二月までの開発状況
どうもです。毎年この時期になると既に早く夏が終わって冬にならないかと願っている主です。さて二月も終わりそうなので今月までの開発状況を報告します。
先月の課題
まず先月の課題には『崩壊アニメーションのファイルサイズが大きすぎる』という問題がありましたが、こちらは無事解決することができました。解決方法は至ってシンプルで、今までで30fpsで録画していた頻度を5fpsまで下げることによって総容量をそのまま1/6まで下げることができました。最初は録画フレームの変更によって起こる不自然さを懸念していましたが、下記のテストプレイ動画を見てもらえばわかる通り30fpsと比較してもほぼ変わらない挙動をしていました（結構嬉しい誤算）。まぁ恐らくは破片同士の接触を極力避けていたので通常の重力加速度のみの録画ならばフレームレートを落としても案外問題にならないようですね。
ちなみに当初は既に作成したアニメーションのアニメーションキーフレームの削除によって容量を下げようと思っていたのですが、どうやらUnity内で作成したアニメーションに関してはアニメーションの保存の際に圧縮工程を踏んでいるらしく、これを途中で変更するとむしろ容量が増えるということが起こりました（無圧縮だと？1キーフレームにつき1.7MBほどの容量になる）。そんな訳で100個のオブジェクトの位置情報を保存した26MBほどのアニメーションのキーフレームを1個でも消すと、編集後のデータは1.7MB*99で168MBとかいう本末転倒なファイル容量になってしまいました。これじゃあ意味ないですね。…という事で2月の頭からは結局もう一度全てのアニメーションの録画をし直すという事を行っていましたが、今回は再録画のみで済んだので思いのほか早く済みました。ただ1/6にまで減らしたと言ってもアニメーションのファイルサイズだけで10GBくらいありますので次回のバージョンからは残念ながら容量爆上がりになると思われます。まぁ快適に大量のビルを破壊するための代償なので致し方ないでしょう。そこはご了承ください…。またCi-enにアップロード可能なファイルサイズは2GBまでとなっている関係上、次回のリリースはSteamで行えればと思っています。なので頑張りますね。
Blender素材：その2
さておき今月のもう一つの成果としては先ほどの動画でも出てきたように首都高っぽい素材を延々と作っていました。まだ粗削りな部分が多いので近づくと所々安っぽく感じますがこのゲームは巨大化して遊ぶことを前提としているゲームなので遠景素材としては雰囲気を出せるところまでは行けていると思います（アニメ系のシェーダーに変更すれば少しは見栄えが良くなるかも）。作製したデータはこんな感じです。
最後のジャンクションは作成中です。参考にしたのは西新宿ジャンクションですね。余談ですが以前甲州街道沿いに住んでいたので個人的には結構なじみのある場所でした。しかし、作った素材をUnityにぶっこんでいざ街づくりをしたところまだまだ素材が足りませんでした（時間が足りんから誰か販売してくれ～）。という事で来月もBlenderによる素材製作がメインになるのではないかと思われます。ちなみに来月あたりからは鉄道関連の素材を作成していけたらと思っています。それでは今回はこの辺で。