森番の黒猫さん人気投票1位特典SS(R18後日談)追加しました
お世話になっております、ジャク三世です。
拙著のご購入とご評価、フォローやRT、ブクマやいいね、温かいコメントをありがとうございます!
お陰様で新作の【ブチギレ執着幼馴染くん~】はすでに200DLを達成しました!多くの方が實くんに連れ去られてくださってとても嬉しいです!ありがとうございます!
https://twitter.com/pH_tissue/status/1584549270023462912
さて、挨拶もさせて頂きましたので、本題に入りたいと思います!
本日の記事は、トワさんの人気投票1位特典SS追加のお知らせとサンプルの公開です!!
なんの話かというと先月行ったサークル一周年記念イベントでやった人気投票の話です。
こんな感じで、トワさんと眞己さんが同率一位を獲得しまして、ハロウィンも近いのでトワさんからSSの追加を行いました!
・ボリューム:本文44ページ(1万2千字超)
・「あなたver」&「私ver」あり
・舞台:本編終了の夜の翌朝、森番小屋の屋根裏部屋の寝床の中♥
・えっちシーン×1
【プレイ内容(全体初出順)】
寝ぼけながらのボディタッチ、ハグ、グルーミング、乳首責め、クリ責め、キス、焦らし、言葉責め、おねだり強○、挿入(対面側位)、潮噴き、噛みつき、中出し、連戦(あっさり描写)、エンディング
残念ながらイラストはお顔がイイ感じにかけないので見送りです。すみません!
チビキャラばーじょんが理想の顔に仕上がったのはもはや奇跡でしたね。トワさん難しい…。
今年中に追加できるように頑張りますね。そのときはついでに本編の文章もアップグレードしますよ!
では!以下が本日追加されたSSのテキストサンプルです!
後日談のため若干のネタバレ含みます苦手な方はご注意ください!
(※サンプルはあなたverしか載せてませんが、ちゃんと私verも同梱しているのでご安心下さい。)
(続いて1~14ページまでの内容です。記事上で見やすくするために改行等行ってます)
《一周年人気投票1位特典SS》
異世界に迷い込んだあなたが番の黒猫さんに朝からぬくぬくあまあまに抱き潰されちゃう話
―――すー…すー…すりり…すんすん…すり、すり…
「ん…、ぅ…?」
日向(ひなた)の干し草のにおいがする寝床の中、胸元に広がった温かいこそばゆさに起されて、あなたは薄く目を開けた。
室内は静かな藍(あい)色に沈んでいて、時間がよくわからない。朝のような気はするが、それにしては陽の光りが遠い気もする。
しばらくぼんやりと火鉢の音に耳を傾けていると、天井からかすかに さぁあ… とやわらかいシャワーのような音がすることに気が付いた。どうやら外には霧雨が降っていて、そのせいで朝なのに薄暗く感じられるらしい。
(んー…電車、こみそう…あ、もう会社、いかないんだっけ…)
ぽやぽや とそんなことを考えていると、また胸元に すりり♡ と寄ってくるものがあった。
見下ろすと、視界いっぱいに広がる、猫耳つきの黒い頭頂部。毛並みは寝癖で少し乱れていたけれど、ぼんやりとした寝ぼけ眼(まなこ)にも、ふわふわ の つやつや だとよくわかる。
指先が惹かれるままにサラリと撫でると、心地よさそうに喉が鳴る音がして、甘えた形に耳を下げた頭が すりり♡ と動き、あなたの腰に回されていたしなやかで逞(たくま)しい腕が、きゅぅ♡ とあなたを抱き寄せた。
(とわさんだぁ…!♡)
ふにゃぁん…♡ と口元がゆるむ。眠ったときはあなたのほうが彼の胸に抱かれていたが、眠っているあいだに入れ替わっていたらしい。火鉢があっても冷える雨天の屋根裏部屋だから、毛布がずれて寒くなったトワが暖を求めたのだろう。あなたは毛布を引き寄せて彼をすっぽり包んであげた。
…けれど、あなたはすぐにその考えを改める。だって彼ときたら、毛布がずれるのも構わずあなたにすり寄って、すんすん と肌を嗅いであなただと確かめては、幸せそうに喉を鳴らして鼻を擦りつけるのだ。自身の寝床の中で感じるあなたのにおいや体温に惹かれて、胸に潜り込んできたに違い無かった。
(かわいい…かわいい…すき、すき…♡)
きゅう♡ とやさしく頭を抱いて、 なでなで♡ かきかき♡ してあげながら、無防備な頭頂部にキスと頬ずりを繰り返す。
彼と一緒に眠るのは3度目だけれど、あなたが彼を胸に抱いて朝を迎えたのは初めてだし、彼の寝床(客室じゃない部屋)で夜を明かすのも初めてだ。だから、これが夫婦になったふたりの朝の形なんだと思えて、「ああ、私はこのひとと番(つがい)になったんだなぁ…」と、甘くやわらかに実感が湧いてくる。それはすぐに温かな幸福感になって、じゅわじゅわぁ… とあなたの指の先まで広がっていった。
「ぶぶぶ…ぶぶ…むにゃ…♡」
触れ合う刺激で、意識が浮上しかけたらしい。彼はあなたの肌に唇を押し付けながら うにゃうにゃ やったかと思うと、小さな声であなたの名前を呼び、ざーりざーり♡ と愛情表現(グルーミング)を始めた。
「~~~~♡♡♡ すきぃ~~っっ♡♡」
普段でも きゅん♡ とすること請け合いの愛おしい仕草。その上、まだまだ魔力の低いあなたの体は、名前を呼ばれると彼の気持ちに大きな影響を受けしまう。ぶわり♡ と「好き! 大好き!」が広がって、それが彼がそういう気持ちを込めて呼んだからだと思うとまた堪らなくなって、足の先まで きゅぅう~~~っっ♡♡ と愛おしさに鳴いてしまう。
彼がグルーミングしてくれるように、あなたも彼に何かしてあげたい。たくさん触れて、肌に愛情を伝えたい。
あなたは彼の頭だけでなく、頬や肩、背中にも手を伸ばし、たくさんたくさん撫でてあげた。何度も頭や背中を きゅう♡ と抱きしめたし、耳や髪に ちゅう♡ と口付けたり はむはむ♡ と甘噛みすることもいっぱいして、足も絡め合って頬ずりもした。
彼はまだ眠っているようだったけれど、あなたが触れると必ずお返しをしてくれた。その仕草や喉を鳴らす音から、機嫌良く頬を染めて うにゃぁん♡ と目を細めた顔が見えてくる。
―――ざりざり…♡ なでなで…♡ すりすり…♡
窓の外は冷たい秋雨が陽を遮っているのに、毛布の中は陽だまりのように温かい。とても幸せで、心地よい時間だった。
「ふにゃぁ~…♡」
ふにゅり、と唇が乳房の下を擦り、甘えたあくびと猫の舌があなたの肌をくすぐった。
それをまた愛おしく思って頭を抱くと、彼があなたの名を呼んだ。
途端、とろぉり…とろぉり… と瞼に眠気が降りてきた。
彼は睦み合いに満足して、またあなたと一緒に眠りたくなったらしい。
(おしごと…いいのかな…? あ、けーちょーきゅーかかな…?)
結婚したのと同じだから、きっとそう。
あれ、でも賢者様(じょうし)への連絡は、できてたんだっけ…?
―――うとうと… こくり、こくり…
あなたは眠りの入り口で船をこぐ。こんなときは決まって、色んな記憶が混ざった不思議な夢を見る。
秋の森を抜けて会社に行って、いつもの業務の合間に『明日はお休みします』と賢者様に伝令鳥を飛ばして定時を待った。残業を言いつけられる直前でおしゃれ狩人の衣装に身を包んだ猫耳青年トワが迎えに来て、帰り道ではあなたの働きやいいところを褒めてくれた。きゅるる とあなたの腹が鳴ると、彼は宙返りをして猫の姿になって、あなたの手を引いて風の早さで帰路を急ぐ―――…先に家に入った彼に『おかえり』と出迎えられて、『ただいま』と返し、くすぐったい微笑みを交わして抱きしめ合った。気付いたらお互いに一糸まとわぬ姿になっていたけれど、別に変なことじゃない。きっと早く素肌を愛おしみたくて、お互いに急いで脱いでしまったのだろう。
(とわさんのたいおん、すき…)
甘えきった気持ちで彼にすり寄ったところで、あなたは ふ と、思い出した。
(…そーだ、とわさんに、まっさーじしてあげたいんだった)
今はちょうど猫ちゃん姿だから、昨日雑誌で見た猫用マッサージで喜ばせてあげられるに違い無い。
にゃっ と明るい笑顔や ふにゃぁん ととろけた顔を思い浮かべながら、あなたは腕の中にいる彼の身体を触り始めた。
―――なでなで…かきかき…ぐーりぐーり…
まずは猫っ毛な頭から。頭頂部や耳の付け根、顎の下を掻いてあげて、ご機嫌な声を引き出した。緊張が解れたところで頬を くりくり とマッサージして、後頭部から項の下まで、ぐーりぐーり と血流を促進(そくしん)するように押し撫でる。
彼がくすぐったそうに身をよじる気配がしたが、気持ちよさげな声は相変わらずだ。あなたは気分がよくなって、彼の背中もたっぷり撫でた。体毛の感触がないすべらかな背中に違和感は覚えたけれど、彼が嬉しそうにすり寄ってくれたので気にならなくなった。
―――こんなに喜んでくれるなら、次はお腹も撫でてあげよう。
あなたは一度 きゅう♡ と彼を抱きしめてから、腹部を目指して手を降ろす。
―――すりすり…すり…さわさわ…
なめらかな肌には切り立った凹凸がいくつもあって、あなたよりも厚い肌の下には無駄なく鍛え抜かれた筋肉の感触がある。思っていたものとあまりに違う手触りに、あなたは「むむ?」と眉根を寄せた。
彼は今、猫ちゃん姿でいるはずなのに、やわらかな猫っ毛のお腹はどこにあるのだろう?
(おなか…ふさふさの、ねこちゃんのおなか…あ、あった)
ふさ、と。あなたの指先に彼の体毛が触れた。さっきおへその上を通り過ぎた気がするし、なんだか毛足が長くて一本いっぽんが太いような気もしたけれど、やわらかな猫っ毛だから、ここが目指していた「ねこちゃんのおなか」に違い無い。
―――さわさわ…かきかき…ふに、ふに…
やわらかな茂みの中をくすぐるように掻き回したり、少しだけ指に力を入れて撫でたほぐしたりを繰り返す。
トワは、最初は驚いて びくり と体を強張らせていたけれど、血流が良くなったのかすぐに体が熱くなり、強ばりも取れてまたあなたにすり寄るようになった。
…それだけでなく、「もっと」と乞うようにあなたの腰を抱き寄せて、腰回りを ふにふに♡ さわさわ♡ とやわく揉む。その手つきは、昨夜「あなたが彼の子を孕める体になった」ことを喜んでくれたときによく似ていた。
改めて「これは自分の番ににゃった体だよ」と言われているようで、照れくさくなってくる。…ドキドキして、お胎(なか)の奥が きゅん♡ とする。
―――すりすり…すんすん…すりり…ちゅ、ちゅぅ…♡
(ん…♡ くすぐったい…♡)
えっちなおねだりをしたい気分を押し込めながらマッサージを続けていると、トワがあなたの胸元に可愛らしい口付けをくれるようになった。あなたは嬉しくなって、"おなか"を撫でながら彼のつむじや耳に口付けた。
「ッ、はぁ…ッ」
やけに艶やかな息が、あなたの谷間を湿らせた。
ひとりでに ぴくん♡ と肩が跳ね、マッサージの手が止まってしまう。
途端、ぴちゃり… と舌舐めずりの音がして、ぁ… と口の空く気配を感じ―――…
…―――ぁむ♡ ぬりゅぬりゅ♡ ちゅぅう~~~っっ♡♡
「ひゃんっ⁉♡♡」
ぴりり♡ と甘く鋭い快感が駈け上がり、あなたは情けのない声を上げた。その刺激と自分の声とに驚いて、あなたの寝ぼけ眼(まなこ)がパチリと開く。
忙しく瞬きしながら見下ろした先で、あなたの乳首を咥え込んだ"猫耳青年"トワと目が合った。
きゅるり とこちらを見上げてくる黄金色の猫目は、イタズラに成功した男の子のような愛嬌に満ちているのに、奥底に獲物を狙う猛獣のような光りがあって、それがどうにも艶(なま)めかしい。背筋が ぞくり♡ と期待に痺れ、呟いた困惑の「あ、あれ…?」が媚熱に掠(かす)れてしまう。
「ふふ…お嬢ちゃん、朝から積極的だね? きみに番(つがい)として求めてもらえて、とても嬉しい…」
「え…あッ!」
撫で回していたのがお腹ではなく陰毛の茂みだったと気付き、あなたはまっ赤になって「寝ぼけてたんです!」と弁明しようとする。
しかし、開いた口から出てきたのは、媚びた音色に上ずった甘い甘い「ぁあんっ♡」だった。彼が、乳首への愛撫であなたを黙らせたのだ。
「ちゅ…♡ ちゅぅ…♡ くす。またにおいが濃くにゃった。安心して? きみが満足するまで、うんと愛してあげるから…」
あなたがどんなつもりで彼に触れていようと、あなたの体は発情の兆(きざ)しを示していた。際どい場所をまさぐられながらそんな匂いを発したのだから、劣情に火が点いたトワが「今すぐ交尾する」と決めてしまうのも道理だった。「や♡ ぁ♡ らめぇっ♡♡」と頭を振りながら叫ぶけれど、そんな欲情に濡れた『嘘つきのダメ』など、彼の優れた耳には素直で可愛い番の雌の、「きもちぃのもっとぉ♡」のおねだりにしか聞こえない。
「はッ」と息を荒げたトワは、ちゅぱちゅぱ♡ ざりざり♡ と乳首を口淫しながら、あなたの体の下を通って腰を抱く左手で尻を揉み、右手で恥丘を這い降りて、割れ目に侵入した指先で陰核の先端を擦ってきた。
サンプルでお読み頂けるのはここまでです!
アプデ反映までの暇潰しになっていると嬉しいです。
そしてもし!これを読んで「トワさんいいなぁ」と思って頂けたら、下記画像のリンク先より本編をお求め下さるともっと嬉しいです!
実はそこそこ脳筋で戦闘力の高いトワさんをよろしくお願いしますー!
本編pixivサンプルはこちらです!