『恐竜図鑑―失われた世界の想像/創造』に行って思ったこと
だっし! 行ってきました!
『上野の森美術館』でおこなわれている『恐竜図鑑―失われた世界の想像/創造』に!
恐竜を描いた絵画を集めた異色の展覧会です。
最高におもしろいので、恐竜好きな人も絵が好きな人も行ったらいいと思うのです!
まず最初に恐竜がどういうものかわからなかった時代の人達が想像力を膨らませて描いた絵が展示されています。
ここっ!
最初のここが凄い楽しかった!
緻密でリアリティのある現代の恐竜絵もカッコイイし魅力的なんですが、やはり恐竜のこと何もわかってなかった頃の絵のパワーが凄いんだ。
やめてーという声が聞こえそうな恐竜!
残酷でつぶらな目! そして真っ直ぐに食べる魚!
凶暴とエロスな恐竜!
やはり、これは初期衝動的なかっこよさだと思うんですよね。
パンクだ!
何かを書く時に、そのことについて、知ってから書いたほうがいいのか? 知らないまま書いたほうがいいのか?
取材して書くべきか? 取材しなくてもいいのか?
そういうことが議論されることってあると思うんですよ。
これって、人によるし、題材にもよるし、テーマにもよる、としか言いようがないんじゃないかな? と思うんです。
演奏能力が中学生以下かもしれない初期パンクがどうしようもなくカッコイイように、現代の目から見れば恐竜の知識が中学生以下な人達が描いた絵はたまらなく魅力的なんですよね。
とはいっても、当時の最新情報に基づいていたわけで、もちろこんこれは後出しジャンケン的な見方ではあるんですけどね。
やっぱり初期衝動的な作品には感動的なパワーがありますよ!