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五月雨時雨 2024/06/23 19:13

欲に狂わされた男はもどかしく快楽を追う様を鑑賞される

黒革で作られた目隠しの下で苦しげに眉根を寄せながら頬に涙を伝わせている捜査員が、私の帰還にも気付けぬまま無様に苦悶を味わい続けている。顔の下半分を囲って鼻を用いた呼吸を禁じつつ自身の一部である輪状の金属を口に噛ませて自害と言葉を同時に封じる黒革製の枷を装着された捜査員が、自身に大口を開けさせている金属の輪へと接続されたチューブを通して流し込まれる媚薬混じりの空気を呼吸の度に体内へと取り込まされながら憎んでいた私に見られていることも分からぬまま望まぬ発情に狂わされている。
その滑稽極まりない姿を眺めながら、私は自覚出来る程に残忍な表情を浮かべつつ捜査員を飾った空間へと繋がる透明な扉の脇にある操作盤に専用のカードキーを押し当てた。
壁をくり抜く形で作り出された空間に陳列された捜査員はもう、白い拘束服によって肉体の自由が奪われていなかったとしてもそこから自力で出られはしない。生身の人間が力を加えた程度では傷一つ付かない頑丈な強化ガラスで作られた扉によって自身がいる場所と外界を切り離された捜査員は、私しか所持していないカードキーと私の指紋を必要とする認証の作業を経なければ扉を開閉することが出来ない以上、仮に自身を拘束服の上から背にした壁に向けて圧迫し縫い付ける十数本の黒革ベルトを与えられていなかったとしても決して逃げられはしない。
ただでさえ脱出は不可能に近い空間に、執拗な拘束を纏わされた状況で監禁されている。それも、休み無く肉体を火照らせ思考を狂わせる淫猥な興奮を掻き立てられながら放置されている。そんな地獄を経験させられた捜査員に、正義としての誇りは欠片も残されてはいない。扉から聞こえてきた施錠が解除される電子音を耳にし顔を起こした捜査員は、疲弊しきった脳で私の帰りをようやく認識しつつ私が扉を開くのに合わせて恥を捨てた哀願と懇願の唸りを叫び始めた。

「あぁぁぁ! あーっ! おぁぁぁーっ!!」

自らの胴体を抱き締めているかのような形を拘束服の機構に保たされた腕を狭い範囲でばたばたと暴れさせつつ、捜査員が意味を成していない声でなりふり構わずに許しを請う。拘束服の上から背後の壁へとベルト達の力で縛り付けられた肉体を左右を一まとめにされた足で揺らめかせながら、捜査員が快感を一番ねだっている場所である男根を私に向かって突き出しつつ助けを欲する。
その最高に愉快で惨めな屈服の意思表示を満喫しながら、私は拘束服の股間部分を痛々しく内側から押している捜査員の男根に手を伸ばし、その箇所に用意されたボタンを外してやった。
すると、布の内部へと窮屈に押し込められていた捜査員の立派な男根はボタンを外された布の間を掻き分け自身が垂れ流した淫蜜をわずかに撒き散らしつつ、蒸れに蒸れたその身を外気へとさらけ出した。

「んぉぉぉーっ!!」

自ら布を掻き分けた男根に走る摩擦の刺激に甲高い悲鳴を上げながら、捜査員が満足に身悶えることも叶わない肉体をガクガクと痙攣させる。呼吸に合わせて吸入される空気に含まれた媚薬の効果を受け硬度と感度を引き上げられていた男根を嬲る悦楽に鳴き叫びながら、捜査員が腰を振って至福を表現する。
その実に見応えのある正義の痴態を鑑賞しながら、私はわざとらしい程に優しい声音を作りつつ捜査員に別れを告げた。

「それじゃあ捜査員さん、また後でね。私はまだまだ忙しいから、扉を閉め直したらすぐにここを離れるからね?」
「あおぉっ!? もぁぁぁぁーっ!!」

これから溜まりに溜まった欲望を吐き出させて貰える。勝手に期待を膨らませ勝手に裏切られた捜査員が、私を呼びとめるように絶叫を放つ。せめて一回だけでも射精を迎えさせて欲しいと頼み込むかのように男根をみっともなく振り乱しながら、捜査員が絶望に染まった声で必死に吠える。
無論、私は扉を閉める手をとめない。これから始まる捜査員が自らをひたすらに慰めるショーに思いを馳せている私は、先程露出させた男根の先端のみが触れる位置となるようあらかじめ部下に調整させた透明な強化ガラス製の扉を嬉々として閉じていく。

「おぁっ、ほ、あぉぉぉーっ!!」

もうすぐ、私がこの場を去ったと勘違いした捜査員が自身を監禁している空間の扉に男根の先端を一生懸命擦り付けながら快楽を貪る様を堪能出来る。先端のみを責め立てても、思い通りに腰をくねさせることも認められない姿で甘い悦びを追求しても、それはこれまで以上に辛く苦しい生殺しを生む結果にしかならない。それすらも分からなくなった捜査員が扉をはしたない蜜で汚しつつ己を積極的に壊す過程を独占出来る。
そんな堪らない事実がもたらす高揚が笑いとして漏れないよう口を引き結びながら扉を閉じ終えた私は、打ちひしがれるよりも先に男根と扉の接触に気付き本能に従ったもどかしいだけの自慰を迷い無く開始した捜査員を無言で嘲りつつ、どう試行錯誤しても辿り着けない絶頂を求めて狂い続ける正義を目と耳で愉しむ為に用意した一人用のソファーという特等席へと、音を殺して優雅に腰を下ろしていくのだった。

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五月雨時雨 2024/06/21 21:38

無意味な口付けは地獄の緩和を欲しつつ交わされる

上部に開けられた穴に差し込ませた四肢を、内部に存在する機構を用いて柔らかなクッションごしにきつく締め上げ自由を奪う。そんな拘束の為だけに作られた箱型の装置に裸体を縛められた男達は、すぐ近くにいるもう一人と脱出を手に入れる為の協力を行うことさえ叶わない状況へと追いやられてしまっていた。
箱の内部に肘から先と膝から先を飲み込まれた四肢をどんなに暴れさせても、自由は取り戻せない。下部に用意された金具同士を接続することでお互いの顔面が文字通り目と鼻の先にある状態を生み出している箱から手足をどうにかして引き抜こうと頑張ってみても、男達は眼前にいる仲間と絶望を視線で共有しながら荒く乱れた呼吸を唇に浴びせ合うことしか出来ない。
何をしても逃げられない。どんな努力を重ねても、この恥辱から抜け出せない。嫌でも敗北の事実を思い知らされ続ける仕打ちに二人仲良く放置された男達は、最後の仕上げと言わんばかりに施された恥部を苛む責め苦を少しでも紛らわしたいという願いに理性を削り落とされ、やがてどちらからとも無く舌を絡め合い唇を熱烈に触れ合わせる口付けを貪り始めた。

「んっ、あっ、んむぅ」
「はぶっ、ふぅ……んふっ」

苦悶の涙を零しながら、地獄の緩和を求めて男達が口付けを繰り返す。乱れた呼吸混じりの呻きを相手の口内に流し込みながら、男達が無様を承知で安らぎを追い求める。
しかし、男達が幾ら口付けを激しくさせても無慈悲な責めの威力は欠片も衰えない。現実から意識を逸らす効果は目論見通りに生まれているものの、尻穴を暴き男根に取り付けられた淫猥な装置達が生み出す微弱な刺激によって作られている生殺しの○問はそれを緩ませようとしている二人の思いを嘲笑うかのように苛烈さを膨れ上がらせていく。

「んむっ、ふぅ、んふうぅ」
「あっ、むぁっ、ふみゅぅぅ……!」

常に前立腺を抉る形状をしている尻穴へと押し込まれた淫具の弱い振動が、男根の幹の部分を包囲する形で巻き付けられた淫具のもどかしい振動が、射精という出口を認めない快楽を延々と味わわせてくる。
そんな悪趣味で残酷な○問に放置された哀れな男達は、自分達を捕らえ拘束し淫獄を与えた敵達への怒りも思い出せなくなった脳に誰にも届かない助けてとイかせてを募らせながら、同じ願いを抱いている仲間と一層情熱的に舌を絡め唇を押し付け合いつつ、理性の崩壊が訪れる時を虚しく遠ざけていくのだった。

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五月雨時雨 2024/06/20 21:13

少年は堕ちた仲間達を眺めつつ別の手法で堕とされる

幼き裸体の急所へと容赦無く塗り込まれた残酷な薬品が、絶え間無い地獄を生み出して少年をいたぶり続けている。
非道な薬品をたっぷりと塗布された乳首が辛い。球を連ねたかのような見た目をしている細い棒を用いて同じ薬品を奥深くまで丹念に擦り込まれた腸壁が苦しい。
気が狂う程の痒みを塗られた箇所に生み出し、苦悶をもたらし続ける。そんな悪趣味な薬品を施された少年は、自力ではどうにもならない頑丈な金属で作られた拘束を耳障りに軋ませ口を閉ざした状態に固定する黒色をした粘着テープごしにくぐもった絶叫を休み無く放ちつつの身悶えを抑えたくても抑えられない状況へと追いやられてしまっている。

「んぅぅーっ! むぐぅぅぅーっ!!」

下半分を覆う形でテープを貼り付けられた顔を痛々しく歪ませ、大粒の涙と共に誇りを捨てた哀願の唸りを発しながら、少年が乳首と尻穴を嬲る痒みからの解放をなりふり構わずにねだる。足を肩幅に開かせ、腕を斜め上へと伸ばしきった形に維持させる金属製の拘束台に囚われた無様な裸体をめちゃくちゃによじらせ丸出しとなった小ぶりな男根をみっともなく踊らせながら、少年が×字に引き延ばされた手足を痒みに苛まれている乳首と尻穴に近付けさせようと無意味な努力を滑稽に繰り返し続けている。
痒みに恥部を蝕まれ、その苦しみに折られた心から許しを請う意思を示している。自分と敵対していた際に見せていた気高さはおろか、縛めと痒みを加えられた直後に見せていた反抗の態度すらも跡形も無く失った少年が、愉快に悶絶を披露している。
その事実を悠然と噛み締め表情に浮かぶ冷酷の色を際限無く深めながら、悪の組織を束ねる総統の男は本能を剥き出しにしたおねだりを寄せる少年を高揚の材料として扱いつつ、より大きく膨れ上がったその高揚のままに腰を一層激しく往復させ始めた。

「んぁっ!? ふぁぁぁんっ! ○○しゃまぁっ! おぢりきもぢいいれしゅぅぅぅーっ!!」

手足の自由を金属の拘束に奪われ乳首と尻穴を痒みに襲われている少年を設置した部屋の中央を眺めながら心地良さげな喘ぎを零していた別の少年が、驚愕と至福に染まった嬌声を甲高く上げ肘から先と膝から先で身体を支える四つん這いの姿勢を取っていた汗と精液に塗れた裸体を痙攣させつつ絶頂へと上り詰めていく。
その様子を近くで観察しながら、同じベッドに裸体を乗せた三人の少年が羨望の思いを眼差しと言葉で紡ぎ、痒みに狂わされている少年に言及しつつのおねだりを行った。

「○○様のおチ○ポ様、すごいぃ……僕も、同じくらいじゅぼじゅぼされたいですぅ」
「○○様にお尻ずんずんされてるの見てるだけでぇ……お尻のうずうず苦しくなっちゃうぅ。お願いしますぅ、次は、俺にずぼずぼしてくださいぃ」
「あっ、やぁぁんっ。俺も欲しいのぉ……お尻の疼きが辛いんですぅっ。だから、俺に先に下さいぃ。あっちの子みたいにおかしくなっちゃうからぁ……っ!」

全身をはしたなく火照らせ、体内に留めきれない欲望を誤魔化したい一心で腰をくねらせ、我慢しきれずに己の尻穴や乳首を指で捏ね回しながら交尾の順番を三人の少年が競うように待つ。その光景を涙に霞む視界と、痒みで打ちのめされ削り落とされつつある理性で認識し改めて敗北を思い知らされながら、他の四人を率いるリーダー格の存在であったヒーローの少年は自分達を罠に嵌めて生け捕りにした悪による細工で淫猥な知識と思考を植え付けられ自分の記憶すらも淫欲に流されてしまったかつての仲間達に絶望しつつ、他の四人を壊した洗脳とは全く違う痒みを用いた方法での陥落を、悦びに満ちた乱交を鑑賞させられながら促されていくのだった。

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五月雨時雨 2024/06/19 21:15

悪戯な少年は予想外の獣欲を叩き付けられる

気高く、凜々しく、禁欲的な鍛錬の日々を送っている騎士様を淫らな獣に貶めてやろう。
街外れのうち捨てられた屋敷に住み着いた自分の排除を目的としてやって来た騎士達の姿を眺めながら、淫魔である少年は趣味と実益を兼ねた悪戯を思い付きそれを迷い無く実行へと移した。
誰も住んでいない建物なのだから自分が居座っても問題など無い。だというのに魔族に身を置く存在だからといって一方的に排除を決定した国に忠誠を誓う騎士達の無様な光景を愉しみたいという理由を掲げながら、見た目の幼さとは裏腹な高い魔力を有する淫魔の少年は所々が朽ちかけている屋敷全体に己の魔術を染み渡らせ逃げる暇すらも与えずに騎士達を発情に染まった淫猥な獣へと堕落させた。
そこまでは、少年の計画通りだった。爛れた欲望とは無縁な思考を欲に塗れさせ雄々しく鍛えられた肉体を快楽を渇望する火照りに狂わせるところまでは、少年の目論見に沿っていた。
そんな少年の思惑が崩れたのは、欲に耐えきれず一切の装備を脱ぎ捨てて熱く滾った裸体を仲良く晒した騎士達の前に姿を現した瞬間。自分が想像していたよりも遥かに大きな欲望をその心と身体に押し込めていた騎士達に、自身の裸体を迂闊にも披露した瞬間だった。

「あっ、あぁぁっ! もっ、イっでる! ケツイっでるっ!! イってるっつってんだろぉっ!!」

甘く歪んだ声音で怒りを込めた叫びを発しても、騎士達はとまらない。屋敷に張り巡らされた淫蕩な魔術の力で少年が思っていた物を大きく上回る淫獣へと成り下がった騎士達はもはや、自分達に怒気を飛ばす少年淫魔の声すら認識出来なくなる程の欲望に突き動かされながら腰を振り華奢な裸体を荒々しく使い潰すだけの発情しきった存在でしか無いのだ。

「いいっ、いい加減にしろぉっ! 一体何時までやるんだよ馬鹿騎士共ぉっ! ひっ、あぁぁっ!? 深いぃぃぃーっ!?」

抗議の言葉を喘ぎ混じりに放つ少年淫魔を黙らせるかのように、一人の騎士が腰を激しく前に突き出して解れきった尻穴を最奥まで蹂躙する。その蹂躙に合わせて堪えきれずに射精へと押し上げられた少年淫魔がまだその余韻から抜けきっていないことを承知で顔の前に陣取った騎士が、少年の汗ばんだ髪を両手で鷲掴みにしつつ訪れた痛みに対する怒りの反応が紡がれるよりも先に口を男根で貫き、尻穴を嬲る仲間と同じ遠慮など欠片も無い腰振りを衝動のままに行い始める。

「んんっ!? んっ、ぐぶっ! ぼもぉぉっ!!」

限界まで伸ばしてようやくつま先が床に触れる。そんな足をガクガクと痙攣させながら、魔術を解除する余力も無くなった少年淫魔が男根に塞がれた口からくぐもった絶叫を上げる。
欲に溺れた騎士達を手玉にとって遊ぼうと画策していた過去の自分に恨みを募らせながら、少年淫魔が髪を掴まれ頭部を男根の高さまで持ち上げさせられたせいで床に届かなくなった腕を使って無意味に眼前の騎士の裸体を叩きつつ、上下の穴を好き勝手に男根で掻き毟られていく。

「チ○コ、気持ち良い……もっと、○す……」
「たくさん、出す……精液出して、気持ち良く……!」

騎士という立場の裏に隠していた獣欲を解放された騎士達が、知能を大きく削ぎ落とされた思考に快感の追求のみをとめどなく湧き上がらせる。すでに何回も、何十回も迎えたはずの射精を更に追い求め、少年の穴を使う順番を待つ間にも己の男根を手で扱いて精液を放出しながら、騎士達が脱ぎ捨てた衣服や床に置いた得物が雄の体液で白く汚れることもいとわずに絶頂に次ぐ絶頂を自ら貪っていく。
その完全に堕落しきった騎士達に絶望しながら、この土地に訪れる前気まぐれに遊び道具とした山賊達よりも容赦の無い淫らな加虐に鋭く抱いていた怒りの感情すらもすり潰されながら、淫魔の少年は尻穴と口内で絶頂の到来を告げるかのように膨らんだ騎士の男根に恐怖を募らせつつ自身の食事であり力の源でもある精液に対する生まれて初めての拒絶を、胸の内に虚しく響かせていた。

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五月雨時雨 2024/06/19 21:05

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