【雑記】エロゲーのボイスについて最近思ったこと【独り言】

エロゲーのボイスについて最近思ったこと

　最近、ある商業エロゲーをプレイしてみて、思ったことがあります。せっかくお金をかけてフルボイスにしていても、　テキストを早く読むためにエンターキー連打で高速文字送りするせいでボイスが聞けなくなる というのはいささかもったいないように感じました。ボイスなしの同人エロゲーを制作している立場からすると「商業エロゲーはボイスありにできる予算の余裕があるからうらやましい」という感覚についなりがちですが、いざ実際にボイスありの商業エロゲーをプレイしてみるとそれはそれでボイス聞かなくなっちゃうんですよね。せっかくお金と手間をかけて頑張ってボイスつけてもプレイヤーにエンターキー高速連打でスキップされるだけになってしまうのは非常にもったいないですし、実はエロゲーはボイスいらないんじゃないかと最近思い始めています……

エロアニメはやっぱりボイスが欲しい！

　エロアニメとかだとボイスやっぱり欲しく感じるんですがあれはそもそも、エンターキー高速連打でストーリーを早送りするということが媒体の性質上できないからそう感じるのかもしれません。あとは映像が常にヌルヌル動き続けるため、早送り不可でもそんなに退屈しないというのもプラスに働いているように感じますね（だからと言って文字媒体が一概にアニメに比べて相対的に劣っていると考えているわけではないですし、どの媒体もそれぞれ違ったメリットがあるとは思いますが）。

エロゲーにエロアニメがもし挿入される場合どうなる？

　あくまでも仮にの話ですが、静止画ではなくアニメーション動画形式のHシーンをエロゲーに導入する場合は、ボイスなしとボイスありどちらが適切なのでしょうか？　アニメーション動画形式だと字幕でも張らない限り文章を画面に表示するということがかなり難しくなってしまう上に、エンターキー高速連打でストーリーを早送りするということもその性質上できません。ですから個人的には、たとえ「エロゲーの一場面として挿入されるエロアニメーション動画」であったとしても、ふつうのエロアニメOVA作品と同じように、ボイスは必要だと考えています。と言っても同人エロゲーだと予算の都合でなかなか本物の声優さんを雇ってボイスありにするのも大変ですから、たいていの場合は、同人エロゲー用の安価なボイスの著作権フリー素材を使うことになるのかなとは思います。アニメーション映像に合わせてボイスを設定するのではなく、ボイス素材に合わせて後天的にアニメーション映像を作画することになるので、シナリオ面では楽になるっちゃなりますね（作画が非常に大変ですが）。