全然進んで無いと言う進捗報告と、クリスタ移行の愚痴
進んどら~ん!
修道女シリーズ第五章、現在鋭意制作ty...進んどら~~ん!!!
もうちょいで全ページのペン入れが終わるって感じです。ネームが途中で行き詰まってう~んう~んと悩んでは描き直し悩んでは描き直しで、こんなザマです。キエーッ。
第五章では生意気修道女のカテリーナが暗い地下室に閉じ込められて、両手を縛られ吊られたまま色々されちゃう、と言う内容になってます。
一応話自体はもうこれ以上時間を掛けたく無いので変更は無いのですが、色々詰め込もうとしていくつかの要素が中途半端になってしまったような気もしてて、一部心残りがありますがモウ突っ走るしかねぇ!
レズSM的な展開をもうちょっと増やした方が良かったのかなと思っているんですが、あまり肉体的に苛めすぎるのはこのシリーズのコンセプトから外れてしまう様にも思えるんで、今にして思えば今回はこの位でも良いような気がしないでも無い。
あくまでお淑やかな修道女がエロい恰好してエロい事するのが良いのであって、そこにさらにSMやリョナっぽい要素を派手に足したら、流石に味付けのクセが強くなりそうな気がする。と、自分に言い聞かせる事にします。
こちらはまだペン入れした段階のページの一部。左の子がサーラで右の子が生意気娘のカテリーナです。
あんなにやさしく母性溢れる女の子だったサーラが、こんな悪落ちヒロインみたいになっちまうだなんて……。おら悲しくてチンポから白い涙が出ちまうだよ……。
クリスタ使用感
今作から本格的にクリスタで漫画描いてます。EXの月額版を使用。
メディバンペイントより便利な所の方が多いですが、一部使いにくい部分もあったり。ただブラシ周りでクリスタの方が好みな感じなんで、戻る事は無いと思ってます。
ここで元メディバンユーザーがクリスタで気に入った点を紹介してみようかと思います。
クリスタのメディバンペイントより良い所
ベクターレイヤーでペン入れ便利
ベクターレイヤーでペン入れをし、はみ出た線だけををベクター用消しゴムで消して行くのがすごい楽ちんです。今まではみ出た線をチマチマ消したり、はみ出ない様に気を使ったり、わざわざ別レイヤーを作ってはみ出た所だけ消してレイヤー統合したり、なんて事をしなくて済んだのはとても精神的に楽で時短になってます。
こういった機能は他のペイントソフトでもあるんでしょうが、メディバンペイントには搭載されてなかったので、これだけでもう戻る事の出来ない体になってしまいました。
アソコがクリスタの形になっちまったよ~。
ブラシ最大サイズがデカい
メディバンペイントはブラシの最大サイズが1000pxまでだったんで、エアブラシなんかでガーッとグラデーションを大きく塗る時等はちょっと困っていたんですが、クリスタは倍の2000pxまで行けるんで、ひと塗で一気に塗れちゃう所が楽です。
もしかして軽い?
メディバンペイントは彩色用のレイヤーが増えるとその分保存時や読み込み時に時間が掛かり、妙にハラハラさせられていました。しかしクリスタだと同じくらいのレイヤー数なはずなのに読み込みや保存で待たされる感じがありません。なんででしょ、メモリ占有率をソフト側で制御できるから?
よくわかりませんが、チマチマ保存するタイプの自分としてはこのストレスが無くなったのは、とても精神衛生的によろしいです。
ショトカの自由度高い
メディバンはショートカットに設定できる項目に制限がありましたが、クリスタの場合メニューやツール、オプションなんかも設定できるんで自由自在です。
多分殆どの機能をショートカットに設定できるんじゃ無いでしょうか?
オートアクション便利
機能の使う順番や数値等を記録して、ワンボタンで複数の行動を一気に実行するオートアクション機能が、最も時短に役立ってます。
自分は最初に「コマの外枠レイヤー」「コマの内枠用ベクターレイヤー」「半透明化した下書き」「ペン入れ用のベクターレイヤー」を用意するんですが、これがワンボタンで一度に全部用意できるんで、あまりの便利さに感動しちゃいました。
この機能は差分づくりにも役立つんじゃ無いかと思ってます。まだ設定はしていませんが、差分づくりが半自動化されれば丸一日掛かっていた差分づくり作業が、かなり短縮されるんじゃ無いでしょうか?
今の所こんな感じでクリスタの使い心地の良さを堪能しています。ですがやっぱりメディバンの方が楽だった部分もあるんですよねー。少しですがメディバンが勝っていたと思う機能を紹介しておきます。
メディバンの良かった所
いちいちネット接続しなくて良い
自分のネット環境はLANケーブルの本数の関係上、常にPCをオンラインにつなぐ事がありません。なのでクリスタの一回は必ずネットに繋いで認証しなければならない作業が、めんどくさいです。メディバンはそんなの無いんで気にせず起動出来て楽ですね。
Zキー押下時のみ透明色化が便利だった
メディバンペイントではZキーを押している時だけ、選択色が透明色になると言う機能がありました。
クリスタでもCキーで透明色を入れ替えられるんですが、「押している間だけ」と言う事はちょっと無理な様でした。修飾キー機能で押している間だけ消しゴムツールを使う、みたいな事は可能なのですが。
現在のブラシサイズと全く同じサイズの消しゴムをすぐに使えると言うのは、想像以上に楽です。自分が何かを消したい時は大抵細かい作業中に細かい部分を消すか、大まかな範囲をガッツリ消すかのどちらかです。細かい作業はZキーで、大まかな部分は大きいブラシサイズで登録した消しゴムツールで、と言う使い分けをしていた自分としては、消しゴムツールを呼び出していちいちサイズを適正な大きさに変更するのは、ちょっと面倒な作業になります。
透明色の入れ替えも、入れ替えを戻すのにもう一度ボタンを押さないといけないので、それを忘れてペンを走らせ変な所を消してしまう、と言うのが日常茶飯事です。押している間だけなら、ボタンを離せば元の描画色に戻るんで今透明色なのかどうかを気にする必要がありません。
ブラシサイズ変更方法がかなりストレス
これが一番クリスタでイライラさせられる点です。これだけは本当にメディバンが勝っていると思える所です。本当にしんどい。なんとかならんかと常に悩まされています。
自分は彩色中かなりの頻度でブラシサイズを変更します。主にエアブラシを使ってガシガシ塗っているせいで、そんな癖が付いたんだと思います。
このブラシサイズの変更をメディバンペイントではショトカ押下中に左ドラッグで縮小、右ドラッグで拡大が出来たんですが、クリスタだと何とも言えない妙な仕様になってます。
この仕様のせいで、ブラシサイズ変更をしようとするたびに、どの位の大きさに変更するかをいちいち具体的に指定しないとならないんで、この一瞬の思考を強○させられる所が集中力を欠かされる要因になっています。
馴れれば求めるブラシサイズに一気に到達出来るんでクリスタの方が早いんでしょうが、しょっちゅうブラシサイズを微調整しながらエアブラシで塗る自分としては、ダルくてしょうがない。
この仕様を変更するプラグインとかが無いか調べましたが、どうやらクリスタのプラグインはフィルター等の効果用のみしか機能提供されていないらしく、使い勝手そのものを改造する事は出来ないみたいで、もうこれに慣れていくしか無さそうです。
こんな感じで細かい所で苦戦しつつも、第五章を描いてます。八月中にはお出し出来ると思うので、楽しみに待っていてください。
というわけでクリスタに関するちょっとした愚痴でした。さよなら~。