whisp 2018/12/14 20:30

ふかみちゃんと一年中!!『あなたにここにいてほしい。です』台本のご紹介です! (進行豹

こんばんわです! 進行豹です!!


「ふかみちゃんと一年中!!」
http://vigorball.com/project/s/project_id/31

なんと本日さきほど!

みなさまからいただきましたご支援の総額が!
250万円を突破いたしました!!

まことにありがとうございます!

これにともない、リターンとなる、
『ホワイトデースイートアニバーサリーボイス』が追加実装されることが確定いたしました!


ホワイトデーの、あなたからのおかえしに喜ぶふかみちゃん!
日常、いちゃ、家族、それぞれのステージでの、
距離感の、親密度の、愛情の質の変化をめいっぱいお楽しみいただけますよう!
ベスト尽くして執筆させていただきます!!


でもって本日は!
甘さオンリーの前段部分とはうってかわった、一味違うリクエスト!!

//////////

ふかみちゃんが私の事を好きすぎて精神的に病んでヤンデレになり、ふかみちゃんが積極的アピールしてくるシチュエーション

//////////

に基づきまして執筆いたしました、
「あなたが主役のミニボイスドラマ『あなたにここにいてほしい。です』」
の台本をご紹介させていただきます!!


ヤンデレ。
わずか四文字ではございますが、とても多くを考えさせられるワードでございます。

まず考えたのは「ふかみちゃんは病むか」ですが、これは病みます。

もともとコンプレックスの固まりのようなこですし、
恋愛方面などの刺激でそこがこじれれば、正常ではない精神状態に陥ることは、これは容易に想像できてしまいます。

では、どのような「精神の均衡の崩れ方」をみせるのか――

攻撃的になるのか、悲観的になるのか、偏執的になるのか、排他性を発揮するのか、
あるいはそれらが混じり合うのか――


そういうことを考え考え。
「ああ」と見えて瞬間に、一気呵成に書き上げましたのが、こちらとなります!


//////

『ふかみちゃんと一年中!! XXXのためのミニボイスドラマ
「あなたにここにいてほしい。です」』
2018/12/12 進行豹

;セリフは全てふかみ

;SE お鍋グツグツ

「……うふふっ、XXX。もうすぐですよ。
おいしいおいしいビーフシチュー。
もうすぐ、食べごろに仕上がりますから」

「バゲットとワインとチーズも用意してありますし、テーブルにはお花も飾ってありますし。
ケーキも手作りしてありますから、たーくさんたべてくださいね?」

「え? 『今日は何かの記念日だっけ?』って――
やだもう、XXXのイジワル」

「今日は、XXXとわたしが恋人同士になって、ちょうど500日目の記念日にきまってるじゃないですかぁ」

「一年と四ヶ月と一五日のきりのいい記念日なんですから。うふふっ、数えるまでもないですよね? こんなの」

「あれ? XXX……
どうして、ちょっと困ったみたいなお顔してる――です?」

「……ま、さか……ほんとにXXX――
XXXとわたしの大事な記念日のこと、忘れてたり……とか――」

「えっ!? あ! ほんと!
お話に夢中になって、お鍋のこと忘れちゃってました! さすがです、XXX」

「こんなことで困ったお顔させちゃうなんて……
もうっ、浮かれすぎですね、わたし」

;SE コンロ、止め

「おまたせしました。XXX。
さ、お食事にしましょう?」

「いただきます」

「うふふっ、『おいしそう』ならよかったです。です。
あ! 待ってください。せっかくの記念日なんですし――
今日の主役は、XXXなんですから」

「(ふーっ)(ふーっ)(ふーーーっ)……
はぁい。『あーーーん』」

「……どう? ですか?
XXXのお好みの味に仕上げたつもり――なんですけど――」

「わあっ! うれしい! ありがとうございます」

「え? お礼に、ですか?
そんな……わたし、照れちゃいます、です」

「でも――XXXのしてくださること、お断りするなんてありえませんし。
えへへ、それじゃ、お言葉に甘えちゃいますね?」

「『あーーーーーん』(もぐっ)(はむはむ)(ごくっ)」

「あ……おいし。けど――ん……
ちょっとだけ――ほーんのちょっとだけ、
お肉、柔らかさが足りてない気が……しませんか? です」

「あ……はい。それはもう。
じーっくりとろ火で24時間以上煮込んでますから。
ほろほろでとろとろなのはもちろんですけど……」

「でもぉ……もうちょっとだけ?
柔らかさをプラスできたら、もっとおいしくなりそうかなぁ~って」

「うふふっ! ですよね?
もーちょっと柔らかくしたいですよね~」

「だ っ た ら。うふふっ――
次のひとくちは、ね? XXX」

「わたしがおくちでとろとろにして――
食べやすくして、XXXにお届けしますね?」

「ん……(はむっ――もむっ――もむっ――)ん……」

「ん~~~っ――(キス)――ん……ふっ――ん……む――ぷあっ」

「……うふふっ? どうですか? XXX。
もーっとやわらかにしたシチューのお味は」

「最高、ですか? なら……ね? XXX。
わたしも、ひとくち……食べさせていただけたら――
うれしい、です――はうっ」

「わ。ありがとうございます。
それじゃあ、えへへ――『あーーーん』……で」

「(呼吸音)」

「はぁい、それじゃあ。いただきます――んっ――
(キス)ん――ちゅっ――ちゅるっ――ちゅむっ――
ん――(はむっ――はむっ)――(こくんっ)――ぷぁ」

「ぁ……ん。(ぺろっ)。
これ――柔らかさだけじゃなく、
甘さも……すごく。強く、なって……これ――」

「…………おいし」

「あ! そうですね、XXX。
それじゃあ、バゲットも――
あ、シチューにつけてからですね?
んしょ――」

「それじゃあ――
『あーーーんっ』♪」

;SE 洗い物→蛇口締める

「うふふっ、ありがとうございます。XXX。
洗い物まで一緒にしてくれるだなんて……
おかげで、”最高の一歩手前”の、500日記念日になりました、です!」

「え? 『最高にするにはどうしたらいい?』って――。
もう、XXX、本当にイジワルなんだからぁ」

「……だけど。うふふっ、
XXXのイジワルが、わたしをわたしにしてくれた……
わたしを、解き放ってくれたんですよね」

「わたし、本当はすごく、独占欲とか強いのに。
一緒にいたくて、ひとりぼっちになりたくなくて――
ずうっと、さみしかったのに」

「だけど……さみしいって、いえなくて。
断られるのが、すごく怖くて……
自分から誰かを誘ったり、おねだりしたりとか……
できなくて」

「だから、凪ちゃんがぐいぐい来てくれて。
おともだちになってくれて、すごく嬉しくて。
それでもやっぱり――
おねだりだとかは、怖くて、わたし、できなくて」

「だけど、XXXは、そんなわたしを許してくれなかった。
わたしはこんなに、XXXのこと好きなのに――
『好きです』『一緒にいてください』ってちゃんといわないと、わたしを、簡単に置いてっちゃった」

「だから、なりふりなんてかまってられなかった。
XXXとずっと一緒にいたいから――
XXXと別れることが、他の何より、一番おっかないことだから」

「勇気を出して――声を、言葉をふりしぼって。
ちゃんとおねだりできたら――うふふっ。
欲張りなわたしも、あまえっこなわたしもぜぇんぶ。
XXXはまるごと包んで、愛してくれて……」

「――いままでずっとしてたガマンを、しなくていいって、しちゃダメだって。XXXが……
あなたが、教えてくれたから」

「だから、いまも。
ちゃあんとおねだり、しちゃいますね? わたし」

「今日を最高の記念日にするには――
これからの時間を……
ふたりの夜を、最高のものにしなくちゃ、ダメ、です」

「食後のお散歩ももったいないです。
他の誰にも、他の何にも、XXXとわたしの夜に、入り込ませないし、邪魔させません」

「……スマホ、貸してください。ん……よし。
うふふ、おうちの電話も――<SE コネクタ外す>――
これで、誰もふたりを邪魔しませんね」

「え? わたしのスマホ?
今日の一番最初から、ずーっと電源落としてますよ?
そんなのあたりまえじゃないですか」

「鍵はチェーンまでかかってますし、ドアホンの電源も、朝から落としてありますし……」

「あ・と・は――<SE カーテン閉め>……
うふふふっ、これでもう、お月さまだってお星さまだって、ふたりの夜を邪魔しませんから」

「だから、ね? XXX。
わたしの大事な――わたしだけの、XXX」

「もっと近くで、わたしのことを見てください。
髪から、肌から、もっと奥から――わたしの匂いを、感じてください」

「指先で、手で、体全部で。わたしにもっと、触れてください。
その唇で、その舌で、わたしを全部、味わってください」

「そうして、ね? XXX。
わたしの、わたしだけの、XXX……」

「夜の続きを。500日めのふたりの夜を。
XXXで、どうか、いっぱいにしてください。です」

「ん……(キス)…………ぁっ」

「ずうっと……ここにいてください。
わたしの、ふかみの、一番近くに……」

「こころの、からだの―― 一番、ふかみに」

;おしまい


//////

いかがでしょうか!?

案内ページにも明記してございますように
“「まいてつ」世界観を損ねてしまうリクエスト”にはお応えいたしかねる
(リクエスト内容についてご相談となる)のですが――

キャラクターにマッチしていると判断できるバランスの崩し方――
この程度の範囲までであれば、上記の制限の範囲内としてお取り扱いし、
作劇・執筆の方全力でさせていただきます!


どうぞご支援ご検討の一助としていただけますと幸いです!

よろしくお願いいたします!

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