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千代田マサキ 2024/07/16 23:30

社長としての契約

社長としての契約



「あなたがクライアントね。ドレス姿で来るように……という話だったけど、これでいいかしら?それで、どんな任務なの?」
「おおっ、来てくれたか。高名な便利屋68にどうしても頼みたいことがあったのだよ」
「高名な……!ふふっ、わかっているじゃない!しかも今回は私を指名ということだったから、便利屋68社長の陸八魔アル、直々に任務を遂行させてもらうわ!絶対に失敗はないと約束するわね。ふふふふっ!」
 ある日のこと。
 アルは大金持ちだというクライアントの依頼を受け、ある高級なホテルへと一人でやってきていた。
 カヨコは嫌な予感がする、と止めようとしたのだが、クライアントに悪い噂がなかったのと、ドレスを自分で用意するように言われたため、以前にも経験したようなパーティー絡みの任務だろうということもあり、アルは一人で勝手に行ってしまったのだ。実のところ、また金欠ぎみなところに、相当に払いのいい仕事が来たため、見逃せなかっただけなのだが。
「おお、なんと頼もしい……!私はぜひ、君にデリヘルの仕事をしてもらいたいと思ったのだよ。今夜一晩だけで、ここにある金を全て払わせてもらおう」
「こ、これだけの大金を!?予定よりも多いじゃない、どういうこと?」
「君とこうして直に会うのは初めてだが、想像以上の美貌だからね。ほんの心付けと思ってもらいたい」
「そ、そうなの?ところで、デリヘルというのは……」
 そういった知識に乏しいアルには、デリヘルという言葉の意味が理解できず、視線を泳がせていると。
「もしかして、デリヘルの意味がわからない、とか……?便利屋68の社長が……?」
「えっ……?ち、違うわ!別にわからないという訳ではなくって……!ただ、私とあなたで認識のズレがあるかもしれないわ。だから、具体的に何をすればいいか、教えてくれる?」
 アルは、クライアントを失望させないよう、そして自分のハードボイルドなイメージを崩さないよう、必死に繕うが、男の目がギラリ、と光った。
 彼女が言葉の意味がわかっていないのは明らかだったし、この性格なら上手くやれば十分いける、と判断したのだった。
 男は同じように、傭兵の少女などを上手く騙し、何人も手籠めにしてきており、悪い評判がなかったのは、口止め、あるいは完全に相手を落としてしまった結果なのだった。
 更に、相手も理解しているため、もしも相手が上手く操れないようなら、本当に適当な任務を与える用意もあり、今回のアルは簡単にヤれると判断したのだった。
「それなら簡単なことだよ。私を性的に満足させてくれればいい。君の美貌とスタイルのよさなら、なんてことはない」
「せ、性的……そ、それって」
「無論、女としての武器を私に見せ付けてほしいという話だ。何、少しセクシーな格好をしてもらえればいいんだ。ドレス姿で来るように言ったのもそのためだよ。君のスタイルのよさを引き立て、興奮させてもらうためにね。――さぁ、もっとセクシーな姿を見るため、ブラを脱いでこっちに寄越してもらえるかな?」
「えっ……!?ブラを……脱ぐの?」
 男の要求にアルは思わず顔を赤くする。だが……。
「ふむ、君は稀代のアウトローという評判だが、そんな君が下着を付けたまま、男を興奮させると?私に言わせてみれば、そんなのはお上品な“悪役ごっこ”をしている子がしている幼稚な行為だよ。真のアウトローというなら、そう難しいことではないはずなんだが……」
「ふ、ふんっ!当然よ!私は真のハードボイルド!とはいえ、私は体を安売りしたりはしないわ。だからあなたが私の体を見るのに値するクライアントかを試したの。ふふっ、光栄に思いなさい。あなたは合格よ。そんなに見たいというのなら、見せてあげるわ」
 アルは赤面しながらも必死に取り繕い、震える手つきで自らのブラのホックを外す。
 そして、挑発的に男に向けて投げ捨てて見せた。
 脱ぎたての生温かいブラが男の手の中に収まる。
「これで満足?全く、しょうがないクライアントね」
「ふふっ、さすが、よくわかっている。……それにしても、ドレス越しに想像するのよりもずっと大きいブラのサイズだ。それにっ……すん、すんすんっ……!」
「な、何をしているのよ!あなたの興味はそんな下着より、私の方にあるんでしょう!?」
 アルの目の前で、男はブラの大きさを堪能した後、まだ熱気がこもるそれに鼻を付け、くんくんと匂いを嗅ぎ始める。
 明らかに異常な行為にアルは耳まで真っ赤にして声を荒げた。

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千代田マサキ 2024/07/02 01:19

むすばれた日

むすばれた日



「そっか、やっぱりゲーム作りのお仕事って大変なんだなー。本当、ひふみちゃんはよく頑張ってると思うよ」
「そ、そうかな……ありがとう……」
 ある夜のこと。
 ひふみは仕事終わりに、最近付き始めた彼と待ち合わせをし、あるお店に入って守秘義務に触れない程度の仕事の話をしたり、まだ大学生の彼の学校での話を聞いたりしていた。
「その、ね。お仕事は大変だけど、最近新しいコスプレ衣装を買ったの。昨日にはもう家に届いて、まだ一度も着てないんだけど……見てみる?」
「えっ、本当!?ぜひ見たいけど、今から家に……?」
「う、うん。初めて、だよね。でも、その……あなたには本当にその、お世話になってるし。……他の人と違って、私をからかったりしないから」
「…………ひふみちゃん」
 彼とひふみの出会いは、彼女が街中で見るからにチャラそうな男たちに絡まれていたのを、助けたところからだった。
 男たちは、やれおっぱいがでかいだとか、髪が奇麗だとか、適当で、そして下品なことを言って彼女を困らせていて、ただ通りがかっただけの彼だったが、どうしても許せず、勇気を出して追い払い、そこから生活圏が被っていることもあり、何度か会うことになって自然と付き合い始めたのだった。
 確かに魅惑的なプロポーションを持ち、それを更に強調するようなコスプレの趣味を持っている彼女だが、性格自体は大人しく臆病であり、彼もそれを理解しているからこそ、露骨にその体をじろじろと見たり、容姿のことを褒めすぎるようなことは避けていた。
 その絶妙な距離感が、彼女にとっても安心感を覚えさせていたのだろう。彼女の言葉でそうわかると、自分は他の男とは違い、彼女を安心させられているんだ、と少し得意になる。
「ありがとう。じゃあ、お邪魔しようかな」
「あの、でも遅い時間だから、迷惑なようならまた別の日でも……」
「ううん、大丈夫だよ。俺、大学通うために一人暮らしって言ったでしょ?どうせマンションに帰っても一人だし、全然迷惑じゃないよ」
 自分からお誘いをしながらも、あくまで控えめな彼女に和まされながら、内心はドキドキしつつ彼女のマンションへと向かうことになった。

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千代田マサキ 2024/06/30 12:33

翼をもがれた果て

翼をもがれた果て



「そんな、ルリアが……!?」
 とある街に停泊していたジータ一行だったが、買い出しに出かけていた仲間の一人が、瀕死の重体で命からがら戻ってきて、ルリアが街の盗賊連中に拉致されたという情報をもたらした。
 すぐに仲間の治療にあたる一方、団総出で盗賊の拠点を探し出し、彼女の救出を目指すことになった。
「ルリア、待ってて……!」
 広大な街を手分けして情報を集めつつ、彼女の無事を祈る中、偶然ジータは粗暴そうな男たちによって、馬車へと連れ込まれる意識のないルリアを目撃した。
 男たちは、彼女の存在を知ってか知らずか、慌てて馬車を走らせて逃げ出す。
 何か情報が入れば仲間と共有する、そう自身で指示していたジータだったが、仲間との合流を待っていては馬車の行き先を見失ってしまうと判断し、単独で追跡することになった。
 馬車を大通りで乗り捨て、入り組んだ路地裏の中へと、ルリアを担いだ男たちは逃げ込んでいく。
 ジータはその追跡を続けたが、さすがにどこの住居が盗賊のアジトなのかまでは突き止められない。が、直感でその場所を見破り、その扉を蹴破って、乗り込んでいった。
「ちっ、追ってきたか……!」
「だが、相手は女一人だ!やっちまえ!」
 2階建てで地下もあるアジト内には、10人近くの盗賊たちがおり、ジータを返り討ちにしてやる、とばかりに襲いかかってくる。
 だが、数は多くとも、既にいくつもの修羅場をくぐり抜けてきた彼女にとって、ただの盗賊など障害物にすらなりはしない。
「なっ、こいつ……!?」
「悪いけど――手加減を考えてあげるつもりはないから」
 四方八方から襲い来る刃を、ジータは目視することもなく剣で鮮やかに受け流し、返す刃で容赦なく切り捨て、怯んだ者を蹴飛ばし、叩き潰していく。
「く、くそっ、やべぇっ……!」
 少女一人、簡単にルリアと同じように囚えられる。そう思っていた盗賊たちだったが、あまりの強さにうろたえる盗賊たち。
 それでもジータは奢ることなく。しかし、確実に一人ずつ潰しにかかっていたが、男の声が響いた。
「おい、大人しくしやがれ!この女がどうなってもいいのか!?」
「つっ……!?」
 部屋の奥からやってきた一人の盗賊が、ルリアの首にナイフを突き付け、ジータに向けて叫ぶ。
「剣を捨てろ。ちょっとでも下手な真似をしてみろ。こいつをぶっ殺すぞ!」
「なっ…………」
 もしもここで男が油断して近づいてくるようなら、相手が動く前に男を倒してしまう自信がジータにはあった。
 だが、男は用心深く距離を取っており、人質のルリアは目と口を布で塞がれ、意識を奪われているのかぐったりとしたまま、男にもたれかかっている。
 完全に敵の手中に堕ちたルリアの姿を目の当たりにし、ジータの顔は引き攣り、動きが止まる。
 剣を捨てればルリアを助けられないが、かといってこのままでは本当にルリアを傷つけられかねない。
 ルリアを助け出すことばかり考え、人質に取られる可能性を考えなかった己の迂闊さを後悔するが、今更遅かった。急いで来たため、仲間にも連絡できておらず、その助けも期待できない。
 それでも必死に打開策を考えるジータだったが、盗賊はそんな時間など与えてくれなかった。
「おい、早くしろ!本当にこの娘を刺し殺すぞ!」
「くぅっ……!」
 盗賊は急かすように、ぐっ、とルリアの首ではなく、頬に浅くナイフを食い込ませる。じわぁ、と鮮血が浮かび、ナイフが赤く濡れる。
 実際にルリアが傷付けられてしまった以上、もはやジータに選択の余地はなかった。
「……わかったわ。剣は捨てる」
 そして、仕方なく剣を床へと放った。
「へへっ、賢明な判断だな。俺も無抵抗の娘を傷付けたかねぇ」
 そう言ってルリアを人質にしている男はナイフを彼女から離す。が、手には握ったままであり、尚も用心してジータには近づかない。実際、もしもやれるならば、足で剣を蹴り上げて持ち直し、男を刺せる程度の位置に剣を放っていたのだ。偶然かもしれないが、粗野な見た目に反して計算高い男と言えるだろう。
 この時点で既に盗賊たちはその半数以上がジータの手によって倒されており、無惨な死体があちこちに転がっている。
 仲間を惨殺された盗賊たちは、憎悪と復讐心を胸に、無抵抗となったジータを取り囲んでくる。
「少しでも妙な真似をすれば小娘の命はないからな?」
「……わかっているわ」
 男たちはゆっくりと近づき、ジータが放った剣も完全に奪い取る。素手でも正規の訓練を受けていない盗賊程度、一対一なら倒し切る自信はあったジータだが、流石に多勢に無勢。人質もいる以上、抵抗はできない。
「へへっ、それにしてもいい体してんなぁ?こんなに可愛いってのに、躊躇なく剣を振り回しやがってよ」
 下劣な笑みを浮かべた男が一人、憎しみ半分、性欲半分といった調子で、棒立ちのジータの全身を舐め回すように見つめ、いやらしく笑う。
 そして、そのまま彼女の背後に回ると。
「んっ……!?」
「おっ、ほほっ、いいねぇ。乳やわらけー!それに……すんすん、すんすんっ!へへっ、死体をこんなに作っておきながら、女の髪ってのはいい匂いがすんなぁ?」
「うっ、ううっ……!」
 気色悪さに、今にも男の顔に肘鉄でも入れてやりたい。だが、人質を取る男はナイフをちらつかせながらニヤニヤと笑う。
 更に男は増長し、片手で胸を揉みながら、腰や腹回りにまで手を伸ばした。

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千代田マサキ 2024/06/28 18:56

途絶えた真理の風

途絶えた真理の風



「うむ、今日も実にいい有意義な時間だった。100年以上生きて来たが、まだまだ世の中には不思議が尽きんのう♪」
 ある日の夕暮れ時。
 ファルザンは研究を終え、教令院の廊下を歩いていた。
 一日の心地いい疲れを感じながら、帰路へ就いていた所、突然その行く手を遮るように一人の男が現れた。
「ファルザンちゃん、だよね?はーっ、よかった。ここで会えて」
「……なんじゃ、お前は。ワシを呼ぶ時は敬意を持って先輩と呼べと言っておるじゃろう!」
「は、ははっ、ファルザン先輩。僕は100年の年月が経っているのにもかかわらず、若い姿のまま現代に現れた先輩という存在の神秘を研究している学者だよ。どうか、その体を調べさせてもらいたいんだ……!」
「なんじゃと?」
 教令院の学者を名乗っているが、どこか怪しげな中年で、肥満体型で脂ぎった肌、お世辞にも好意的な印象は持てない容姿で、その上でファルザンのことを好気の対象として見ているような口ぶり。
 当然、彼女がそれに協力を申し出るはずもない。
「それに協力してワシに何の利があると言うんじゃ。礼儀も知らぬ愚か者め」
 そうきっぱりと断り、怒りながらずんずんと歩きその横を通り過ぎようとする。だが。
「君には協力する理由がなくても、僕にはこの謎を解き明かす理由があるんだ!」
「なっ!?いつっ……!これ、放さんか!!」
 男は突然、乱暴にその腕を掴み、引き止めてそのままどこかへと連れて行こうとする。
 突然のことに驚きながらも、ファルザンは必死に男の手を振り払おうと暴れ、大声で助けを求める。
 すると、騒ぎを聞きつけた教令院の職員らしき若い二人の男が現れ、すぐに男から彼女を助け出してくれた。
「はーっ、はーっ……!こやつめ、いきなりワシの体を研究すると言い出し、乱暴に連れて行こうとしたのじゃ!本当の学者かも怪しいところじゃ、すぐに捕まえてくれ!」
「それはそれは……恐ろしい思いをされたでしょう。どうぞ私どもにお任せください」
「うむ……全く、このような男をあっさりと教令院に入れるとは、お前らも褒められたものでは……うっ!?」
 ところが、二人の男の内、一人がいつの間にやら彼女の背後に回っており、いきなり羽交い締めにされたかと思うと、その口と鼻に湿った布を押し付けられてしまう。
「うっ、ぐっ、むうううっ!?」
 すぐにもう一人の男も正面から彼女の抵抗を封じて、ファルザンの小柄な体は大の男二人によって完全に拘束されてしまっていた。
 まもなく、布に浸された薬品の刺激臭が胸いっぱいに広がり、急速に意識が朦朧としてきて、視界がグニャグニャに揺れ、体から力が抜けていく。
「(しまっ、た……こやつらも、あの男の息がかかって……)」
 完全に意識を失う直前、そう察しはしたが、何もできるはずもなく、彼女は糸の切れた人形のように男たちに抱きかかえられてしまった。
「よし、お前は安全なルートを確認しろ。誰にも見られないように運び出すぞ」
「わかった。……ドクターも、先にお戻りを」
「うんうん、頼んだよ。君たち」
 変装したタチの悪い傭兵である二人の男は、手際よくファルザンの拉致の手はずを整え、雇い主である自称学者も、去っていく。
 そして、ファルザンは誰に見られることもなく、どこかへと運び出されていくのだった。

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千代田マサキ 2024/06/26 20:29

聖少女という便器

聖少女という便器



「……ナギへのプレゼントのため、短期間の住み込みでのお仕事ですが、大丈夫。ですよね」
 ある日のこと。
 マリアはナギへの個人的なプレゼントの購入のため、あるアルバイトに応募していた。
 三千院家での給料は十分なものだったが、ナギがそれとなくマリアに伝えてきた、欲しがっているレアなゲームソフトは一般流通していないため高額で、しかもすぐに別の買い手が見つかってしまうようなもののため、2週間後のオークションの終了時刻までに自分が落札しないと手に入らない。そのためには手持ちのお金では足りず、給料が出るまで待っていては間に合わないため、急遽別の仕事をする必要があったのだ。
 仕事の内容は、普段の業務となんら変わらない住み込みのメイド業。今の時期は来客も多く忙しく、メイドが不足するためヘルプに入ってほしいということだった。
 ただし、雇い主のお眼鏡に叶うような美人限定だったのだが、履歴書を出すとマリアは無事に一発合格。面接もなしで働けることが決まった。
「……容姿だけで人柄も見ないで採用するなんて、よほど好色な方のようですわね……」
 マリアは呆れつつも、自分が三千院のメイドであることは相手にも伝わっている。たとえセクハラ親父でも滅多なことはできないだろう、と警戒しつつも楽観して仕事を始めるのだった。



「マリア君、どうぞよろしく頼むよ」
「はい。ご主人様」
 その後、マリアは雇い主のことを訝しみながらも、実際に住み込みで働き始めると、その扱いは丁重なものであり、本当に業務で忙しかったため、主人にちょっかいをかけられるどころか、必要最低限は話しかけられることもなく、ほとんどその顔も覚えないままにどんどんと時間が過ぎていった。
「(どうやら杞憂のようだったですわね。こうなってしまうと、逆に雇い主の方に申し訳ない想像をしてしまいました)」
 その日も夜まで働き、入浴を終えて与えられた使用人用の部屋のベッドに体を沈めるマリアは、そんなことを考えたりした。
 確かにナギの屋敷に比べれば激務ではあったが、自分が使用人だからと不当な扱いを受けることもなく、意外にこういう生活も悪くない、と思ってしまうほど気持ちよく働けていると、最初の好色な人物だという悪印象が恥ずかしくなってくる。
 まだ休むのには早い時間だが、心地よい疲れにうとうととしてきてしまっていると、急に扉が叩かれ、主人が呼んでいるということだった。
「ご主人様。いかがいたしましたか?」
「いやね、マリア君。優秀なメイドとは聞いていたが、本当によくやってくれているようでありがとう。……そこで、なのだが」
「はい?」
 主人はどこか申し訳無さそうな顔をしている。
「私としては、ぜひ君に正式にこの屋敷のメイドになってもらいたいと思っている。……まだ君の家に話しは通していないが、決して悪い条件は付けないつもりだ。今の報酬の……そうだな、倍は約束しよう。ぜひ我が屋敷の使用人たちの手本となってもらえないだろうか」
「……とても光栄な提案を頂き、誠にありがとうございます」
「では……!」
「ですが、申し訳ございません。私がお仕えするのは三千院家。ナギお嬢様だけでございます。このお屋敷との関係は、今回の雇用契約の期間のみとさせていただければ」
「……そうか。いや、こちらこそ勝手に話を進めようとしてしまい、申し訳ない」
 主人は本当に悲しそうにしていたが、それを見て胸は痛むが、マリアに迷いはなかった。
 しかし。
「これは君を正式に雇い入れることができた時、贈ろうとしていたネックレスなのだが、せめてこれだけでも受け取ってもらえないだろうか。今のこの屋敷のメイド長も同じものを付けている。残りの期間、君にはメイド長と同様の権限を持ってもらい、それ相応に報酬も上乗せさせてもらおう」
「……ありがとうございます」
 これまで拒むのは流石に礼儀に反すると感じ、報酬を上乗せしてもらえるというのなら、悪い話ではない。
 そう思ってマリアはネックレスを受け取り、社交辞令として、主人の目の前で身に着けて見せた。
 なんと言うのかは知らないが、どこか妖しげに輝く宝石が付いた、銀製の美しいネックレスだ。派手すぎないそれがマリアの清楚な雰囲気によく似合っており、適度な存在感がメイド長としての貫禄のようなものも感じさせる。
「ありがとう。よく似合っているよ」
「こちらこそ、ありがとうございます。それでは……」
『マリア、今夜の夜伽相手をしてくれ』
「……えっ?」
 そして、もう下がろうと思った時。主人は予想外の言葉を放った。
 その言葉が、まるで耳に届いたのではなく、頭の中に直接響いたかのように、脳内に木霊する。
 そして気がついた時。マリアは男の前に跪いていた。
「わ、私は、何を……?」
「自分から私の前に跪くとは、体は仕える気でいるのだな。いいだろう。断ったことは不問にするから、私にその体を差し出しなさい」
「い、いやっ……!そんなの嫌です!ど、どうして……?体が勝手に……いやぁああっ……!!」
 すぐにでも逃げ出そうとするマリアだが、口は動いても体は動いてくれない。
 そうしている内に、男に抱きかかえられるようにして、立たせられると。
「さあ、まずはその立派なおっぱいを見せてもらおうか」
「ひっ……!?」
 男は無遠慮にマリアのエプロンドレスを脱がしていく。
 清楚なメイド服が男の無骨な手で荒らされていき、そして、服の中で窮屈そうにしていた乳房がまろい出る。
「あっ、あぁぁっ…………」
「おおっ……!」
 ぷるるんっ、と激しく揺れ震えながら溢れ出した、まだうら若い少女でありながら、大人びたシックなデザインのブラに覆われた乳房は、服の上から想像できる以上に豊かで、今まで何人もの少女たちを手籠めにしてきた男から見ても魅惑的に映る。
「い、いやっ!こんなこと、もうやめてください……!」
「ならば逃げ出してはどうだ?私は止めはしないよ」
「う、ううっ……!どうし、てっ……!」
 マリアはどうにかこの場から逃げ出そうとするが、体は動いてくれない。そうしている間も、ネックレスの宝石は妖しげな光を帯びていた。
「さぁ、では生おっぱいとご対面といこうか」
「い、いやぁああああ!!!」
 男は嗜虐的に、しばらく無意味なマリアの抵抗にもなっていない時間を楽しんでいたが、遂に痺れを切らしてブラに手をかける。
 たぷたぷのおっぱいに軽く指が触れるだけで、その柔らかさとなめらかさが伝わってきて、いやらしく微笑む。そして。
「あっ、あぁあっ…………」
 ぶるるんっ!
 ブラから解放された乳肉は、ぶるんぶるんと激しく揺れ乱れる。
 雪のように白い肌に、乳房の大きさに比例して大きいながらも、薄桃色で清楚な乳首や乳輪。
 どんな名画家でも描けない穢れなき少女の裸体像に、男の股間のモノは最高潮に勃起していた。
「想像以上だ。マリア。こんな卑猥な体をメイド服に押し込んでいたとはな」
「見ないで、くださいっ……!私にこのようなことをして、どうなるかおわかりですか……!?」
「ふむ。確かに三千院に帰られては困るだろうな。いや、そもそも警察に通報された時点で私はおしまいか」
「そうです……!今ならまだ、戯れということで誰にも言いません。ですから……!」
「だがそれは、君が元の屋敷に戻れたり、警察に電話ができた場合の話だろう?私の目の前から逃げ出すこともできていないのだから、私がそんなことを心配する必要はあるまい」
「うっ…………」
 今もマリアは、たとえ屋敷に裸体を晒すことになろうとも、この場から逃げ出そうともがこうとしている。
 だが、少しも体は動いてくれず、恐怖と緊張のあまりに呼吸が荒くなり、その不器用な呼吸の度に胸を上下させ、ぷるんっ、たゆんっ、とおっぱいを揺らして男を誘うことしかできずにいた。

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