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2024年 03月の記事 (16)

猫虎屋 2024/03/08 03:36

新春の悪戯

神社で行われる新年会。
そこにカスミも巫女として加わっていた。
名目は神事を行うためだが、神事と言っても俗なもので、福笑いもそのひとつである。
巫女のカスミが目隠しをした状態で福笑いのパーツを並べていき、大笑いする。
カスミは心底面倒だと思っていたが、これも仕事と割り切っていた。
だが”おとそ”を呑みすぎていい気分になっていた氏子の一人が目隠しをしたカスミの身体をおもむろに揉みしだく。
「あ!こら…やめなさいっ…」
さすがに冗談が過ぎると思って抵抗しようとしたが、男の腕っぷしにはかなわず、服の下まで侵入を許してしまう。
「こ、こら…だめ…ッ!」


悪戯はどんどんエスカレートしていき、ついには乳房を生で揉まれ、袴を下ろされて下着の中にまで手が入ってきた。
「こ、こんなの……っ!」
誰かに助けを求めようとしたが、あいにくその場にいたのはおとそで気を良くした助平男達ばかりで、誰も助けの手を差し伸べてくれない。むしろ新たな悪戯の手が伸びてくるほどだった。
「くうっ!」
一番敏感なところにごつごつとした指が触れ、カスミは思わず身震いをする。
しかしそれはこの後待ち受ける運命に比べれば、まだ軽い方であった……

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猫虎屋 2024/03/04 22:11

巫娼の心得

「巫女」とは神に使える清らかな乙女……。
それは一般的なイメージだが、実際の巫女にはもう一つの側面がある。
〈歩き巫女〉とも呼ばれる彼女たちは、特定の神社に所属するのではなく、各地に赴いては諜報活動に携わる。そこには”巫娼”としての役目も含まれている。

とくに新人の巫女はその役目が割り当てられることが多く、ベテランの巫女からは「百人に抱かれてやっと一人前」などと言われることもある。
〈清めの宮〉はそういった巫女たちを育成する養成機関だった。


トワはまだやっと経験人数が二桁に到達したばかりの新米の巫女で、与えられる任務はそういうものばかりだった。
高度な諜報や政治工作、交渉などはベテランの巫女たちがやる。
トワはただ言われるがままに指定された相手とすればいい。それだけの簡単な任務……。

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猫虎屋 2024/03/02 23:39

ひな祭り

桃の節句は女の子の成長を見守り、子孫繁栄を願って菱餅を食べる日

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猫虎屋 2024/03/02 00:36

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猫虎屋 2024/03/01 17:43

勝負水着


「こ・・・これはフローリアが勝手に!」

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