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サキュバスさんコースの記事 (22)

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【キャンドルガイスト】


キャンドルガイスト

・ゴーレム属 ・魔法物質型

○生息地…夜間の街道、古びた建造物など
○気性……献身的、感情表現に乏しい
○食糧……人間の男性の精

○燃え尽きた無数の蝋燭が魔力により一つとなり、魔物として形を成したもの。
 夜の街道や光の射さない古い建造物といった暗い場所を通る人間の男性の前に、揺らめく炎と共に現れる。
 暗闇に突如として浮かび上がるその姿と何も言わず無表情でじっと見つめてくるその様子から恐れられがちではあるものの、出会ったその場で襲われるわけではない。
 それどころか彼女達は出会った男性に従者のごとく付き従い、その身に灯す炎で視界の先や足元を明るく照らすと共に、行く先の障害や危険を排除し、無事に暗闇から抜けるまで先導してくれるのだという。
 魔物となった後も蝋燭としての役割を果たそうとする献身性を見せるが、その一方で無数の蝋燭の暗い情念より生まれた魔物であるが故の極めて扱いづらい気質も併せ持つとされ、もしも意図的に彼女達を利用できると考える者がいるのであれば、それは大きな間違いである。

 彼女達は元が燃え尽きた蝋燭であるが故か、かつて果たせなかった望みである「いつまでも主人の役に立ち続けること」に強く執着すると共に「役目を終えて使い捨てられること」を強く恐れている。 
 男性を無事に明るい場所に送り届けると、自身が役に立てたかどうかを問い、今後も自分を使い続ける事を約束させようとする。
 その際の問いに好意的に答え、彼女達の望み通り今後を約束すると、晴れて男性は彼女達に主人として認識される事となる。
 炎を灯し続けるために精を必要とするため、主人はしばしば交わりを求められるものの、主人の役に立つ事を第一に考え行動する極めて忠実な従者として行く先々を安全に照らしてくれるだろう。
 一方、問いに否定的に答えた場合の彼女達は半ば恐慌状態に陥り、自らが役に立つ存在であることを示そうとする。
 即ち蝋燭の頃は持ちえなかった力を誇示する事であり、自らの存在が男性を容易く溺れさせる魔性の快楽をもたらし続けるという事を、その肉体と淫らな奉仕により理解させようとするのである。 
 男性が快楽の虜となるまで有無を言わさず奉仕を注ぐその姿はまさに魔物そのものであり、加えてそれは男性が心の底より魅了される事によって彼女達が心の底より安心できる様になるまで続く事だろう。

 なお、彼女達の感情は揺らめく炎の様に不安定で、しばしば感情に任せて強引な奉仕を行う事がある。
 主人の役に立てていない状態では落ち着かないらしく、蝋燭としての役割をこなせている暗い場所では比較的落ち着いているものの、
明るい場所では主人を気持ち良くできていない瞬間が許せないといわんばかりの過剰なまでの奉仕を行いがちである。
 また、精が不足して灯す炎が小さくなると不安を覚え、主人に必要にされようと奉仕を行いたがる様になり、
 逆に大量の精を注がれ炎が大きくなっている場合は満たされた状態ではあるものの、自らを満たす主人への極度の感謝と情愛からその献身の欲求と淫らな奉仕が苛烈さを増す。
 この様なほの暗く苛烈な感情を抱きながらも彼女達は変わらず物静かで、その感情は無表情に隠されている。実際に奉仕が行われる瞬間まで、主人であってもその感情の変化に気づくことは難しいだろう。
 ただし、欲望のまま奉仕を行い、主人の役に立ち続けるという望みを叶えて満たされる彼女達のこの上なく幸せな感情だけは、主人と交わる際にのみ、その表情が無表情から熱っぽくとろける様に変化する様子で簡単に窺い知る事ができる。

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【ケルピー】


ケルピー
・ケンタウロス属 ・獣人型

○生息地…湖
○気性……意地悪
○食糧……肉食。魚介類など

○珍しい水棲ケンタウロスの一種であり、馬の下半身から魚の様なヒレのある尻尾が生えている。
 透き通る水に例えられる美しい姿で知られ、その姿に相応しい美しい景色の中にある綺麗な水を湛える湖にのみ生息するとされる。
 彼女達は人間に対し友好的で、湖のほとりで出会うことがあれば穏やかで控えめな笑顔を向けてくれる。
 その姿や佇まいは穢れをしらない清純さと無垢さを感じさせ、言葉を交わしても同様の印象を覚える事だろう。
 それ故に知識を事前に持っていないのであれば、その本性を看破する事は難しい。

 彼女達は人間の男性との交流の機会を得ると、基本的には襲う様子も見せず、穏やかに会話などで親愛を深めようとする。
そうしてある程度、男性と仲を深めると、彼女達は身体を寄せて自らを腕の中に抱く様に仕向けたり、背中に乗せることを提案するという。
 彼女達には接した人間を安心させる不思議な力があり、その力は肉体同士の接触に応じて強まる。最もその力が発揮される互いが密着しあった状態では、気が緩みきり、身体もすっかり脱力してしまう程の極度の安心感がもたらされる事となる。
 すなわち彼女達の誘いにのってその身体を抱いてしまえば、彼女達を深く抱いて離せなくなり、背中に跨ってしまえば、身体を前に倒してくっついてしまう程に彼女達に身を委ねてしまう。
 すると彼女達は突然、抱き合ったまま、背に乗せたまま、男性ごと湖の中へと潜りはじめる。
 そうなってから驚いても既に遅く、彼女達と触れあっている状態であれば水の中でも呼吸ができるため溺れることはないものの、
 身体には力が入らず抵抗する気力も起きず、その上、当然ながら水の中で人間は自由に動くことはできない。
 一方で水中を駆ける様に自在に泳ぐ彼女達が、水に誘われた哀れな獲物を一方的に犯してしまう事となるのである。
 その交わりは乱暴で激しいものではなく、水の様に穏やかで優しいものであり、腰を緩やかに揺らす姿も、細やかな指先を絡めて撫でまわす仕草も、どこか優雅さすら感じさせる。
 だが、それにより与えられる快楽は流れる水の様にとめどなく注がれ、獲物を容赦なく射精させる。
 快楽に喘ぐ獲物を前に水の中で彼女達が浮かべる表情は、地上で見た穏やかな笑顔ではなく、瞳を愛欲にどろりと濁らせ、獲物を嘗め回す様に眺めるいやらしい笑みとなっている事だろう。
 この様に意地の悪い魔物ではあるものの、獲物を苦しめ、いたぶる様な趣味があるわけではない。
 彼女達はただただ、愛する夫が快楽によって情けなさを晒す様子が好きなのだ。声にならない声をあげて涎を垂らす、とても他人には見せられない様な顔など、彼女達が何よりも好むものだろう。

 彼女達は自らの愛欲に従い、なるべく夫を快楽に浸していようとする。
積極的に交わるのはもちろんのこと、時にはおもむろに指先を絡め、時には口で咥えて奉仕を行う。それら全ては夫が気持ち良くなる事を何よりも優先するものであり、彼女達自身の欲望を満たすための行為にも関わらず、はたから見れば献身的にすら見える事だろう。
 なお勘違いしてはならないのは、彼女達は水中でのみ本性を表すというわけではない。
 彼女達は夫の真面目な表情が情けないものに変わる瞬間も愛しており、夫婦となり共に地上で過ごす中で突然唇を奪ってきたり、身体に手を這わせてきたりというのはよくある事なのだ。 

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【マンイーター(袋葉種)】


マンイーター(袋葉種)
・マンイーター属 ・植物型

○生息地…森林
○気性……凶暴、寂しがりや
○食糧……人間の男性の精液、地中に含まれる養分

○森の中で獲物を待ち伏せし、捕食する食人植物として恐れられる植物型の魔物。
 獲物となる人間の男性を捕らえて拘束するための特徴的な「葉」を持ち、それにより半永久的に精を摂取するための男性を手に入れるという共通の生態を持つマンイーターは「葉」の形状によりいくつかの種に分類することができる。
 この「袋葉種」は人型部分を獲物である男性ごと全身すっぽり収める事ができる巨大かつ伸縮性に優れた袋状の葉を持つのが特徴である。
 
 他のマンイーターと同様に身体からは獲物の捕食を助ける「消化液」が分泌され、獲物を待ち構える際にはこの液体を揮発させたものを周囲に漂わせている。
 吸った獲物は頭の中がぐずぐずに溶けたかの様に思考がまとまらなくなってしまい、森の中で美女が微笑み誘いかけ、彼女は袋状の奇妙な植物に腰かけている……そんな光景に当然抱くべき疑問や異質さを感じる事すらできない。
 そうなれば後は彼女達がただ腕を広げて待つだけで、獲物の方から誘われるがまま腕の中に、袋の中に入ってくる事となるのだ。
 この様に獲物を迎え入れた袋状の葉はすぐ様に伸張をはじめ、獲物に手足を絡めて抱きすくめる彼女達の人型部分ごと獲物の全身を完全に包み込んでしまう。この一連の流れがこの種の捕獲と拘束の方法である。
 袋の中の様子は外からは覗えないものの、狭い袋の中ではおのずと身じろぎすれば肌が擦れ合う程に互いの身体が密着し、下半身も常に繋がったままの状態となっている事だろう。
 また、袋の中は消化液で満たされており、すなわち捕らえられた男性の下半身は常にこの消化液に浸り続ける事となる。
 一度、消化液に漬けられた身体は力が入らず快楽に抵抗もできず、獲物が自力で袋の中から抜け出す事は不可能に近く、繋がったままの彼女達がもたらす快楽にただ浸り続ける事しかできない。
 彼女達の身じろぎひとつで射精を催し、当然それを堪える力も入らないため、そのまま射精を繰り返し、断続的に精液を注ぎ続ける事となる。

 なお、獲物を捕獲する際の受動的な様子と、手に入れた獲物を優しく慈しむ姿から、挟葉種などと比べて穏やかで大人しい気質だと思われがちだが、それは大きな間違いである。
 夫のいないマンイーターに目をつけられた場合、彼女達が蠱惑的であれ友好的であれ、その瞳は男性を自らの葉に生涯捕らえて貪り続けるための獲物、すなわち夫にするための存在としてしか見ていない。
 袋葉種は優し気な顔つきの個体が多いとされ男性に向ける眼差しも慈愛に満ちたものだが、そんな瞳も例に漏れずである。 
 また、夫を葉の中に捕らえ続ける事に強い充足を覚えるマンイーター共通の性質から、この種も袋の中に夫が存在することに強く執着する。
 もぞもぞ蠢く袋の中では、互いに腰をゆるゆる揺らし快楽を享受しているであろう様子が窺えるものの、彼女達が緩やかに交わりに浸るのは袋の中に夫が存在する状態に満たされているからであり、気質が穏やかなためでは決してない。 
 一時的にであれ袋の中から夫が居なくなれば、その本性は容易く露わとなる。例えお互い逃げる事も逃げられる事も考えもしない夫婦関係かつ、夫が彼女達を説得して一時的に袋から出る許しを得ている状況であってもである。
 袋の中に夫が居ない状態に耐え切れなくなった瞬間から、彼女達の瞳に夫は捕らえるべき獲物としてしか映らなくなり、初めての時と同じ様に獲物を誘い込み捕食する「食人植物」となる。
 マンイーターはすべからく食欲と愛欲に従い男性を捕食する事を行動原理とする魔物であり、例え捕食の様子が始終柔らかく優しく行われるものであっても、基本的にその気質が穏やかで大人しい事など有り得ないのだ。

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【マンイーター(挟葉種)】


マンイーター(挟葉種)
・マンイーター属 ・植物型

○生息地…森林
○気性……凶暴、寂しがりや
○食糧……人間の男性の精液、地中に含まれる養分

〇旧魔王時代の頃より人間を捕食する植物の代表格として扱われている魔物。獲物となる人間の男性を捕らえ、拘束するための特殊な形状の「葉」を持つ。
 マンイーターにはこの葉の形状が大きく異なるいくつかの種が存在し、形状の違いに伴い獲物の捕らえ方もそれぞれだが、その他の食性、性質、生態に関しては概ね一致しているため彼女達すべてを総称し「マンイーター」と呼ぶ。
 この「挟葉種」は獣の大口の様な巨大な葉が特徴で、獲物を捕らえると下腹部で男性器を咥え込みつつ人型部分の脚を獲物の腰に絡めて拘束し、その上で巨大な葉を閉じて完全に閉じ込めてしまう。
 彼女達はこの様に、食糧となる精液を半永久的に摂取するための男性、いわゆる夫を確保するのである。

 全てのマンイーターが共通して持つ獲物を捕らえるための大きな武器に、彼女達の身体から分泌される「消化液」がある。
 かつての時代に獲物の肉を溶かすために使われ、今では大きく性質の変化したこの「消化液」は、揮発したものを人間が吸ってしまうと、思考の一部がぐずぐずと溶け落ちてしまったかの様に考えがまとまらなくなってしまう。
 目の前で艶めかしく美しい女性が、腕を広げて自分を迎え入れようと待っているのであれば、その肢体が凶悪な様相の葉の間に存在するにも関わらず、警戒すらせず容易く誘い込まれてしまうだろう。
 また、液体の状態では獲物の鎧や衣類のみを溶かす事ができるほか、獲物の身体に染み込ませることで、その身体が持つ消化液への耐性を著しく失わせる。
 即ち、消化液を浴びた獲物の身体は重ねて消化液を浴びる事でどこまでも消化液に弱くなり、それと共に、常にその消化液が分泌され染み込んでいるマンイーターの肢体からもたらされる快楽に対しても著しく弱くなっていく。
 当然ながら彼女達の葉の中は常にこの消化液に満ちており、一度捕らえられてしまえば獲物の身体は消化液に漬けられた上に、密着し擦り付けられる肢体に直接塗り込まれ、更には口づけの様な形で直接体内に送り込まれ、あっという間に消化液と快楽への耐性をぐずぐずにされてしまう。
 そうなれば後は食べるだけ。ぐずぐずの獲物の身体は彼女達の肌と触れ合うだけで射精を催しそうな程の快楽に襲われ、咥え込まれでもしようものなら、堪える力が一切働かない男性器は容易く射精を繰り返すのみとなる。
 
 なお、マンイーターの直接的な食糧は精液であるものの、彼女達は夫を自らの葉の中に捕え続けること、夫が自らの葉の中に存在すること自体に強い充足と悦びを覚えるという、全てのマンイーターに共通した性質を持つ。
 この挟葉種の場合は夫の腰に脚を絡めて繋がったままでいること、葉を完全に閉じて二人だけの空間を作る事自体を強く好んでおり、糧となる精液を得ることと同様か、時にはそれ以上にその状態で過ごす事を優先しようとする。
 積極的に搾精を行う時以外でも、できる限りを夫と繋がったまま過ごし、どちらともなく互いにゆるゆると腰を揺らし合い、快楽と精と貪り合って過ごす。
なるべくそうあろうとする彼女達から、少しの間でも離してもらおうとするのは、既に逃げる事も逃げられる事もお互い考えない夫婦であっても、説得には骨が折れる事だろう。

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