終月 2024/05/11 04:32

魔術設定

【概要】
魔術とは『旧魔術』、『円魔術』を2つ合わせた総称。

【円魔術】
『ルシナ・フェレーゼ』により正気を失わない魔術の理論を確立され誕生した。
使用する際『魔法円』を浮かばせる為『円魔術』と付けられる。
『円魔術』は術者の『己井』の『魔力』を使用、空中に浮かぶ円を描く想像で『魔法円』を浮かばせ『数小節(カウント)』の『詠唱』により魔法円から魔術を発動する事で術者の正気を守る。
欠点として正気を削らない為『儀式』が出来ない、魔術の発動場所が『魔法円』の為『浸蝕する幻想』が使えない。

【重奏】
『円魔術』は『魔法円』を列の様に重ねる事で効果を上げ、これを『重奏』と呼ぶ。
重ねてない状態の『独奏(ソロ)』から円が2つで『二重奏(デュオ)』、3つ重ねて『三重奏(トリオ)』、4つ重ねて『四重奏(カルテット)』となる。
効果の上がり方は『二重奏(デュオ)』で1.2倍、『三重奏(トリオ)』で1.3倍、『四重奏(カルテット)』で1.4倍となっていく。
詠唱が増えることは無いが魔力の消費量が上がる。

【小節(カウント)】
魔術の詠唱の長さの事を『小節(カウント)』と言う。
無詠唱の『0小節(ゼロカウント)』から『1小節(ワンカウント)』『2小節(ツーカウント)』最大で『8小節『エイトカウント』となる。
詠唱の秒数ではなく区分で増える。
『0小節』は円魔術を出すと即座に発動出来る。
「○○」で1小節。「○○」「○○」で2小節となる。

【旧魔術】
西暦1332年以前の魔術の名、現代での使用者9割は邪教徒が使用されているとされる。
使用する際に術者の『己井』の『魔力』を消費し発動する際に術者の正気を削る。
『重奏』『斉奏』は出来ない。
円魔術に無い利点として『儀式』が出来る、『心界融合』と呼ばれる魔術が使える。

【儀式】
術者の『己井』、正気を削る事によって『悪魔』『邪神』を召喚等の儀式が出来る。
儀式は数人で行え、消費する魔力量は等分出来るが正気は全員同じ量減る。

【斉奏(ユニゾン)】
『魔法円』を複数展開する事を『斉奏(ユニゾン)』と言う。
魔法円を重ねる『重奏』とは違い『重奏』が職人による物作りなら『斉奏』は工場による物作りとなる。
詠唱が増えることは無いが魔力の消費量が上がり、計算として『(魔力の消費量)×(魔法円の数)=』と計算。

【魔力とは】
現象を引き起こす為の力(エネルギー)。
魔術師は魔力を使い任意の現象に変換する方程式によって魔術を行使する。

【魔法円の出現場所】
魔法円は術者が景色をハッキリと目視出来る距離までと術者自身の肉体に触れる程に近くしか出現させる事が出来ない、ただ周囲の構造を把握出来ているならその限りでは無い。

【詠唱とは】
詠唱は魔術を使用する際に大体は『魔力』に『説明』と『命令』を言葉にする事を言う。

【魔法円の模様】
『円魔術』は『魔法円』の色と模様によって判別でき、色が同じ魔法円で同じ模様の場合はなく、逆も然りで同じ模様の魔法円で同じ色になる事はない。

【旧魔術・円魔術の言語】
旧魔術は魔術に関わることが無ければ未知の言葉だが円魔術は人間が使える言葉、日本人なら日本語などの主に母国語を使う。

【魔力の回復】
時間経過で回復する

【魔力切れ】
魔術が使用出来ない程に魔力が減っている事を言う。

【熟練度】
慣れない者は手を翳(かざ)さなければ魔法円を意図して出す事は難しく逆に慣れてる者は意識するだけで魔法円を出す事が出来る、ただ癖として手を出して翳す者が多い。

【己井(オド)】
精神力が生み出す体内の魔力。
この己井の魔力が枯渇すれば精神的疲労を感じ、その状態で自身の己井を魔術に使おうとすれば命に関わる事となる。
精神的なエネルギーなので体外から魔力を取り込む事は出来ないが反対の事は出来る。
名前の由来は『己』の中にある魔力の『井』戸。

【魔力の消費量】
『0小節(ゼロカウント)』の魔術が1、『1小節(ワンカウント)』が2、『2小節(ツーカウント)』が3となる。
持続系の魔術は10秒事にその魔術の『小節』分の魔力を消費。

【魔力生成量】
一日に己井が生成する魔力の量。
常人の丸1日の己井の魔力生成量が約『10』、才能を持つ者は約『20』程となる
この己井は遺伝で決まることはなく、増える事も減る事もない。

【保有上限】
己井の保有上限は一日の魔力生成量と同じで上限を超えれば釣瓶を通さずに自然と魔力が体外へと溢れる為、釣瓶が機能しなくても問題ない。

【魔力を込めれる物】
宝石、金属、液体が主に魔力を込めやすいとされ、革や紙は込めれないとされる。

【魔術に使うエネルギー】
使うのは術者本人の己井の魔力となっておりこれは術者の体内の魔力の己井だけでなく物に込めた術者の魔力も使える。
物に込めた魔力を使う場合、物に触れ肉体の一部として意識し物から魔術を発動させる事によって使う事が出来る。この意識した状態では己井は物から釣瓶を通して出る事となる。

【釣瓶】
釣瓶(つるべ)と呼ばれる魔力を体外に出す為の出口、ポンプとも言う。
出す事しか出来ず体外の瑪那(マナ)を体内に入れる事は出来ない。
魔術を使う際はこの釣瓶によって己井を出す。
釣瓶が上手く機能しない者もおりその者は自身に対して効果のある魔術しか使えない様になっている。

【色(しき)円】
『円魔術』を使用する際に出る『魔法円』の名。
系統によって色が違う。

【制限】
『旧魔術』『円魔術』共に使っている魔術が使用を終えるまで他の魔術は使えない様になっている。
持続系を使っている時なども不可でこれは魔力を他の行為に注げない為となっている。

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