価格設定について

販売サイトから届くセール告知のお報せを見て、「そういえば価格設定についての考えを書いたことなかったな」と思いまして、今回書かせていただきます。

　現在販売中のうちのメインタイトル「RPG式セクハラバトル」、税込み1100円となってます。この値段を決めるとき、正直かなり迷いました。「この程度のクオリティとボリュームでこの値段は強気すぎるんじゃないか」と。ほかの作品のページ見てるとどうしても弱気になります。
　それでも強気に出たのにももちろん理由があり、その前の小説が一つ200円だったのですが、「初めに安くすると値引きセールできない」と気づいたからです。
　創作者としては当然ですが、「一人でも多くの人にプレイしてほしい」「できればお金もほしい」という両立しがたい願望を持っています。
　ただ、私の作品は多くの人に受け入れられるものではなく、少数の同好の士と内輪でワイワイ盛り上がるための作品です。同じ性癖の紳士ならこれくらいはいけるだろうと信じて強気に出ました。
　その分、「一人でも多くの人に」については体験版のボリュームを増やすことで対応しました。そうすると定価で買って下さった方が一番わりを食うんですが。
　そんな、初めに定価で買って下さった方への筋を少しでも通すため、「販売開始後一年は値引きセールしません」。もちろん販売サイト負担の卸値据え置きセールはこの限りではありませんが。
　ご理解いただければ幸いです。