どんでん返し
「このはと」作中でどんでん返しに相当する事例ってモノが足りない気がしている。
まぁ、そうそうどんでん返しなんぞあってたまるかと思うのだが、そういうのがなければ物語は単調になる。
いやいや、割とあったぞというのなら、それは見解の相違だろうと思う。作中のそういう描写があったと感じられるとすれば、それは所詮は考証可能な範囲でのあり得た可能性の検証でしか無いと思う。もしくは選ばれなかった選択肢というべきだろうか。
そういう意味で真のどんでん返しは必要な頃合でもあろうと思う。だが、そのどんでん返しも多用したら面白くない。
ここぞというときに使いたいし、まさか、そうくるとは!って思わせたいと考えている。
まぁ、今の流れだと使いどころがなかなか難しいというのが実情ではある。
使いどころを仮に算定するとしたら、ドイツかフランスかソ連か・・・・・・まぁ、欧州だろうと思う。少なくとも太平洋地域ではそれはあり得ないと考える。理由は簡単。支那戦線だろうが、日米間であろうが、そういう要素が今の段階で見当たらないからだ。
あとは南米かな・・・・・・。だが、南米の場合、時間的な猶予で考え得る手段が実用させる点で難しそうだなと思う。10年早ければアリだろうが、流石にその頃に南米に手を出すのは今度は人材と資金面で無理だろう。
なかなか難しいモノだね。