家庭菜園 2019/10/11 22:00

作業環境移行「Mac to Windows」(十数年ぶり)

やむを得ない事情でWindows機材で作業した時期も1年くらいありましたが、学生時代~会社での仕事~家庭菜園の15周年に至るまでの作業のほぼ全てをMacでやってきました。


・・・が、MacOS 10.14 Mojaveがリリースされた時点で、アニメの制作に欠かせない(主に仕上げ部門で)RETASシリーズのメーカーであるCELSYSが「MacOS 10.14以降じゃRETASは正常に動かないよ!対応アップデートもしないよ!」ってMacのサポート終了の宣言。

クリスタで代用しようとすると作画を全部デジタル化しなきゃいけない。


でも動画用紙を使う家庭菜園にとって、RETASシリーズのスキャン&トレスモジュールの「TraceMAN」に相当する機能がクリスタには無いので、RETASを使う以上はここ2年くらいはともかくその後のMacでの作業にかなり暗雲漂う事態になってしまいました。

なにせ機材更新できる新品のMacが売ってないことになるわけですから。

CELSYSも「Mac用のライセンスをWindows用のライセンスと交換してあげるよ!」って言ってて完全にMac終了モードなのであらがう術はもはやない・・・というわけで

作業環境をWindowsに移行(すっげーイヤだけど)

イヤイヤ言っててもやらなきゃしゃーないので、まずはBTO屋さんを選定(自分のPC自作の腕は信用してない)。

以前Windows機材を使ってた時期に性能に目がいきすぎて爆音PCになったので、あんなのは二度と御免だから静音(=性能至上主義な無茶な組み方をしない)をウリにしてて多少高くなっても信頼のおけるパーツで構成すると評判のサイコムさんに発注。


プレミアムラインという性能と信頼性と静音性のバランスをとったという何やらよさげなシリーズがあったので、コレの小さいヤツをベースにBTO。

白のケースが良かったんだけど、発注した時期がちょうどボーナスセール期間で白のサイドアクリルウィンドウのケースが在庫切れ。

「しゃーないから白のウィンドウなしにするかー。作業用だからエレクトリカルパレードにする気もないしなー。」って思って一応れかみえさんにも相談したら「内部にGが入り込んだりキノコとか生えたりしたときにすぐ分かったほうがいいじゃん!」とのアドバイスだか冗談だか良く分らんことを言われたので、黒ケースの強化ガラスサイドパネルを選択。


構成パーツ(BTOでの変更箇所)。

マザボ : ASUS PRIME Z390M-PLUS
CPU : Core i7-9700K
GPU : ASUS ROG-STRIX-RTX2070-O8G-GAMING
RAM : 64GB (16GB*4)
起動用SSD : WD Black 1TB (M.2 PCI-E)
作業用SSD : Crucial 2TB (SATA)
電源 : Fractal Design Edison M 750W
OS : Windows10 Professional


・・・という感じで、3DのPCゲームは一切やらず個人で2Dアニメを作る作業用PCとしてはやや過剰性能であるという自覚がある構成になっていますが、作業環境の移行は今後も極力やりたくないため 「最低5年、できれば7年以上現役で使えるPC」という明確なビジョンがあったのでこのようにしました。

起動用SSDはそんなに容量は必要ないのに1TBにしてあるのもデカい容量の方がSSDの書込み寿命であるTBWがたくさん確保できてなおかつ予備領域も多くて長寿命化できるからという理由。

ゲームやるつもりがないのにグラボに「Gaming」が付いてるのはUSB type-C映像出力が欲しかったからコレを選ぶしかなかったんです。

電源も標準で650Wだったのを負荷寿命と電力余裕を考慮して750Wに増強。


Windows10 Proにしたのは「勝手に更新なんぞやらせはせん、やらせはせんぞー!!」(ドズルさん)って理由。
作業用PCは安定性と信頼性こそ命。
アップデートは敵!倒すべき敵ッッッ!(マリーダさん)

なお、メモリ64GBはさぞかしお高いだろうと思われるでしょうが、上記したようにボーナスセール期間中16GBのメモリ1枚10000円引き=4枚で40000円引きだったから超お得でした。


グラボも13000円引きセール。

吸排気ファンはケース付属のものじゃなくて全部デフォルトで静音に定評があるNoctua社製に変更されてました。
水冷は個人的に故障時が怖くて信用してないから導入せず。

2年保証なのに+1年の有償延長保証も付帯。クソザコメンタルなので。


さらに後付けで起動ディスクのSSDの長寿命化を図るべく、レンダリングキャッシュやブラウザキャッシュなどの普通だったら起動ディスクを使っちゃう様々なキャッシュファイルを読み書きするためだけに250GBのSSDを増設。


逝った時のダメージがデカい起動ディスクだけは過保護に念を入れてあります。
(マゼンタのケーブルはサイコムさん、赤のケーブルはボクが増設したもの)

作業用SSDの中身は外付けHDDに常時バックアップする体制を構築。
Windows10にはTimeMachineほどには使い勝手が良いとは言えないバックアップ機能しかないのが残念。

デストロイモード

「エレクトリカルパレードにする気はない」と書きましたし、オプションのエレクトリカルパーツも非選択で発注しました。

が、なぜか光るんですよ。赤く。
緩やかな明滅を繰り返してなにやら邪悪な胎動を感じさせます。


光らせる予定は全然なかったわけで、グラボが光るなんて事前には全然知らなかったし、サイドパネルをガラスにしてなかったら光ってるのに気が付かなかった可能性すらあります。

コレ、白アクリルウィンドウケースだったら ユニコーンガンダムがデストロイしてそうな感じになってた気がする(例のBGMが脳内ぐるぐる)。


ゲームをやるつもりがないのに「Republic of Gamers」がデストロイ。

グラボの上に乗っかってる不自然なヒートシンクは後付けで、この部分の真下に電源があって通電LEDがやたらと眩しかったから光を塞ぐ意味で付けてあるだけです。

冷却効果は不明ですけど吸気ファンの真正面だから多少は排熱に寄与するはず。


『あねっくす!』はWindows製

もともと『ダメ!ぜったい!!淫』まではMac、それ以降はWindowsと決めていたので『あねっくす!』は最初の設定作業から全部Windows機でやっています。


ここまでおおむね問題なく作業は出来てますが、この先は移行作業の最重要天王山である撮影作業に入って、これで問題が起こらないあるいは解決できれば移行は完了となります。

さて・・・何が出るかな(出ないでほしい)。

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