有坂総一郎 2022/10/12 00:00

スタートラインの設定

構想中作品のリビルドを行っているわけだけれども・・・・・・物語のスタートラインの設定もプロットやストーリーラインの変更があればそれに合わせて変わる。

15~16世紀の欧州世界を基準とする場合、いくつかのスタート地点設定が考えられる。

1,ハプスブルク家(マクシミリアン1世→カール5世の三代記)
2,薔薇戦争及びイングランドのフランス上陸の野望
3,チェザーレ・ボルジアのイタリア統一
4,ヴェネツィア共和国またはヴェネツィア商人が時代に抗う
5,スペイン・ポルトガルの大航海時代突入

史実ベースで言えば、この5点のシナリオが主人公選択のスタートラインの設定になるのではないだろうか。

場合によっては複数主人公体制で連動していく形をとっていく。その場合は三人称ではなく一人称スタイルで書いていくことで、主人公からの視点だけに固定していくことで世界の動きを読者側に全部把握出来ないようにしてしまうことで主人公の視点から徐々に世界の動きを見せていくことで主人公が他国の罠に嵌められたり、裏切りの兆候をつかめず苦戦するといった具合にしていくというのもアリだろう。

複数主人公体制の場合、一方の主人公の視点では見えていないものが見えるというメリットがある。また、それによって世界の動きのそれを別の視点で垣間見ることが出来る。

よくParadoxやCivilization系ゲームだと初期状態では霧が掛かっていて世界が把握出来ないのだが、そういった状態を構築したら面白いんじゃないだろうか。

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