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童貞の記事 (53)

官能物語 2020/09/18 14:00

母の浮気/76

 母からしてみれば、がんばっている息子を微笑ましくて見ているのだろう。慈愛に満ちた目が、しかし、軽くだけとろんとしているのを見た良太は、次の瞬間、

ーーああっ、出るっ!

 母のできるだけ奥まで、肉棒を挿入しきるようにして、きっかり5回のピストン運動で、射精を果たした。

「おおっ!」

 つい声を上げてしまうような快感である。どぴゅどぴゅどぴゅっ、と欲望を吐き出した良太は、体中のエネルギーが抜き取られるような虚脱感を得て、そのまま、母の体へと、自らのそれを重ねた。

 母が軽く抱くようにしてくれるのが分かる。母の胸に抱かれた少年は、いつまででもこうしていてもらいたい気持ちになった。ほとんど間を置かずに、二度射精をした良太は、体力を失ったけれど、少しすれば、まだまだできそうな気がした。

 外からはひっきりなしに虫の鳴き声がして、秋の風情である。気温は涼しいくらいだけれど、動いたせいで、良太は汗を掻いていた。少しして、顔を上げると、やはり母の笑顔がある。

「まだ、できそう?」

 母が誘うような声である。
 良太は、うなずいた。最高で、5回連続でオナニーしたことがある。オナニーでさえそうなのであれば、セックスの場合は、もっとできなければウソだった。

「若いのね……ふふ」

 母は嬉しそうに笑った。
 今さらなことながら、母には息子とすることに対する罪悪感はまったく無いのだろうか。夫以外の男とすることに対して無いことは、十二分に分かっているが、相手は息子なのである。多少は、感情の揺れがあってもいいものだと思うけれど、そういうものは見えなかった。もちろん、その方がありがたいと言えばありがたい。嫌がる母を無理やりなんてことは、いくら何でも嫌である。

「でも、二回シて、ちょっと落ち着いた?」
「うん」
「よかった。随分、溜まってたの?」

 母はストレートなことを言ってきた。つながったままでいると、正直な気持ちになった良太は、

「そんなに溜まってたわけじゃないよ」

 と答えた。

「そうなんだ。じゃあ、溜まってたから、つい、お母さんにムラムラしてっていうわけじゃないのね?」
「違うよ」
「じゃあ……どうして?」
「母さんのことが好きだからだよ」

 良太は、自分の口からするりと言葉が出てくるのを認めた。恥ずかしいことを簡単に言えたのは、つながっていることによって生まれた素直さゆえか、あるいは、同じことかもしれないが、すでにこの上なく恥ずかしいことをしているからだろうか。

「好きだから、母さんとシたいと思ったんだ」
「ああ、良太……」

 母は感動したような吐息を漏らすと、息子の顔を抱き寄せて、キスをした。

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官能物語 2020/09/17 14:00

母の浮気/75

 母の舌である。その舌は、ねっとりと、良太のそれにからみついてきた。良太はうっとりした。あまりの快感に、別の世界に入ってしまったかのような気持ちになる。今しがた精を放出したばかりの肉棒は、すぐに反応を示して硬くなる。母のナカで、どろどろに溶かされるようになったそれが再び屹立するのが感じられるのは、なんとも奇妙な感覚だった。

 良太は、母の舌に自分の舌を絡め返した。クチュッ、クチュッ、という粘膜同士が奏でる卑猥な音楽を聴きながら、良太はいったん冷めた興奮を高めていった。母の舌は、息子の舌をねぶりつづけた。

 良太は、肉竿の付け根に、新たな精の固まりを感じた。このままだと、ディープキスされたまま、二度目の放出を迎えてしまう。それはそれで、また気持ちいいのだろうけれど、再びなすすべもなく射精してしまうというのは、男としてはどうなんだろうか、と思った。ちょっと情けなくないだろうか。久司でも、少しは動いたはず。そのシーンを思い出して良太は、最大限の意志の力で以て、母から唇を離した。

「あんっ……」

 母が、小さく喘ぎ声を上げて、目を開く。二人の唇の間には、唾液の糸が引いていた。

「ごめんね、気持ちよくなかった? 良太」
「いや……」

 気持ちいいからこそディープキスをやめたのである。しかし、そこまでは言わずに、良太は母に、動いていいか、尋ねた。

「もちろん、いいわよ。あと、出したくなったら、いつでも出していいからね」

 母は笑顔である。
 良太は、おっかなびっくり腰を動かしてみた。少し腰を引いて、少し腰を押し出すようにする。とたんに、その腰に稲妻のような激しい性感が起こって、文字通り腰砕けになりそうだった。これでは、三こすりも持ちそうにない。三回連続でこすれば、確実に射精してしまうだろう。

「はあっ……気持ちいいわ、良太のおちんちん」

 母が、吐息混じりに言った。そう言ってもらえるのは嬉しいけれど、さすがにそれはお世辞だろうと良太は思った。テクニックも何も無い童貞のモノが、そうそう気持ちいいわけがない。それを悔しく思う気持ちも、与えられる快楽に流されてしまうのが、今の良太である。腰はもう止めているのだが、母の膣内はひっきりなしにうごめいて、精液を欲しがっているようだった。このままだと、いずれにしても射精してしまう。肉棒を抜くつもりがないのであれば、前に進むしかない。

 良太は、母の乳房に手を付けた。

「あんっ!」

 母が楽しそうな目をした。

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官能物語 2020/09/16 14:00

母の浮気/74

 しかし、そのときは突然にやって来た。

――出るっ!

 急に、肉棒の底からせり上がってきたかと思うと、その上昇を止めようもなく、良太は亀頭を盛大に爆発させて、射精した。どくどくどくっ、どくどくどくっ、と思い切り、母の体内に精を吐き出した良太は、これまでの中で、もっとも気持ちいい射精を味わっていた。何もかもが真っ白になるような、それほどの快楽である。しばらくの間、良太は、そのまままったく動くことができなかった。

 どのくらい経ったのだろうか、放心からさめた良太は、母が微笑んでいるのが見えた。

「いっぱい出たわね」

 息子が我を取り戻したことが分かったらしく、母はそう言った。出たことは女性にも分かるのだろうか、と良太は思ったが、母がそう言っているのだから、そうなのだろう。良太は、照れくさい気持ちになった。母とシたことを後悔はしていないけれど、やはり、それは普通ではないことであって、確実に人としての道を踏み外してしまった気がして、恥ずかしくなったのである。

「ふふっ、気持ちよかった?」

 一方で、母にはそんな気持ちは、まったく無いようである。良太は、ホッとした。それでこそ、救われるというものである。

「今さらだけど、母さん……」
「なあに?」
「ナカで出しちゃったけど、大丈夫なの?」
「大丈夫よ。ちゃあんと、備えはしてあるから」

 それがどういう備えなのかまでは突っ込まなかったけれど、良太はこれにもホッとした。さすがに、母をはらませることになったら、これはまた、恥ずかしさなどとはまた別次元の問題である。そうして、母が道理でこれまで、他の男たちにも気楽に中出しを許していたはずだと納得した。

 さて、と、一度出したからには、もう離れた方がいいのだろうか。確かに、肉棒を勢いを失ったわけだけれど、せっかく合体したのだから、そう簡単に離れたくないのも事実だった。

「もう少し、こうしていてもいい? 母さん」
「どうしたの、良太。そんなことを訊いて。さっきは、すごく強引で、男らしかったのに」

 母は、からかうように言った。
 そう言えば、と良太は、射精とともに、自分の中から、凶暴な部分が消えているのを認めた。世に言う、「賢者タイム」である。しかし、オナニーの時とは違って、罪悪感というか、やっちまった感はなかった。ただただ、満足感だけがある。

 良太は、母に向かって、体を折り曲げるようにすると、その唇に、自らの唇を重ねた。母は目を閉じたようである。そのまま、キスを続けていると、良太は、母の手がこちらの頭に回るのを感じた。次の瞬間、にゅるりと口内に、何か淫靡なものが侵入するのを、良太は認めた。

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官能物語 2020/09/15 14:00

母の浮気/73

 それを聞くと、母はホッと安堵の息を漏らした。何を安心しているのかということまでは、良太には分からない。肉棒はすでに溢れ出そうとしている精力によって、はち切れんばかりになっていた。母の膣内は、ひっきりなしに、うねってはしぼりあげるようにしてくる。まるで、早く出せと言わんばかりだった。

「ああっ、すごく気持ちいいよ、母さん」

 良太は、月並みだとは思いつつも、そう言わざるを得なかった。
 外では虫が鳴いているようである。

「良太のおちんちんもとても素敵よ」

 母が、余裕のある声で言った。先ほど、クンニされているときとは、かなりの違いである。それはやむをえないだろう。彼女はかなりの経験者なのである。百戦錬磨と言っていい。それに比べて、こちらは、今童貞を卒業したばかりの未熟者である。さっきのクンニで母がイッた方が幸運なのであって、あれは、ビギナーズラックと言っていい。

 とはいえ、ただ感じているだけでは、さすがに男がすたる、とそんな風にはっきりと考えたわけではないけれど、ともかく、このままなし崩し的に射精するのは嫌だと思った良太は、目前にある巨乳の頂上に指を向けた。そこは、まるで今まで誰にも触れられたことなどないかのような綺麗な桃色である。

「あっ、良太っ……」

 乳首をつままれた母は、ビクンッ、と体を震わせた。乳首が彼女の性感帯の一つであることは、覗き見しているときから分かっていたことであるし、さっき、浴槽に一緒に入ったときにも分かったことだった。

 良太は、そのグミのような感触を、たっぷりと味わった。
 母の喘ぎ声が高くなる。

 それにしても、こうして母と交わって、その乳首を責めることがあるとは、良太は不思議な思いでいた。つい昨日まで、そんなことは考えもしなかった。幼なじみの母親と初体験するとばかり思っていたら、まさか、その相手が実の母親になるとは。

「あっ、良太……ダメッ、もう、いじらないでぇ……」

 母は嫌がっている素振りをしているけれど、体はしっかりと反応しているようだった。それが証拠に膣内の締め付けはさらにキツくなった。もう少ししたら、本当に射精してしまうだろう。まったく動かずに、まるで夢精するときのように、放出してしまうのである。これを止めたければ、肉棒を引き抜くしかなかった。しかし、せっかく合体して、天国にいるというのに、それを解くなど、思いも寄らないことである。

 クニクニと、良太は乳首をつねり続けた。母は、すでに余裕のある表情ではなくなって、目をとろんとさせ、母親の顔から、メスの顔になっていた。それを、良太は美しいと思った。こんなに美しい女と交わることができている自分の幸運を確かめながら、良太は、もう少しの間、乳頭を可愛がってやっていた。

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官能物語 2020/09/14 14:00

母の浮気/72

「ああっ、イキそう……もうダメッ、はあっ、ああっ!」

 母の声がさらに切実さを帯びてくる。
 もう少しで絶頂に達するのである。そこで、良太は、以前に、誰かが母をイカせる瞬間で行為をやめてじらしていたところを思い出した。それによって、母はさらによがり狂うようになっていた。あるいは、それは、エロ動画の中の話だったか。いずれにせよ、良太は、舌の動きを止めなかった。クライマックスに達するその時をコントロールするなどという"高等技術は、童貞の自分には無理だと素早く決断したのである。その結果、

「ああ、イクッ……良太……ああっ、イクッ……イクウウゥ!」

 びくんっ、とその豊満な体を震わせて、母は絶頂に達した。

 良太は舌を止めた。少年の顔は、愛液に濡れていた。その顔を上げて、母を見ると、彼女の目は焦点を得ておらず、口は半開きになっている。そこよりも下に目を移すと、白くまろやかな乳房は浅い呼吸に軽く上下しており、そのトップはぷっくりと膨らんでいた。

 良太は、自分の体が自然と動くのを感じた。母の弛緩した両足の間に入ると、その中心部に向かって、肉棒の先をつけた。避妊のことは頭になかった。いや、これまで、母は様々な男に生ですることを許しているのだから、自分も許されて当然という考えがあったのかもしれない。なんにせよ、良太は、ゴムをつけていない分身を、母のナカに埋めようとした。そうして、それは、呆気なくなされた。

――おおっ……。

 良太は、内心で喘ぎ声を上げた。内心どころか、外にも漏らしたかもしれない。自分が声を上げたかどうかよく分からなかった。というよりも、何も考えられなくなりそうな、それほどの快感だった。ぬるりと挿入された肉棒は、まるで温かい沼に沈んだかのようである。その沼には何か得たいの知れないものが棲んでいて、肉棒にからみついてくるようだった。

 これは男がセックス好きなわけだと、良太は、そんなことを思うことさえできなかった。圧倒的な快楽である。母のナカに自らのモノを全て埋め尽くすと、良太は、肉棒の存在も感じなくなった。まるで、母と完全に一体化してしまったようである。快感だけがうずまいていた。

「あっ……」

 ピクンッと軽く体を震わせるようにして、母が、意識を取り戻したようだった。その顔が息子を見ると、

「ああ、良太……入ったのね……」

 何かを諦めたかのような目である。しかし、すぐにその目は、慈しむような色に満ちて、

「童貞卒業おめでとう、良太」

 と言ったあとに、

「……もしかして、童貞じゃなかったなんてこと、無いわよね? もう経験済み?」

 ハッとした様子で聞いてきたので、正真正銘、童貞だったことを、良太は、快楽の嵐に耐えながら、答えた。

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