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ヒトツカミ 2024/07/09 21:08

スカトロ漫画の全集作り 18

続いては21番「ドSのミサコ」の修正です。
この作品は漫画の土台であるネームの出来が良くて乗って描けたため、全体的にペン線に勢いがあります。

それでは修正箇所です。
主人公のミサコには4人の奴○がいます。そのうちの一人、近藤と新任教師の髪のハイライトが白い点々で表現していますが、少し平面的に見えます。

髪の流れに沿ったハイライトにしました。最後のコマは近藤の顔が大きいので少し小さくしました。まだ大きい気もしますが毛量が多いためでしょう。

ミサコが担任にケツ穴を舐めさせるシーン。ミサコの顔に締まりがなく、迫力が足りません。

締まりのある顔に描き直しました。漫画全体を通してもミサコの顔の修正が一番多かったです。

近藤が斜め立ちしてるので修正。

おまけイラストも追加しました。全集ではうんちが見えてます。

全集版「ドSのミサコ」試し読み 15ページ

ヒトツカミ 2024/07/04 18:01

スカトロ漫画の全集作り 17

続いては20番「禁じられた部活」の修正です。
前作の「幼馴染の失態」と比べると絵柄がガラッと変わっています。前作は細いペンタッチで繊細に描くことを意識していました。その反動で今作では乱れペンを使って太い線でざっくりと描いてあります。そのため作画の崩れた箇所が結構あり、修正も多かったです。


まず表紙ですが色使いがどこか古い感じがしてパッとしないですね。制服の水色の彩度が高くて浮いてる感じもします。

白と紫の制服にして爽やかな感じにしました。そしてヘアバンドをしている工藤先輩の髪の色をベージュから銀色に。キャラの性格が若干サイコパス寄りなので銀髪の方が合ってると思います。漫画自体はモノクロで色が分からないですが、表紙の印象で工藤先輩の髪を銀髪だと認識しながら読んでくれると思います。

次に漫画の1コマなんですが、背景にかなり違和感があります。

三点透視で描かれていますが縦軸の消失点が上側にあります。

三点透視で背景を描くときに左右の消失点はなんとなくわかるんですが、縦軸に掛かる消失点は上側に置くのか下側に置くのか時々わかんなくなります。このコマはロッカーの上の面まで見えてるので上から下を見ている俯瞰のカメラです。じゃあ縦軸の消失点は上か下かどっちに置けばいいのでしょう?簡単な覚え方は、見上げてれば上に消失点、見下げていれば下に消失点という感じです。

なのでこのコマでは見下げてるため下側に縦軸の消失点を置かなければなりません。修正したコマがこちらです。背景の違和感が消えたと思います。二点透視にして縦の線を全部垂直に描いてもいいコマではあるんですけどね。

全集版「禁じられた部活」試し読み 11ページ

ヒトツカミ 2024/06/27 21:26

スカトロ漫画の全集作り 16

続いては19番「幼馴染の失態」の修正です。
また一週間修正に掛かってしまいました。全集を作るため最初に決めていた、絵のバランスが大きく崩れている箇所だけを直していくという基準を大きく逸脱してしまい、そこそこ崩れてる箇所やカラーページの色の塗り直しまでしちゃいました。修整すればするほど良くはなるのですがまだ20作以上の修正が残っており、これでは完成がほど遠くなるので次回からは修正を抑えめにしたいと思います。

それでは修正箇所ですが、まずこの漫画にはキャラクターに白フチが全部に付いていました。見やすくなると思ってやってたんですが、必要ないところまで白フチがあるとシールを貼ってるような感じになってあまり効果的ではないです。なので白フチが無いと見にくくなるコマ以外は全部消しました。白フチが無い方が背景となじんで臨場感がある気がします。

そして前作の修正と同じように髪のハイライトを立体に沿って描き直しました。これだけで華やかになりますね。

そしておまけページにあるカラーイラストですが、かなり違和感があります。真後ろからのアングルは描くのが難しいですね。フローリングの木目のパースを見ると、ほぼ真上から見てるので腰がやばいことになってます。

無理に真後ろから描かないで斜め横からのアングルで描き直しました。


出来がいいので表紙にしました。元の表紙より迫力が出たと思います。元の表紙はおまけページで塗り直してあります。

元の表紙

全集版の表紙

全集版「幼馴染の失態」試し読み 10ページ

ヒトツカミ 2024/06/20 21:24

スカトロ漫画の全集作り 15

続いては18番「委員長はガマンできない」の修正です。
この作品の表紙ですが、塗りが厚塗りでなんか重いですね。影を黒くしてることが重さの原因だと思います。

軽い感じのタッチに塗り直してみました。汗も追加して力んでる感じもだしました。

続いて漫画の方ですが、眼鏡の描き方に間違いが2つあります。真四角なのはまぁデザインとして見逃せますが、つるが横髪の上を通って耳に掛かっています。普通に眼鏡を掛けたら横髪の下側を通りますよね。(横髪の上を通ってかけてる人も結構いるで間違いではないですが、このキャラは横髪の毛量が多いので下を通った方が自然に見えます)そしてそのつるですが、眼鏡の真ん中に付いていますが実際の眼鏡は上らへんに付いてます。地味目な修正です。

そして髪のハイライトですが、より立体的に見えるように立体に沿ってハイライトを入れました。この立体に沿って入れるハイライトは身に付けたい技術の一つですね。これをうまく描けるようになれれば、黒髪美少女の魅力が何倍にもアップしますから。まだまだ立体に沿って描けてないので、修練が必要です。

そしてこの漫画の重要なシーン、男子の前でバケツにうんちをする所なんですが中腰で後ろ斜め上からのアングルが難しく、上手くかけなかったシーンです。顔もいまいち可愛く描けなかったのでこの漫画はここが心残りでした。

描き直してだいぶよくなったと思います。

ラストページでは男がスマホに写した排泄シーンの写真を見る場面があるのですが、この漫画ではラストだけカラーになっています。もちろんそこも修整しています。


さすがにラストページなのでモザイクを入れてますが、全集では見えてます。

ヒトツカミ 2024/06/16 21:55

スカトロ漫画の全集作り 14

絵柄の変化

続いては17番の「拝啓、漏らしちゃいました。」の修正です。
この作品、前作の「夜の王様」と比べるとわかるんですが、絵がだいぶ変わりました。


前作は描いてる途中、自分の画力のなさに嫌気がさしていました。そのため何か手を打たなくちゃいけないと思い、やったことが液タブの購入です。

液タブ自体はそれまでも持っていたんですが、ヤフオクで落札した1万円くらいのWACOM DTU-710というという中古品でした。かなり古い型で、画質が1280×1024ドット、ペンの質圧感知が512という感じです。この液タブはドットが大きく強く質圧をかけないと線が描けないものでした。そのため肩の力を抜いて描かなくてはならない下描きには向いてなく、アナログの漫画原稿用紙に鉛筆で下描きを描いて、それをスキャナーで取り込んでそれからこの液タブでペン入れをするという段階を踏んでいました。

この工程を変えてみたくて買ったのが、当時10万円くらいしたワコムのCintiq 13HDという液タブです。画質は1920×1080ドット、ペンの質圧感知が2048と4倍にアップしました。実際に使ってみたら中古の液タブとは別物でした。画面の綺麗さは勿論ですが、軽く質圧をかけただけで線が引けることに感動しました。これで下描きが液タブ上でできることになりました。

紙に描くのと液タブで描くのでそんなに変わるの?と思うかもしれませんが全然違いました。液タブなら大雑把な形を描いてレイヤーの透明度を薄くして色を変え、さらに少し細かくした形を描いてまたレイヤーを薄くしてというように、段々と下描きのディテールをアップして下描きを描くことが可能だからです。

これをアナログでやろうと思ったらトレース台で下から光を当ててやることになるんですが、線が黒くて見にくいですしかなり大変な作業です。しかもデジタルなら顔を大きく描き過ぎたと思ったら、投げ縄選択で縮小させるというように下描きの微調節が可能です。紙に描いたときに頭の大きさが変と気付いても、縮小とか出来ないですからね。

要するに下描きの精度がグンッとアップしたんです。それに加えてペン入れも質圧感知が高くなったことでより繊細に描けるうえに、画質が良くなったために色塗りもしやすくなったので、絵柄がこの作品からガラッと変わったんです。

描き文字に目が行く

そしてこの作品の修正なのですが、相変わらず全体的にグレーが濃いです。そして描き文字が全頁で少し凝ってるものが多いんですが、それがあまりよくない気がします。描き文字はあくまでわき役なので、目に留まり過ぎるのはよくないかなと。あと団子頭に布が覆ってあるんですが、なぜかハイライトが描いてあるので消します。

修整前は文字に目が行きがちでしたが修正後は絵に目が行くようになったと思います。

この作品は液タブを買っただけあって気合が入ってますね。購入額の10万円分を取り戻そうとして描き文字にまで気合が入っていたんだと思います。ただ描き文字って丁寧に描き過ぎると目に引っかかる感じになるので難しいです。

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