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2021年 11月の記事 (14)

有坂総一郎 2021/11/22 14:00

省庁再編という問題

この身は露と消えても……とある転生者たちの戦争準備《ノスタルジー》

30年代後半に省庁再編を行うつもりなのだが、どうしようか検討中。

再編のキーマンを誰にするか、これによって駆け引きもあるし、出身省庁の影響力や戦時統制にも関係がある。

内務省の道路行政を鉄道省と合併させ運輸省(仮)に改組すると交通行政が一元化出来るなと思ってはいるんだが、内務官僚が鉄道官僚の下風に立ってくれるのかと疑問。

史実では鉄道省と逓信省が合併して運輸通信省になったけれど、巨大化しすぎて運用に問題が出たと記録にある。

逓信省を郵政省(郵便、貯金、保険)、情報省(電信、電話、電波、放送)、運輸省(海運)と分割。電気部門を商工省へ吸収。

更に新設の運輸省に商工省から倉庫関係、内務省から港湾関係を統合、陸軍省から船舶本部を吸収合併して物流を総合監督させる。

問題は運輸省に内務省の道路行政を組み込むかだ。組み込んだ方が物流は一元化出来るが、鉄道省を含まない場合、その効果は限定的。逆に含むと国鉄の利益を道路財源などに持っていかれて、史実同様にローカル線が破綻へと追いやられる。

商工省に電気部門を突っ込むことで、経済産業省へと進化させることで産業育成へ大きく影響力を発揮させることになるけれど、運輸省や鉄道省とガチで省益争いを始めそうな予感しかしない。

というか、大蔵省は財源確保を狙って運輸省に鉄道省を組み込もうと画策しそうだ。そうすれば、特定財源で独立採算の国鉄の利益を一般財源化して他のことに使おうと狙うだろうな。

あと、岸信介辺りが次官とかになると海軍省の炭鉱を運輸省か経済産業省へ移管させて資源の管理を狙いそうだ。

これ、まじで省庁間の戦争になりそうな感じしかしない。

理想を言えば省庁間の障壁が低い方が良いと思うけれど、”浪漫”(ここ大事)と”現実”を考えると縦割りにならざるを得ないと私は考えている。だってさ、官僚ってさ、親方日の丸、省の中の省って頭の構造にそんな道理が理屈としては兎も角、感情として納得出来るとは思えないのよね。それは職責への誇りと自身の尊厳に関わるモノだ。そう簡単に譲れるわけがないし、私が官僚だったらそう思うもの。

だったら縄張りを増やして省庁間の競争意識を煽った方が効率的だと考える。その中で整理と統合をしておく方が摩擦が少ないし、縄張り争いでポスト増やしてやる気が上がるなら結果オーライってもんさ。

というわけで、省庁再編の落とし所を考えないといけないわけだ。

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有坂総一郎 2021/11/18 16:45

フランスという謎存在

この身は露と消えても……とある転生者たちの戦争準備《ノスタルジー》

本日17時更新

本作の扱いで難しい国家はフランスなんだよね。

なんせ、国内政治的にはいわゆる西側諸国なのにもかかわらず実態は真っ赤に染まっている。流石、元祖革命国家。本家革命国家(ソ連)や暴動革命国家(米帝)、ある日気付いたら革命国家(ドイツ)、帝政革命国家or軍閥革命国家(支那)と違って筋金入りだよ。

作中世界でもなんとか白勢力に持ち込みたいけれど、良い感じで赤勢力にすり寄っていく感じ。英独の関係改善が余計にこじらせる原因にしかなっていない。

自分から孤立への道を進んでいくのに、海上封鎖されたら真っ先に干上がりそうなカエルどもは何がしたいんだろうな・・・・・・。

んで、政情不安も荒れすぎて1週間程度で政権がひっくり返る始末で、政局、疑獄なんて年中行事。

おまえら、真面目に戦争する気あるのかと小一時間問い詰めたい。

だが、カエルどもを舐めてはいけない。なんせ、我が帝国陸軍の2人いる師匠の片割れなんだからな。

しかも、陸軍砲の大元はフランス・シュナイダー社に至ることが多い。

あと、戦後の国鉄もフランス国鉄を手本にしていることが結構多いのも油断ならない存在である証明。

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有坂総一郎 2021/11/14 19:00

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有坂総一郎 2021/11/14 18:30

クラウドファンディングと支援プラン

ここCi-enではクラウドファンディングと月額支援が併存している。



クラウドファンディングの場合、期間を区切って資金を募って事業を行うそれだ。

この場合、出資であるため、多くの場合は特典や代替品を提示することで資金と成果物を交換するというそれが成り立つ。

だが、その募集金額/事業資金というのを集めるためには支援者/出資者が纏まった金額をポンと喜んで出してくれるものでなければならない。

よって、そこがクラファン成立の鍵となるし、概ね成立しない理由になるわけだ。



月額支援は定期的にクリエイター側が設定したいくつかの金額設定に支援者が「この辺までなら毎月出してもいい」と考えて行うものだ。

その場合、支援の定義は固定されずに、例えば、「息抜きのコーヒー代を出してやるか」という意図を支援者が持ちそれに従って支援プランを選ぶというそれでも良いわけだ。

また、クリエイター側が何かをしたいけれど、それを自腹でするにはちょっと出費がきついという様なことで「支援者にいくらかでも負担してくれない?」というそれで行っても良いわけだ。



それぞれにメリットはあるだろうし、デメリットはある。

私の場合、クラファンの成立の目処が立たないと判断しているから使ってはいないのだけれども、やるとすれば、電子書籍化データ配布とかになるだろう。

まぁ、実際問題として、「このはと」の場合、10冊分程度のストックがあるから、時間を作って書籍化して配布するということは可能だろう。

その場合の対価設定としては1冊500円相当と換算することになるだろうが、それにプラスして挿絵や表紙絵が載った完全版としてのそれでの配布になるだろう。

募集期間は1年間程度として10冊分で40~50万円規模になるのかね?

とてもじゃないが、成立する可能性の方が低いと思うわけだよ。

何か意見があればコメントして欲しいと思う。





※追伸

Ci-enのクラウドファンディングの場合、All-In方式であるそうだ。

<集まった支援額に関係なく、売上金の振り込みと特典の提供義務が発生する方式(「All-In方式」)のみ実施できます。一定金額に到達した場合だけ特典提供が必要となる方式(「All-or-Nothing方式」)は実施できません。>

私は一般的に多いAll-or-Nothing方式だと思っていたんだけれど、そうじゃないんだね。

そうなると予定額5万円、最低募集500円と仮定しての話だと、500円の出資しかなくても成立し、その特典提供義務が発生するわけだ。

なるほど、これは出資者にメリットが多い方式になるわけだな。代わりクリエイター側はなんとしてでも特典を提供出来るように出資を募る必要があるわけだ。

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有坂総一郎 2021/11/12 20:30

支援プランの拡充

そこまで出資する人はいないと思うけれど、支援プランの拡充と見直しを実施。

基本的には表紙絵、挿絵の発注用に積み立てを行うという目的は変わらない。

金額ごとの返礼については検討中、応相談。

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