僕はなんでネトラレが好きなんだろう?
※この記事は『実録ヤリサー全盛時代』のリリース前に、カウントダウンCM的なニュアンスで書いてたものなんですが、
予想以上にリリースがトントン拍子で進んでしまったために公開のタイミングを無くしちゃってました。
まぁせっかく書いたので、作品発表から2週間たってちょっと落ち着いてきたこの時期に上げておきます。
要するに、エモい話が書きたいんだよなぁ
ってことなんだろうと、思うんですね。
ネトラレであるかないかの定義とか、合意かムリヤリかとか、ヒロインが処女かどうかとか、
本音を言っちゃえばさほど気にかけてはいないのです。
ヤッたりヤラれたりのドロドログチュグチュの中で、ヒトの気持ちがもみくちゃにされて揺さぶられるのを見たい、見せたい、みたいな。
これってSなんかな、Mなんかな、たぶんどっちも。
凄いネガティブ発言と受け取られそうなんだけど、考え方の根っこに僕らは全員敗者だってのがあって。
だってどんな勝ち組だろうが偉人だろうが王様だろうが結局みんな最期にゃ寿命が尽きちゃう訳で。
だからな・・・もうみんなかわいそうなんだよ、と、スナドリネコさんは言いました。
そうするとね、そういうかわいそうな敗者たちがね、かわいそうな目に遭って泣いてるのを見て、うっうっかわいそうに……って両目から涙を流しながら、
股間の勃起チンポからもタラタラと別の何かが垂れてたりなんかする、
そういう救いようのないヒトの醜さが、あぁイイな~、ホント好きだな~、ってですね。
変態ですか? 変態ですね。
かわいそうなのは抜けない健全な皆様ごめんなさい。
女だろうと男だろうと、人が堕ちる姿、負ける瞬間ってのがエモくて。
壁と卵がぶつかったらグチャッと潰れる卵の側に立つって仰ったエライ先生がおられましたけど、
勝者と敗者がいる場面では僕はいつも敗者の方に目が行くし、栄える者と滅ぶ者がいる時は滅ぶ側の物語に惹き付けられます。
堕ちる人、負ける奴、腐っていく者の放つ磁力。
そう、お前のことだよ、××くん。