ya-ho-games 2024/06/27 18:00

不具合がただ1つとして存在することのない終末世界(Treasoner 20XX)

黒い太陽と灰色の砂に覆われた『終末世界』の人類は滅亡の危機に瀕しており、機械の巨人、装甲竜騎、戦闘機械人が終わりのない索敵と人類殲滅を続けていた。

学習型自己進化プログラムが搭載された自律戦闘兵器たちは、
「人類が残したあらゆる記録、文化、文明の焼却、抹消」、
「現生人類が保有する記憶の抹消(人類の根絶)」を目的とし、

すでに地上の92%を制圧していた。残されたわずかな人類は地下に潜み、食料を探し求め怯えながら地上を探索し、限局された地下空間で生活を続けている。

人類に残されたシェルターや地下コロニー同士は通信手段すら確立できず、地上の兵器たちによって大半が物理的に断絶され、それぞれが小さな地下の集落となってその日その日を生き延びている。

地上に残されたかつての人類の遺産ともいうべき破壊を免れた施設や、技術、記録、文化、コンピュータなどはそれぞれのシェルターやコロニー、理念を同じくするトライブやワンダラー同士で争奪戦の状態にあり、愚かなことにこの期に及んでも人類同士の争いは絶えない状態にあった。

それらの争奪戦の中で、かつてカイラム教とテラー教と呼ばれていたトライブもまた失われた人類の遺産を狙って暗躍し、地上の支配者となることを目論んでいた。

滅びの定めに覆われた荒れ果てた世界で、ある日、自律兵器から地上を取り戻そうと活動するレジスタンスの一人が、一冊の書物を発見する。

後に『希望の書』と呼ばれるその書物の名は『-reSTARt from ZERO-』。

はるかな過去の時代、謎めいた一人の少女『セーラ・ディアーナ』が残したとされる物語の『写本』であった。


発見者情報:messiah code BT101/TH*****

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