新しく買ったスカートを履いていたそうです
冒険者を目指す女の子が色々勘違いしちゃうお話
~第2話~
荷運びの依頼で、スー大きな荷物を背負い街の中を歩いていた。
スー「ふぅ…この先の雑貨屋にこれを納品すれば今日の仕事は終わり…
サッサと納品して、早く帰りたい…
ん…何だろう…今日は何だか人が多い気がする…冒険者が多い街だし、この時間帯はみんな町の外へ行ってるはずなのにな…何かイベントでもあるのかしら…?」
そう思い辺りを見回す…何故かこちらの方をみんな向いている様で、周囲に居る男たちに目が合うと、向こうはスッと目を逸らし、またこっちをじっと観察しているようだった…
それによく見ると、自分の周りにだけ人が集まっているみたいで、何故かこっちをみんな見ながら少し気持ちの悪い笑みを浮かべている様に見える…
ヒソヒソ声A「なぁ…あの子…」
ヒソヒソ声B「うん…多分気付いてないよね…?可哀想に…」
スー「気のせいか…?何か私の事をみんな見ている様な気が…
少し下の方…?何かゴミでも付いてたか…?」
そう思案しながら下を見るが、特に異変は見つけられない…
違いと言えば、普段は着ない予備の装備だった事ぐらいだったが。
スー「今日はいつも履いてるスカートが破損して修復中だから、予備で昔買ったスカートだけど…似合ってない…いや、そんな事は無いと思う…
というかそれだけでこんな視線が集まるのがそもそもおかしい…」
ヒソヒソ声A「今日はいい日だね…あんな可愛い子の…」
ヒソヒソ声B「水色に青のライン…猫のワンポイント…うん…」
ヒソヒソ声C「今日のオカズは決まり…」
スー「青…猫の…あ……!」
彼女の履いていた白いスカートは、汗をかいて少し湿り気を帯びたのも相まって、内側の太ももの肌色や下着の濃い色がうっすらと透けて見えてしまっていた…
ヒソヒソ声でなぜ覗かれているのか理解したスーだが、背中の荷物が重くスカートを手で隠したりなど姿勢を変える動作は難しかった…
スー「うぅ…て言う事は、私ずっとあの人達にぱんつ見られてたって事?……
恥ずかしい…けど、着替えは無いし急いで帰るしかないか…
これ納品して真っすぐ帰ろう…」
スーを視姦する群は、彼女が荷物を納品する店に入るまで続いていた…