【創作シリーズ紹介】BIRD
ぐるぐるめーの創作シリーズ紹介、今回は「BIRD」をご紹介します。
概要はこんな感じです。
ざっくり説明すると、「オペラ歌手になるために親に去勢させられたけど、逃げ出して吟遊詩人になった男の生涯」というお話です。
子供の頃に去勢させられてるので、声は高いまま、顔つきも女っぽく、体はふっくらしていて、一見すると女性に見えるという設定です。
そんな設定のため、しばしば女扱いされて迷惑します。例えばお金持ちの男爵に体目当てに襲われたり、アガサから種なしなのをいいことに迫られたりね…。
このお話は読書系Vtuber「夜見ベルノ」さんに読書実況してもらったこともあります。
この時はあまりのショッキングな内容に聴衆が震撼してましたね。ええ、結構痛い表現が出てきます。去勢されてるので…。去勢シーンの回想とかね…。
Twitterで拾った感想の中には「よくこの話を書こうと思ったな」と言うありがたい感想もあったり。
このお話を読んだ方の中には、このお話が一番好きだという方もいるくらい、地味に人気で注目度の高いお話です。
話の内容はいろいろショッキングなのでR15ですが、最後はハッピーエンドなので、読後感は悪くないと思います。
重厚感のある歴史創作がお好きな方には楽しんでいただけると思います。
ここだけの話ですが、この主人公・アルヤさんの設定と、アガサ編の構想は18歳の時に考えたもので、当時は「去勢されたら声が高いままなんじゃないかなー?」って軽い気持ちで設定していたことだったんですが、大人になってネット環境ができてググってみたら、去勢されたソプラノ歌手という歴史のエビデンスやら手術と麻酔のエビデンスやらが、妄想に過ぎなかった割には史実通りで、えれえびっくりしたという裏話があります。
ファンタジーだと思って創作したけど、歴史創作じゃね…?って、めっちゃビビりました。
今回もお試し読みPDFをおまけにお付けしますので、ぜひDLしてこの重厚な世界観を体感してみてください。
B I R Dお試し読み版.pdf (512.56kB)
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