を叩き込む憎き悪の男の加虐から逃れられない無様な少年達は、すぐ隣にいる仲間であり親友でもある少年の甘く歪んだ絶叫を耳にしながら、悪の手で剥ぎ取られた力の源であるヒーロースーツの代わりに裸体へと着せられた縄の衣服を耳障りに軋ませつつの絶頂を為す術無く迎えさせられるしか無いのだ。

「あぁっ! あぉぉーっ! はぉっ、ほごぉぉぉっ!!」
「うぁっ、あぁ、はごぉぉっ!! ほっ、おっ、えおぉぉぉぉーっ!!」

自身が纏っていたスーツに色を合わせた革製の目隠しの下で痛々しく目を剥き、同じ色をした革に輪状の金属を携えた器具を装着され閉じられなくされた口から意味を成さない悲鳴を甲高く上げつつ、少年達が悪の意に沿っての射精へと押し上げられた。幼いながらも一生懸命に膨張した小ぶりな二本の男根が、苦しげに脈打ちつつ白の薄まった精液を弱々しく迸らせる。
しかし、残酷な悪の男はバイブを動かす手をとめようとはしない。二人の少年が尻穴のみで快楽を極める様を目と耳と鼻と両手で堪能している男は、達したばかりの二人にわずかな休息すら認めること無く過敏な前立腺を狙い撃つようにバイブを動かし、少年ヒーロー達を今以上の淫獄へと無慈悲に突き落としていく。

「はっ、あぁ、あぉ、おごぉぉっ!!」
「かはっ、はがぁっ! あー! おあぁぁぁーっ!!」

二の腕を胸部に結合し、胸元で交差させた手首をその形から離れさせないようにさせる縄を上半身に加えられた後に、その縄を悪の拠点が有する施設の地下室に設置された台に打ち付けられている金具達へと別の縄を用いて厳重に結わえ付けられた少年達は、大き過ぎる甘い悦びを誤魔化すことを目的とした身悶えも満足に行えない。
左右の足首とすねそして太ももを遊び無く一つに括る縄をもたらされ、太ももの縄を上半身の縄へと、足首の縄を地下室の天井に取り付けられたフックへと追い打ちの縄で繋がれた二人の正義は、台に仰向けで縫い付けられた上半身に続いて下半身を暴れさせることも不可能にされ、台の近くに椅子を置いて腰掛けた悪の男に尻穴を情けなく差し出す足を間抜けに持ち上げた体勢から抜け出すことも禁じられてしまっている。
一切の抵抗を没収された少年達は、悪が生み出す望まぬ快感をただただどうすることも出来ずに受け入れさせられるしか無い。手加減を欠片も挟まずに尻穴をほじくり回す男の悪意から逃れたくても逃れられない状況に追いやられた哀れな少年達は、正義の面影を全く感じさせない淫猥に蕩けた不明瞭な鳴き声を仲良く発しながら限界を超えた射精を断続的に強○されるしか無い。
不意に新たな責め手を思い付き迷い無くそれを実行した悪の男の声に耳を塞ぐことも許されない少年達は、己の正義が理性と共に砕け散っていく自覚に絶望を抱かされながら、告げられた情報がもたらす苦悶の加速に狂わされることしか出来はしないのだ。

「ちょっとは我慢してみろよ、ヒーロー君達。これ以上、精液飲まされたくないだろ? だったら、しっかりケツに意識集中させてイくの耐えな? 大事な仲間に自分のをもっと飲んで貰いたいってんなら、その必要は無いけどよ」
「ほ、お……っ!?」
「が、は……!!」

口を開けきった形に維持させる器具に接続されている、反対側を男根へとあてがわれていると感触で認識していた物体内に唸りを響かせながら少年達が革の内側で涙に潤んだ目を見開く。
直接見えていなくとも、口と男根が何かで繋げられていることは分かっていた。それを通して、口に精液がゆっくりと流れ込んできているのも舌に伝わるえぐみを強く含んだ味で把握していた。
その精液の正体が、己の分泌した物ではなく仲間が分泌した物だという無慈悲な真実を悪の口から暴露された少年達が驚愕している様を惨めに掲げさせた小刻みに震えている足の横から顔を覗かせて鑑賞しつつ、悪の男は仲間の口を自分の精液でこれ以上蝕まないようにと分かりやすく忍耐の決意を新たにした二人の尻穴を蹂躙しているバイブの駆動を最大の物に引き上げ、無駄な抗いを必死に試みる少年ヒーロー達が頑張りも虚しく仲間の口に繋がっている透明な太いチューブに精液を垂れ流す姿を満喫しながら一層苛烈に首を振り始めたバイブ達を両手で動かし、支配下に置いた正義の少年達を快楽色の○問で、二人同時に叩き潰していくのだった。

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五月雨時雨 2024/06/03 21:34

男は砕け堕ちる時までわずかな悦びを惨めに追い求める

左右の足を隙間無く揃え、両腕を身体の側面に密着させる。そんな気を付けの体勢に固められた裸体を必死にもがかせながら、男が危機と屈辱からの脱出を試み続けていた。
どんなに手足に力を込めても自由は取り戻せない。塞がれた口で言葉にならない絶叫を幾ら発しても救いは訪れない。嫌というくらいに思い知らされた絶望の情報に心を打ちのめされながらも、男は一人きりの地下室で試行錯誤を休み無く繰り返し事態の打開を追い求めていた。
だが、男がどんな行動を取っても状況は変わらない。衣服を剥ぎ取られた裸体へと巻き付けられた透明なラップの縛めと、その上から重ねられた黒いテープの拘束は男がなりふり構わずに暴れてもぎちぎちと軋む音を立てるのみで緩む気配すら見せない。
裸体を厳重に縛るラップとテープの檻に閉じ込められ、更にその上から手も足も出せぬ状態となった身体を地下室の中央に位置する丸い柱へと括り付ける追い打ちのテープを執拗なまでに与えられた男はもう、柱を背にして立った姿から離れられなくされた肉体をただただ、無慈悲に嬲られるしか無い。
口を閉ざすテープの上へと鼻も同時に覆う形で重ねられた頭部を柱へと縫い付ける役割も担う数枚の白布を湿らせている淫猥な薬品が混じった呼吸を強いられている無様な男はもはや、わざとラップとテープで包むこと無く露出させられた男根が痛々しく勃起し疼きに疼いている様を為す術無く見つめながら、我慢しきれぬ呼吸に合わせて己を更なる発情という淫らな地獄へと追いやることしか出来はしないのだ。

「んんっ、ふうぅ、む、ふぶぅ……っ!」

ラップの内側に蓄積した自らの汗がもたらす熱気と滑りが、男に不快を味わわせていく。その不快を大きく上回る男根の内部で忙しなく蠢くもどかしさが、男の理性を常に削り落としていく。
もし腕が思い通りに使えたならば、男は躊躇い無く男根を慰める摩擦を一心不乱に注いでいたことだろう。仮に右腕のみに自由を残された状況を用意されていたならば、男は裸体を包囲するラップとテープを振り払う為の格闘ではなく男根を鎮める快感を手繰り寄せていたことだろう。
けれど、今の男に己の男根を情けなく扱く手段は無い。悲痛に見開かれた目から大粒の涙を零しつつ許しをねだっても、それを聞き入れてくれる存在は何処にもいない。
恥を捨てて縋り付く相手すらもいない孤独な地獄に放置された男は、惨めに前後させることも叶わない腰を狭い範囲で揺らしながら、出口を遮断され溜まる一方となった自身の淫欲に壊し尽くされるしか無いのだ。

「んぅっ、むぶぅっ、ふみゅぅぅ……っ!」

自分をこの責め苦へと置き去りにした敵達への憎しみを滾らせていた脳に誰にも届かない助けてを響かせながら、憎しみと怒りで満ちていた思考を射精への渇望に欠片も残すこと無く塗り潰されながら、男は滑稽極まりない腰振りを行って張り詰め切った男根をみっともなく踊らせて余計にもどかしさを加速させるだけのかすかな刺激を生み出し、それを正気が砕け堕ちるその時まで汲み取り続けていた。

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