モッチ 2022/02/10 00:09

サブカル巡りの旅

最近、昼の休憩時間にネトフリを見たり漫画を読んだり、小説を読んだりしている。

我が家には元々ネトフリがなかったのだが、親が韓流ドラマを見たいからネトフリが見たい、見たいとギャーギャー騒ぐので導入する運びとなった。


いい歳して実家にいる分際で、何もしないと後で痛い目に合いそうなのでネトフリの導入の手伝いをすることに・・・


兼業同人作家ではあるが、もっと同人活動が軌道に乗らないと流石に一人暮らしするのは怖いのが本音である。

私の知り合いにブロガーがいる。月収10万ほどで一人暮らししているのだが、もちろん日本の高額な保険料や税金により飯を食う金が雀の涙ほどしか残らない。
まさにガリガリで、心配になる。


つくづくお金がないと生きていけないと思い知らされる。

瞬きより迅く

で、今回の話であるが自分が女子ボクシング漫画を描いているので何か勉強になる漫画はないかと探していたら、「瞬きより迅く」を見つけた。
ヤンジャンのアプリでほとんど無料で読める。さすが集英社!
おっこのコマいいなと思ってスクショをしたら、次するとご利用できなくなりますよ!的な忠告が出てきて最近の海賊版問題の対策をしていた。


「瞬きより迅く」は伝統派空手の漫画なのだが、これまた
・ベスト4に入らないと廃部
・強豪校の子達といがみ合う
・弱い自分を変えたい主人公


どっかで見たことがある設定だが、文字数が少ないのと超画力でサクサク読めて面白い!
作者さんは中堅漫画家でホッとした。この密度の画力で新人とかだと流石にシャレにならない。


特にジャンプ系列の漫画は画力で最初惹きつけることを戦法にしているように感じる。

これについて思うことは、やっぱり単純に絵の密度が濃いと一コマを見入ってしまうので、読後感の満足度が上がる。故にどこかで見たことがあるような漫画でもある程度の評価をもらえるということだ。

絵が下手で白っぽいとシナリオがよほど面白くないと次からは読んでもらえない。

やっぱり画力って大事なんだなと感じさせられた今日この頃。



実は漫画自体は高校生の頃から描いている私だが(途中長期ブランクあり)、見る分には映画の方が昔から好きだった。

60年代後期から70年代中期辺りのアメリカンニューシネマが始まりだった。映画作家のセンスの良さと俳優のリアルすぎる演技力にハマった。
そこからホラー映画にもハマり、イタホラ3本立てのイベントに一人で行って「地獄の門」のプリントシャツを買い大学に着て行ったらドン引きされた笑


自意識過剰になっている若い頃は、自分は完全に変人だと勝手に思い込み、理解のある女性としか話さなかった。

大学時代も漫画を描いていたが、北野武のような引き算の美学だのニューシネマの影響で漫画を量産するすべを知らなかった私は完全にただのサブカル野郎であった。


今思うとかなりキモい笑

けど、俯瞰的に見れる年齢になるまではみんなそんなもんだと思う。

タクシードライバーのトラヴィスの背中が見えかけていた自分であったが、大学を卒業して何社が経験すると人間の不確かさに驚く。適当に生きて金を稼げればいい。
そんな暗黙の了解に気づいた時、漫画熱に火がついた。


表現したいことが山ほどあるが、漫画でどうやって表現すればいいかわからない。これが今の課題である。


なので漫画を最近たくさん読むようにしている。

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