おねしょの気持ちよさを語る女子の物語

私の名前は、りりあ。
黒髪に黒い瞳の女の子です。
私は、今年で19歳になって、大学三年生をしています。
私の住んでいる街は、東京23区内という所です。

突然ですが、あなたは夜尿の記憶はありますか?
誰しも幼い時に一度や二度はあるでしょう。
また、大人になっても治らない人もいるそうですね。
実は私も小さい頃、おねしょをした事があります。
私がおねしょをするようになったのは、小学二年生の時からでした。

朝起きると布団に大きな地図が描かれているのです。
その日は日曜日だったので家族皆んな起きていました。
父さんと母さんは、そんな私を見て驚きながらも優しく微笑んでくれました。
「あらあら〜りっちゃんったら」
「今日も大量だな!」

しかし兄さんだけは違いました。
いつものようにニヤリとした笑みを浮かべながら言ったのです。
「おいおい、妹よ。お前は小学生にもなってまだお漏らしするのか?」
その言葉を聞いた時、恥ずかしさと悔しさが混ざって泣き出してしまいました。
その悔しさをバネに、私は小学校低学年で完全に夜尿症を克服したんです。
ですが、克服が早すぎたのか、その記憶がとても曖昧です。

それでは、ここから本題に入ります。
皆さんは、『ノスタルジー』という言葉を知っていますか? 簡単に言うと、郷愁の事です。
例えば、夏の暑い日に、ふと昔遊んだ公園に行きたくなるような気持ちになったりする事ありませんか? あの時の懐かしい感覚を思い出したいと思う事はありませんか? それが『ノスタルジー』という感情です。
そして今、私はまさにその状況に陥っていました。
何故なら、私の目の前にある家は幼い頃に住んでいた家だからです。
私は今年の春休みを利用して、久しぶりに実家に帰ってきていたのです。

そして、、、懐かしいアルバム写真で私が寝小便をして号泣している写真を見つけてしまったんです。

懐かしい、、、本当に懐かしい。
こんな事があったっけ、、、なんて思い返してしまう程に。
でもそれと同時に、なんだかモヤモヤとした感情に包まれます。

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