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ダラナ 2024/07/27 10:28

BL短編集「袋とじを開けてけしからん体のおまえを見た記憶を消したい」販売中


すでに販売している短編集からガチムチ受けを10作セレクトしたBL短編集です。R18。
すべて2000字前後の短いもの。
ジャンルは現代もの学生もの社会人もの、ファンタジーゲーム転生など。


10作のタイトルはこちら↓

【袋とじを開けてけしからん体のおまえを見た記憶を消したい】
高校生×同級生

【ピンヒールで俺を踏んでくれ】
助教授×ガチムチ大学生

【ガチムチが胸を突きだして誘惑するんだが】
経営者×若手格闘家

【格ゲーに転生したら巨乳の男がチャイナ服を着ていた件】
ロボオタ×ガチムチ巨乳チャイナ服

【ガテン系の鬼上司は縄で縛られたい】
根っからのサドの社会人×趣味のパーティーで出会ったガチムチマゾ

【白魔導士の回復で俺はエッチになる】
白魔導士×武闘家

【俺の通うジムの推しが淫らで困る】
社会的地位の高い男×色気むんむんのインストラクター

【2000歳の少年風の魔物が俺の胸を吸いたいそうです】
魔物×武闘家

【俺の彼女を奪った義理のガチムチ糞兄貴がエッチなビデオで糞ホモビッチだった件】
?×義理の兄

【欲求不満の勇者の相手をしたら魔王が羨んで大変だ】
勇者×武闘家


デジケット・コムのみで電子書籍を販売中↓
https://www.digiket.com/work/show/_data/ID=ITM0286355/

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ダラナ 2024/07/27 10:22

BL短編集「袋とじを開けてけしからん体のおまえを見た記憶を消したい」試し読み

すでに販売している短編集からガチムチ受けを10作セレクトしたBL短編集です。R18。



【袋とじを開けてけしからん体のおまえを見た記憶を消したい】

俺の従兄は同性愛者で、家族や周りに公言済み。もちろん俺も承知しているし、打ちあけられたときは「だいじょうぶ、おまえはタイプでないから」と親指を立てられたもので。

まあ、幼いころから親しく、ゲーム仲間でもある従兄なので、俺がタイプか、そうでないかは、どうてもよかったのだが。

学校帰りに従兄の家にいくと、まだ帰っていないというに部屋で待つことに。で、目にとまったのが、机の上のゲイ雑誌。

いやいや、カミングアウトたとはいえ、ここまで明け透けにする従兄ではない。部屋が片づいているに、叔母が掃除をしてベッドの下から引きずりだしたのを置いたといったところか。

従兄に同情しつつ、さて、ここは悩みどころ。

色気より食い気、というか、お年ごろにして、ゲームまっしぐらな俺だけに、恋愛や性的なことに、あまり興味なし。が、目のまえにエロ本が置いてあるのを無視できないほどには好奇心あり。

悩むことしばし、雑誌に手を伸ばして。目を細めながら、ページをめくるも、なんてことはない。

週刊誌のグラビアの写真のようなもので、なんなら水着のもっこりが目立たないよう、乳首が見えないよう写っているし。「筋肉自慢の写真集みたいだな」とページをめくっていくと、袋とじの表紙が登場。



【ピンヒールで俺を踏んでくれ】

俺は元ラグビー選手。

高校のころ名を馳せて、将来を有望視されたが、ひざを故障し離脱。今はスポーツ科学を専攻し、日日、大学で学んでいる。

現役から退いたものの、膝に負担をかけないよう筋トレをしているにガチムチの体型は健在。

全身の筋肉が盛りあがって、足はとくに、紐で縛ったハムのようだったのだが。

「ピンヒールで俺の背中を踏んでくれないか!」

よく顔をだす研究室、そこの助教授に土下座をされようとは。

五才年上の若い彼とは、ふだんから親しかったとはいえ、特殊な趣味については初耳。そりゃあ、暴露にオドロイタとはいえ、好奇心が疼きもした。

だって、俺の足は、あまりに女性的ではなかったから。

「男がいいの?ハムでもいいの?」と聞けば、趣味の人でも足の好みはそれぞれとか。

「男女問わず、俺はアスリート系のがっつり筋肉質なのがいい」という。スポーツ選手だらけの大学には、適任が多いとはいえ、女子に頼むと厄介だし、交渉のしやすい男子学生である俺を選んだとのこと。

交渉というからには見返りがあるわけで。




【ガチムチが胸を突きだして誘惑するんだが】

知りあいのオーナーに経営不振のジムの支援を頼まれた。

が、俺も手がけている複数の店の経営がふるわず、手一杯なところ。そう説明して断ったものを、オーナーが食いさり、提案したことには。

「どうです?ジムの選手の思いを聞いて、あらためて考えてみては。三島あたりとでも、食事をして」

三島くんは、ジムの新人格闘家で、俺のお気にいり。

もともと格闘家好きで、将来有望な若手の応援をするのが趣味なのだが、三島くんは才能があるのはもちろん、そのおっぱいに惹かれたもので。

ガチムチにして、輪郭や凹凸が滑らかな曲線を描き、動作にも柔軟性がある。胸も固そうでなく、大福のようにふっくらとして、しかも肌が白くて突起が薄紅色。

試合のときは、より胸が張りつめ、汗で艶めいて、突起が腫れたように赤くなって、ぷるぷるするのが、もう、たまらない。

そりゃあ、間近で魅惑のおっぱいを拝みたい、とはいえだ。正直、三島くんを性的に見ているから、二人きりの食事で、勃起しないか不安。もし勃起したら、申し訳なさから、詫びのつもりで、三島くんの懇願を聞きいれてしまいそうだし。



【格ゲーに転生したら巨乳の男がチャイナ服を着ていた件】

酔っぱらいの喧嘩に巻きこまれて、頭を打ち死亡。

とんだ、つまらない死に方をしたものだが、目を覚ますとそこは愛好する格ゲーの世界。

で、自分はどのキャラになったかというと、ロボットの天才開発者、通称「ロボオタ」。

いくつかステージをクリアすると使用が解禁になる特殊キャラ。

格ゲーにして華奢な体をし、いつも猫背。自分は戦わず、開発したロボットを操作し、守らせたり戦わせたりする。

変化球的な色物キャラで、プレイする分には割とお好みだが、当事者になるのは微妙。せっかく格ゲーに転生したのだから、パーフェクトボディのイケメンになりたいところ。

まあ、俺自身のことはいい。気になるのは推しキャラのレイミーのこと。

レイミーはチャイナ服を着た巨乳美女キャラ。チャイナ服からはみでる豊満な太ももを武器に、像もふっとばす必殺の蹴りで、屈強な男どもをKO。初プレイで一目ぼれした愛すべきキャラに会えるのが、たのしみでしかたなく。果たして転生して間もなく、その機会が訪れることに。



【ガテン系の鬼上司は縄で縛られたい】

だれにでも人にいえない秘密の一つや二つはある。

俺の場合、生粋のサドで、SM愛好クラブの会員になっていること。

ふだんは弱腰で、人に舐められがちだが、クラブでは引く手あまたの凄腕のサド。

得意の緊縛に、血も涙もない言葉の鞭をふるえば、どんなマゾでもいちころ。そこが悩みどころでもある。

求めるのは「ああん、もっとイジメてえ!」と大歓迎するのでなく、屈辱を噛みしめつづけ、最後まで抗おうとしながら「ああ、くそお・・・!」と腰をふってしまうの。

タイプのガチムチのマゾは、意外といるとはいえ、求めるほど生意気なのは、なかなか。プレイ前にリクエストしても、演技がへただったり、俺の虐げにすぐ屈したり、ままならず。

とはいえ、いつか理想のタイプを見つけられるはずと、こうして定期的開催のパーティーに参加。

参加者は全員、仮面で目元だけ隠している。白はマゾ、黒はサド。

さて、俺が目をつけているのは、白の仮面をつけたガチムチ。みんな着飾っているなかで、Tシャツにジーパンとは、無防備なのか挑発的なのか、読めないところがいい。



【白魔導士の回復で俺はエッチになる】

新しく加入したパーティーの剣士にしてリーダーに、まず忠告された。「白魔導師の回復魔法を受けるな」と。

白魔導師はサポート役であり、仲間を回復するのも仕事だ。

その仕事をさせないとはどうして?と首をひねるも、剣士は目を逸らして、だんまり。ほかの仲間に聞いても、はっきりとは応えてくれず。

皆の態度が意味深だから、本人に聞くのもためらわれて。

まあ、回復魔法が使われない分、回復アイテムが支給されて、困りはしなかったのだが。

ある日のこと、魔物の多数の襲撃があり、乱戦となって、気がつけば、俺と白魔導師は仲間とはぐれていた。

襲ってきた魔物は倒したとはいえ、危険な森のど真ん中。「早く合流せねば」と白魔導師を護衛しながら仲間の捜索を。

疲れてきたころ、開けた場所にでて川を発見。ほっと一息つき「休憩しよう」とふりかえったら、藪から魔物が跳びでてきて。

巨大な手が、白魔導師に襲いかかったのを、とっさに庇い。上半身に深く爪がのめりこむもかまわず、血反吐を吐きながら、鉄拳を繰りだし、波動で魔物の腹に風穴を開けた。

魔物が倒れたころで、爪が外れて、上半身から血が噴出。つづけて倒れた俺を「ああ、そんな!」と白魔導師が泣き顔で覗きこみ、例の回復魔法を発動。

回復魔法といっても万能ではなく、俺のような致命傷を負った人体はお手上げ。

ああ、せっかく回復魔法をかけてもらったのに、リーダーが忌避させていた理由は謎のままか・・・。



【俺の通うジムの推しが淫らで困る】

俺が通うジムには人気のインストラクター、岩見さんがいる。

トレーニングについて、なんでも相談を聞いてくれるし、的確なメニューのアドバイスをして、サービス満点の個人レッスンも。見た目もそこそこイケメンの、脱いだらすごい細マッチョ。

男が理想とする均整のとれた肉体を誇り、だれにでも親切に接する人柄と、インストラクターとしての腕前も兼ね備える。人気がある理由はそれだけでない。

トレーニング器具を動かしながら説明をするとき。「ううん、くう、はあ・・・」と悩ましい声を漏らし、白い肌をうすく染めて、しなやかな筋肉を震わせる。

そのさまが淫らで、岩見さんが説明おえると、トイレに走る男が続出。

本人にそのつもりがなくても、男性専用のジムにあって、ほとんどの男どもは性的に惹かれているのだ。

が、このジムのルールは厳しい。「ジム内で不法行為、猥褻行為をしたものは追放。場合によっては訴訟を起こします」とある。

高級ジムとあって、会員は俺を含め、それなりの社会的地位のある男ばかり。訴えられて「ジムで男に性的暴行をした変態」なんて醜聞が広まれば、社会的に抹殺されるのは百も承知で、無謀なことをする輩はいない。

なにより「追放されたら岩見さんに会えなくなる!」と恐れて、ルールを厳守。アイドルを見守るように岩見さん推しでジム通いを。



【2000歳の少年風の魔物が俺の胸を吸いたいそうです】

魔物がはびこる世界で旅する一匹狼の冒険者であり、俺は武闘家。

旅の目的は、子供のころ魔物に誘拐された幼なじみの捜索。

誘拐騒ぎがあたころ、たまたま村に立ち寄った武闘家に弟子いりをして旅立ち。独立してからは、ずっと一人で幼なじみの行方の情報を求めつつ、あちこち探しまわっている。

情報の入手方法で、もっとも有効なのが魔物に聞くこと。

魔物のなかには知能が高く、人と言葉を交わせるのがいる。あまり人に危害を加えず、気まぐれながら、見返りによって人の願いを聞きいれてくれることも。

とはいえ、教会が「邪なるものと契約するのは禁忌」と定めているため、冒険者の多くは、そういった魔物と遭遇すれば、有無もいわさず倒そうと。情報入手の邪魔になるから、一人で旅をしているわけだ。

今のところ収獲はほぼなし。いや、手ごたえはあるようなのだが。

事情を語り、あらためて「なにか情報ないか」と聞いたところで「あーうん、ないね!」とすぐに消える。目を泳がせ、言葉につまるあたり、知ってても教えられない訳がありそう。

すくなくとも、その反応からして幼なじみが生きている可能性は高い。となれば、どれだけ魔物に逃げられようと諦めることなく、やつらが隠す情報を、どこまでも追い求めたところ。



【俺の彼女を奪った義理のガチムチ糞兄貴がエッチなビデオで糞ホモビッチだった件】

俺が成人を迎えたところで父親が再婚を。相手も連れ子で、五才年上のガチムチの男が義理の兄に。

彼は肉体労働をしているといい、肌が焼けて筋肉質。金髪でチャラい格好をしていたが、人懐こく快活で、すぐに打ち解けることが。

「この人なら同居してもだいじょうぶかな」と思い、いささか油断をしたよう。彼女を家につれてくるうちに、いつの間にか義理の兄と連絡交換したらしく、挙句に寝取られてしまい。「まだ兄弟になったばかりで彼女を奪うとか正気じゃない!」と怒り狂ったとはいえ、笑いとばして曰く。

「おまえのエッチが物足りなかったんじゃねえの?ていうか、そもそも、あの女がビッチだったんだろ。

本性を暴いてやった俺に、むしろ感謝しろよな」

義理の兄こそ糞な本性を露わにしたもので「ふざけんな!」と殴ったなら家出。

友人のアパートにころがりこみ、むしゃくしゃを引きずって。再婚したばかりの親たちに告げ口なんかできず、怒りは溜まるばかり。

「どうにか義理の兄の鼻を明かせないものか」と考えてネットサーフィンを。あの下衆なチャラ男なら、きっと女トラブルを多発しているだろうに、そのネタ探し。

彼の特徴を打ちこみ検索をかけても、あまり収穫はなく、ただ、気になる項目を発見。

「筋肉自慢の糞ホモビッチがおしおきされながら輪○されて潮を吹いちゃった(ハートマーク)」



【欲求不満の勇者の相手をしたら魔王が羨んで大変だ】

俺がつき従う勇者は根性が腐りきっている。

まず第一に性欲に忠実。町にいけば必ず女を抱くし、女の仲間には絶対に手をだすし、エッチ中に「勇者さま!」と助けを求められてもガン無視するすし。

女トラブルが絶えない上に、根本の性格もわるい。「俺は勇者さまだぞ」を口癖に人を威圧し脅して屈服させ無理難題な要求を通そうとする。

まあ、女神に加護されての絶大なる力を保有するとなれば、それほど調子もこくだろうが。

どれだけ屈強な冒険者がたばになっても歯が立たない強敵を勇者なら剣の一振りで終了。

その力を見こんで「勢力を伸ばす魔王を撃退できるのは勇者だけ」と思い、日ごろの蛮行にまわりは目をつぶっていたのだが。

「魔王を倒したら、どうせ用済みなんだろ。だったら今、もてはやされているうちに遊ばないと」

なんて、ふざけた勇者の考え方によって遠回りや寄り道をしてばかり。

そうして、なかなか魔王の城に辿りつかないのに、まわりはだんだん「この勇者つかえないな」と見限るように。

おかげで、町や村に行っても優遇されなくなり、女も寄りつかず。仲間は辞めていくし、仲間になりたがる人もいなく。

結果、武闘家の俺と勇者しかいない貧乏バーティーに。

まあ、俺にしろ武闘家とは名ばかり。戦闘では勇者がほぼ一撃で済ませるから、俺の出番はなし。




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ダラナ 2024/07/22 20:48

BL短編集「中尉殿が貴様の体をご所望だ(ガチムチ受けセレクト)」販売中


ガチムチ受けのBL小説5作(+おまけの小説3作)を収録したアダルトな短編集です。R18。
販売している短編集からガチムチ受けをセレクトしたもの。



【中尉殿が貴様の体をご所望だ】

長く戦いがつづき、軍が疲弊するなか、彼らの心の支えとなっているカリスマのガロン中尉。
彼を落とせば、軍は壊滅すると見こみ、その好色ぶりの噂を聞きつけ、敵国は色じかけ専門のスパイを送りこむのだが・・・。

おまけの小説「大尉殿が貴様の体をご所望だ」あり。



【万年発情期のバニーボーイ】

訳あって、プロの格闘家から、バニーボーイの用心棒に転職した男。
あくどい客がバニーボーイをイジメないよう、目を光らせていたのだが、まさか、自分が餌食になるなんて・・・!

おまけの小説「万年発情期のバニーボーイの学校生活はただれている」あり。



【おいしい少年をつくろうか】

合法で紳士の趣味を嗜む店「リトル・メン・ラブ」。

いろいろなリトルメンに、いろいろな客が会いにくる中で、立場が逆転するような頼みごとをしてきたお客がいて・・・?

合法ギャップショタな話。



【転生した格闘家は落ちこぼれ】

前世で無敵を誇った格闘家が、転生したらポンコツに。からの逆転劇?



【男でもいいから最期におっぱいを】

友人の借金沙汰に巻きこまれて、「や」のつく人と関わることになる、おっぱい星人の話。

おまけの小説「男でもいいから最期に俺のパイずりを」あり。



デジケット・コムのガチ系のみで電子書籍を販売中。
ガチムチ受け好きの人はぜひ↓
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ダラナ 2024/07/22 20:36

BL短編集「中尉殿が貴様の体をご所望だ(ガチムチセレクト短編集)」試し読み

販売している短編集からガチムチ受けをセレクトしたBL短編集です。




【中尉殿が貴様の体をご所望だ】



小国の奪いあいで、二つの国が長く戦いつづけていた。

お偉いさんが血気盛んに戦いを推しすすめるも、停滞しがちな長期化による士気低下、深刻な兵糧、物資不足などで前線の兵士は息も絶え絶え。

それでも、軍隊が壊滅しないのは、国のトップ以上にカリスマがあり、人の心のヨリドコロとなる絶対的な支柱が、現場で腰を据えているからだ。

彼は中尉であり、その名はガロン。

巨体にしてゴリラのように筋肉質で、これまたゴリラのように顔つきがいかめしい。

ただ、その凄みで部下たちを、むやみに怯えさせ委縮させることはない。
なんなら、部下を背に負うように先陣を切って「だれも死なせるものか!」と奮闘してみせる。

恵まれた体格と相まって、その戦闘能力は、軍のなかでずばぬけているものの、決して味方に手をあげることなく。

もし、部下がバカをやったり、失態をさらしても「わたしの教育が足りなかったのだ!」と神に許しを乞わんばかりに跪いて号泣。
オオゲサなほど嘆き悲しむのを見て、もらい泣きをし「中尉!俺が、俺がワルカッタんですうう!」と改心して、そのほとんどが彼の崇拝者になるのだとか。

弱肉強食が当たりまえの過酷な軍の世界にあって、強いだけでなく母のように心が広く包容力があるガロン中尉が、存在しているのは、奇跡のようなも。

そりゃあ、まわりは熱狂的に支持をし「この世には、この人がヒツヨウだ!」「俺の命を捧げて、生かさねば!」と奮起をするので、どうにか沈没しかけの船のような軍隊が踏んばれているわけだ。

スパイを通して、そうした内情を知った敵対国は「ガロン中尉が死ねば、あの国は終わる」と判断。
そして彼を貶めるために、送りこんだスパイが、俺だ。

俺はスパイでも、おもに色じかけを担当。
子供のころ、男相手に商売をしていたのを見こまれて、国に飼われ育てあげられた。

そう、そんな俺が送りこまれたとなれば「軍神にして聖母」と崇められるガロン中尉にも、つけいる隙があるということ。

スパイの報告によると、毎夜、彼は部下を自分の部屋に呼びつけるという。
相手は特定でないに、節操なく食いちらかしているよう。

ただ、コノミはあるらしく、あまり雄雄しくない、控えめな性格でかわいい顔をしたの。

こういったムサイ男だらけの戦場では、女役を強いられるヤツで、その特徴は俺にばっちり当てはまるし、スパイとして抱かれる訓練もしてきた。

ガロン中尉を色じかけでロウラクさせるミッションに最適とあり、すでに、もぐりこんでいる手引きによって軍に入隊。

ひととおりの訓練と教育を受けてから、だれも行きたがらない前線に配属を希望すれば、すんなりと通り、晴れてガロン中尉のおひざ元に。

まあ、とはいえ、さすがに、配属直後に、呼びだしはしないだろうと思っていたのだが。
前線に到着して、三日しか経たずに直属の上官から「ガロン中尉が貴様の体をご所望だ」と伝えられて。

元より「聖人のようなヤツは、この世にいない」と懐疑的で「中尉の化けの皮を剥がしてやる!」とやる気満々だった、とはいっても、だ。

その好色ぶりは予想以上で「よく部下が幻滅したり、愛想をつかさないな」と呆れたもので。

ふん!早速、新人を味見しようってか?上等だ!

すこし虚をつかれたとはいえ、トマドウことなく、さらに意欲を燃やして彼の待つ部屋へと訪れたところ。
どうしてか、ガロン中尉は女装をしていた。




【万年発情期のバニーボーイ】



不祥事を起こして協会からもジムからも追いだされた、俺は元プロの格闘家。

業界には、もどれないにしろ、せっかく鍛えあげた肉体と腕っぷしの強さを活かせる仕事につきたく、夜の町へと。

用心棒として雇ってもらいたかったのだが、訪ねる店の先々で、裏社会の人にスカウトされて、なかなか、うまいこといかず。
裏社会の連中と深く関わらず、夜の町で仕事をするのは難しいよう。

アキラメズに探したところで、ようやく、こちらの条件を飲みこんで雇ってくれたのがバニーボーイのお店。
男たちがバニーガールの衣装を着て、網タイツにピンヒールをはき、酒を提供しながら接客するところだ。

このごろは警察の取り締まりがキビシイに、本番はもちろん、準ずる性的な行為も厳禁。
といっても、バニーボーイが煽るような刺激的な格好をしていれば、つい手をだしてしまう、なっていない客が後を絶たないため、用心棒が不可欠。

まあ、グレーゾーンな店はどこでも、こういった仕組みになっているものを、このバニーボーイの店は、もっと徹底的に管理がされている。

万が一に店内で過ちが起こらないよう、バニーボーイに貞操具の装着を義務づけるという。
股間とお尻、どちらも金具でがっちりガードされ、トイレをしたいときは、いちいち店長に鍵で外してもらわないと。

しかも、すべての従業員も強○的に。
さすがにバニーボーイほど本格的なものでなく、トイレは自由にいけるし、金具に覆われているのは、ちんこだけ。

まあ、俺はバニーボーイに欲情せず、イタズラ心もなかったに、貞操具装着にさほどタメライはなく。
ただ「用心棒でも、バニーボーイの格好してもらうから」と指示されたのには「ええええええー」と不服だったが。

曰く、いかにもな用心棒風情が見回っていると、客が心ゆくまで現実逃避してタノシメないからだとか。
「いや、バニーボーイの格好したって、こんなムキムキなの、どうせ浮くでしょう」とケチをつけるも「いやいや、そういうのスキなお客さん用のマッチョバニーもいるから」とか。

で、しかたなくバニーボーイに扮して、店内を監視し、ヘルプボタンが押されたら駆けつけて、ルール違反の客を外に放りだす日日を、思ったより、忙しく過ごして。

ある日のこと、店ナンバーワンのウサミがヘルプボタンを。
急行すると、ぐったりとソファにもたれる彼に、客の親父が舐めたり口づけしたり。

いつもどおり「はーい、お帰りくださーい」と追っぱらいつつ、胸騒ぎがして、個室にもどってみると、顔を真っ赤にしたまま、しきりに胸を上下させ、呼吸困難に陥っているウサミ。

「薬を盛られたのかもしれない!」と抱えあげて、地下の医務室へと。
ベッドに寝かせ、とりあえず、ウサギの耳を外そうとしたら。

引っぱっても、カチューシャがとれないし「う、ぎい・・・!」とイタガルし。
ほんとうに、耳が生えているようで「いや、まさか」と思い、耳から手をはなし、店長を呼びにいこうとしたら。

「あーウサミ、発情しちゃったかあ」と店のナンバーツーの生意気キャラが売りのウサキチが入室。
ウサミとウサキチが兄弟なのを思いだし、つい長い耳を見たなら、なんと、片方がぴんぴんと曲がって伸びての繰りかえし。

「ああ、じつはね、俺たち兄弟、十五才でウサギの耳が生えたんだよね。
なぜかは分からないけど、まあ、親父がクソだったから、ウサギをイジメて呪われてでもしたのかね?

で、ウサギの耳を活かして働けるここに身を置いててさ。
隠さなくていいのが利点といっても、弊害もあって。

どうも、俺ら体質もウサギのようで、発情しやすいんだよ。
ホンモノのウサギみたいに年中発情期ではないけど、興奮しだすと、もー手がつけられない、だからさ・・・」
「そーそーここ、元カラオケルームで防音、効いているから」といい、カチリと鳴らした。

どうして、鍵を閉めたんだ?と首をひねる間もなく。
「あああああああ!」とウサミが雄たけびをあげ、起きあがるや否や、俺の背中に跳びかかった。

体にしがみつかれて、転びそうになり、壁に頭をぶつける。
すぐに片手をついて、振りかえろうとしたものを、腕をうしろにねじ上げられ「う、ぐう!」とまた壁に頬を押しつける羽目に。

俺は元プロの格闘家にして、今もトレーニングを欠かさず、体力も筋力も維持しているし、すくなくとも、女の子のように華奢なウサミに、力勝負で負けるはずないのだが。




【おいしい少年をつくろうか】



妖しい色合いのネオンきらめく夜の街。

その路地裏にひっそりと店をかまえる「リトル・メン・ラブ」。
下のほうに小さく「さあ紳士たち、おいしい少年を召し上がれ」と書かれている。

ご察しの通り、小さい男、少年が男に接待をする店。

どストレートな、そういう趣味の人、やや方向性やタイプが異なる人、そうでもない人と、個性豊かな男どもが夜な夜な、足しげく通ってくるが「おにーちゃん、お帰り!」とマニュアル挨拶する間もなく「どうか、僕をおいしい少年にしてください!」と土下座されたのは初めて。

男だらけの職場で、女子に劣らない甲高い響きを耳にしたのも初めて。

しかも相手は少年にほど遠く、重量級プロレスラーのような体格に「ええ!ちょっと、やめてくださいよ!」と上げさせた顔つきは、殺気立つ熊のように獰猛。

ぽろぽろ涙をこぼしたところで、いかつい表情のままでいたから、尚のこと恐かったものを、床に正座して縮こまり、不憫な境遇を語ったもので。




「ああ、やあ、あん」とショタボイスが耳に快く、興に乗ってきて「いつから、ナオニ―していないの?」とセクハラ発言を畳みかけ、下をもみもみ。

「もしかして、俺とエッチしてから、ナオニ―していない?

大人の男に揉まれないと、満足できない、やらしー体になっちゃったかな?
ん?どうなのかな?」

「や、やあ、ん、ひ、一人、でえ、ナ、ナオ、ナオニー、で、できる、もん・・・」との返しは百二十点満点。

「どんな少年になりたいか、まだ分からない」と初心ぶっていたくせに、これは相当、よからぬ妄想をして淫夢を見てきたのだろう。
と思えば「嘘つきの悪い子だ」とチープな台詞も自然にでてくる。

「嘘つきじゃないと云うなら、手をどけなさい。
溜まっていて、射精したくて堪らないわけじゃないと、身をもって証明しなさい」

冷ややかな囁きに、肩を震わせつつ、股間から手をはずして腕をだらり。

「いい子だね。ほら、丸見えの膨らんだ、おちんちんを引っこめなさい」と命じながらも、下の揉みこみをやめず、サスペンダーをつまんだ。

強く引っぱり放すと、サスペンダーがしなって「ひゃあ、あん!」と一段と甲高い鳴き声があがる。
そう、ちょうど胸の突起に当たってのこと。





【転生した格闘家は落ちこぼれ】



初試合から負け知らずにして、そのまま突きすすみ、階級別で三冠のチャンピオンに輝いた俺は、ゼッタイ王者的な格闘家。

格闘界の天下をとったような心地で、人生のピークを迎えていたのだが、俺の乗る車が、暴走トラックに衝突され、あっけなく地位も名誉も価値ある命もすべてがパアに。

で、転生したのが、ファンタジーの世界。
剣をふるい、魔法をかけて、魔物を倒し、魔物打倒を目指す、RPG風のだ。

前世とはまったくチガウ構造の世界に放られたわけだが「また、一からやり直しか・・・」と肩を落とすより「この世界でも、俺の名を轟かせてやる!」と大奮起。

というのも、鍛えられた肉体、格闘の能力や技術力は、前世からそのまま受け継がれていたから。
「魔物相手に、俺の格闘がどこまで通じるのか」とわくわくしつつ「要領も勘もいい自分なら、お茶の子さいさいだろう」と自信満々でいたところ。

「ワオ!その肉体美だけで、魔物を怯ませることができそうだね!」とスカウトされ、参加したパーティー。
彼らとの初戦闘で、俺は魔物に舐められまくって、リンチのようにぼこぼこにされ、ろくに抵抗もできず瀕死状態に。




全身、血の気の引く思いがし「や、やめ・・・!」と訴えようとしたのが「ひゃあ、ああん!」とあられもない喘ぎに。
胸の突起を指ではじかれてのこと。

「あ、だめ、や、やあ、やめ、あ、ああ、だ、めえ、だ、く、ふああ・・!」

乳首にはじまり「はあん・・・!」と叩けば響くような体の箇所を、重点的に撫でまわされる。

セックスで自分が触られるのを、あまり意識したことはなかったが、まあ、感度のいい体だこと。

あっという間に、暴きだされた性感帯を、いくつもの手で同時に愛でられて、とっくに勃起して、先走りが絶えずにとろとろ。
快感がこみあげて、いくどもイってているような錯覚がするも、先っぽをにぎられ、射精はできず。

「くそ・・・!」と歯がゆさを噛みしめ、睨みつけたところで、やつの目は滑りまくり。

どうやら、俺の体を舐めるように見ているらしく。
おまけに男根の先っぽの血走った目玉は、こちらの湿った股間に釘づけ。

あらためて意識するに、魔王の息子の眼前で、乳首を立たせて御開帳をして、なにもかもモロ見えに、あんあん全身を赤らめ腰をくねらせているという・・・。




【男でもいいから最期におっぱいを】



働く工場に友人が押しかけ「借金の保証人になってくれ!」と仕事仲間が注視する中、渾身の土下座をされては、断れなかったとはいえ、まさか、逃げられようとは。

さらに一週間後、紫のスーツに金のネックレスをした、いかにもな、その筋の人が「こちらに、尾竹さん、いますかねえ?」と乗りこんでくるとは思わず。

「これが、尾竹です」と生け贄を差しだすように、工場の仕事仲間に引き渡され、雑居ピルの一室に連れていかれた。
虎の頭がついた絨毯を見ながら、紫スーツから、友人が期限を守らず逃げたことを知らされ、「で、あんたに代わりに、返せる見込みあんの?」と聞かれた。

「ないですね。親戚にあたっても無駄ですよ。
小学生のころ、両親がいなくなってから、俺の身内は、同居する婆ちゃんだけですから」

「ふうん?けど、工場長に聞いたぜ。
お前は中卒から働いて、無遅刻無欠席の十年皆勤賞だってな。

おまけに、酒も女もギャンブルもやらないとか。
だったら、ちまちまと結構、金、貯めてんじゃねえの」

「婆ちゃんに、何かと金がかかるんで」

そう応じたら、しばし静かになって「そんだけ?」と首を傾げられる。
「そんだけ?」と聞き返したら「ふつー、ここは、婆を一人にはできないとか、どうとか、同情を誘って泣きつくところだろ」と眉をしかめながらも、苦笑した。




うだうだ説明するのが、終わるのを待っていられずに、人差し指でなぞった。

男だからこそ、なのか。
写真や映像で見るのより、胸周りの輪郭がくっきりと浮きでている。

話の途中で触れだしたのに、怒られるかと思いきや、存外、口を利かない。
先のやり取りからして、義理堅そうな人だから、男に二言はないとばかり、おっぱいを差しだしているのだろうか。

と、考えながらも、思いのほか、輪郭をなぞるのが快くて、じっくり味わうように指を滑らせる。
とくに、張ったおっぱいの谷間の溝が深いのに、舌なめずりして、指を捻じ込んだら「っう」と胸が跳ねた。

ぎくりとして、谷間から指を抜こうとすれば、「だ、大丈夫、だ」とか細い声が降ってくる。
つい見上げようとしたところ、「あ、か、顔だけは見るな」と制されたので、おっぱいに視線を戻す。

と、ちょうど、目の前に乳首が。



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ダラナ 2024/02/11 20:23

BL短編「男でもいいから最期に俺のパイずりを」R18


なんやかんやあって借金を肩代わりし、おっぱい好きな負債者を飼っている堅気でない男。
またもや、そいつが借金を押しつけられたのを放っておけず、同じ筋の者に話をつけにいったら、おっぱいを差しだせと・・・?

アダルトなBL短編です。R18。
BL小説「男でもいいから最期におっぱいを」のおまけ。





俺の飼っているおっぱい星人の祖母ならぬ、糞婆がロマンス詐欺に引っかかったらしい。
最近、よくスマホに齧りつき、派手に着飾って、ちょくちょく外出していると思ったら。

かなりの額を貢ぎこんで、もちろん俺のやる小遣いでは足りず、怪しいところから借りたよう。
で、おそらく急に相手と連絡がとれなくなり、やっと詐欺と気づき、孫に多額の借金を背負わせて逃げたわけだ。

とても、安月給のおっぱい星人には返せない額だし、返済期限は間近。
裏の筋から、その話を聞いて俺は、おっぱい星人が知る前に話をつけようと。

糞婆が金を借りた先は、俺が所属する組とは微妙な関係。
昔から、いがみあっていたのが、半グレが躍進しだしたので、それに対抗するため消極的ながらに協力関係に。

ふつうなら、ほかの組が債務について口だしをすれば「舐めてんのか、てめえ!」とコンクリートで固められて海に沈められるところ。
一応、今は協力関係にあるから、多少、聞く耳を持ってくれるはず。

その見こみは当たり、糞婆が借りたところ一帯をしきる、そこそこの立場のやつが交渉の席に。
紫のスーツに金のネックレスという古風な俺とちがい、ストリートファッションが決まっている今どきの輩。

「堅気と見分けがつかないな」と目を見張ったものを、ほんとうに驚いたのは、顏がおっぱい星人そっくりだったから。
「ご飯ちゃんと食ってるのか?」と心配になる華奢な体型も、つかみどころがない飄々とした雰囲気も。

動揺を隠しつつ、あたらめて糞婆がこしらえた借金の返済期限を伸ばしてくれるよう土下座をすると「いいですよ」とあっさり承諾。
まあ「もちろん条件があります」とつづいたが。

「俺の部下になってください。
そしたら返済期限を延ばすのでなく、借金自体をチャラにしてあげます」

とんだ好待遇とはいえ「死ね」といっているようなもの。
転職じゃあるまいし、所属する組から別の組に移るなんて、ありえないから。

つまり、この話を受ければ、前の組に裏切り者として四六時中、命を狙われるわけ。
糞婆の借金のために死ぬなんて御免だったが、おっぱい星人の顔が浮かんで。
あいつなら「一生分、おっぱいを揉めたし、悔いはありません」とすんなりと受けいれるだろう思うとやりきれず「分かりました・・・」と条件を飲むことに。

「じゃあ、早速仕事をしてください」と告げられ、おっぱい星人に似た彼と側近の男以外の輩は退室。
側近が顎をしゃくったに近づくと、椅子を回して向きあった彼は、下半身を剥きだしに、そそり立つ息子を見せつけた。

ぎょっとする間もなく「パイずりを」と命令。
「お前もおっぱい星人か!」と内心、ツッコみつつ、どうりでずっと視線が会より、すこし下だったわけだと納得。

複雑な心境だったが、とくにこの世界は「男に二言なし」だから、膝を屈してYシャツのボタンをはずしていく。
目を細めて頬を上気し、舌なめずりする彼を見て「あいつと重ねて見るな」と自分を宥めながら。

それにしても、おっぱい星人にはパイずりしたことがなく「野郎でもできるのか?」と今更、不安に。
とはいえ、あらためて自分の胸を見て「あれ?おっきくなってね?」と自覚。

「揉まれておっきくなったのか?ま、まあ、これなら挟めるだろ」とやや頬を熱くしつつ、胸を寄せて彼のを包みこみ上半身を揺らす。
すこし擦っただけで、先走りが溢れ、胸の谷間が濡れてにゅちゅにゅちゅ。

水音が耳について「ん・・・」と腰を疼かせると「顔を見せてください」と息を切らしての命令。
従えば、うっとりした顔をして「よしよし」と褒めるように俺の頬を撫でて。

瓜二つの顔を見れば、どうしても変な錯覚を。
「これが最期のパイずりになるかも」と思えば尚さらで、さらに盛んに上半身を上下し、胸の圧迫を強めながら、指で乳首をいじる。

「はあ、ああ、き、気もちい、かあ?んあ、あ、熱い、ひああ、もっと、固くう・・・!あう、ふあ、くう、んふううう!」

盛大に噴きだしたのが顔にかかり、と同時に俺もイってしまい。
ノータッチで布が擦れただけで射精するとは、相手が輩となれば指を差して笑いこけられそうだが、悔いはなし。

「もう二度とあいつに会えないだろうからな・・・」と感傷に耽るも、胸に挟んだのは筋張って屹立したまま。
また上半身を揺すろうとしたら「もういいです」と命令され、少少がっかり。

かと思いきや「そのまま胸を反らしてください」と新たな命令がされて「なにをするんだ?」といわれた通りすると、彼が立ちあがり、蒸した息子を胸に。
先っぽで乳首を挟むようにし、もう片方の乳首にも、側近の息子に当てられる。

「ほら、俺らのを握って扱いて、おっぱいを揺らしてください」

さすが輩とあり、求めるエロさがえげつない。
「あいつにはない発想だな」と思いつつ、指示どおりに二つの男根をしこしこしながら、先っぽを乳首に擦りつけるように胸をゆっさゆさ。

おっぱいをぷるぷるして突きたてるちんこ二つを慰めるなんて。
行為自体はもちろん、そんな光景を二人の輩に見下ろされるのは屈辱極まりないが、先っぽが吸いついてちゅぱちゅぱするようなのが、たまらず。

つい腰をふって「はう、くうん、あああ・・・」とお漏らししまくり。
さらに羞恥心が湧くも、快感もせりあがって、とどめに「俺の顔を見てください」と告げられ、視線を交わらせたらもう。

「はふう!み、見るなあ、こんな、恥ずかし・・・!や、やだ、なのにい、と、止まんなあ!んん、あ、ああ、ああ、くそお、はううん!」

ほぼ同時に二人に射精されて、乳が噴きだしたような有様。
「俺、男なのにい、警官をも一睨みで、縮み上がらせる男なのにい!」と嘆きつつも、ご満悦な彼の、おっぱい星人そっくりを顔を見たら「ひゃひいい・・・」と恍惚として精液をだだ漏れにしてしまい。

「さあ、もっとしましょう」と押し倒されたところで、目を覚ました。
目と鼻の先にはおっぱい星人の顔があり「あ、起きました?」と俺の胸を揉み揉み。

「ソファで寝落ちしたから、タオルケットをかけたんですけど」

「で?この手はなんだ?」

「乳首が立っていたので」

いけしゃあしゃあと応えて、Yシャツ越しに乳首を指で撫でまわす。
「ん、ふう、はあ・・・」と悶えるも「夢みたいに、もっと過激なことをしてもいいのになあ」と思わずにいられないで。

もともと無欲な上、弁えすぎているおっぱい星人は遠慮しているよう。
といって輩の俺が積極的に誘うのも、ためらいがあって。

「なんて悩んでいる暇はないのかもな。職業上、俺はいつ死ぬか分からないのだし」

欲望剥きだしな淫らな夢を見たことで踏ん切りがつき、胸を揉む手に手を重ねて、最期かもしれない、おねだりを。


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