金曜午後三時
赤羽さんに会うのは四月の動物園以来だった。漫研では何度か顔を合わせることもあったものの、きちんと予定を立てて二人で会うことはなかったのだ。
本当は会うのが少し、いやかなり気まずかった。新歓で酔った自分も、動物園の後にホテルで乱れた自分も見られていたから、今更普通の人間みたいな顔をして二人で会えるとは思えなかった。
しかし一度彼女の体温を知ってしまった自分の体は常に赤羽さんを求めており、今月の合宿前にどうしても二人だけで会わないとどうにかなってしまいそうだったのだ。別にホテルで可愛がられなくたっていい、ただ彼女と一対一で過ごす時間が少しでも欲しかった。
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