『狩って！買って！CAT』制作余話　ミーシア編

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今回から

『狩って！買って！CAT』の制作裏話を書いていこうと思います。
設定の変遷などが主になりますので、裏話…ってほどじゃないんですけどね。

メイン（？）ヒロイン『ミーシア』

製作開始時点では、ミーシアがメインヒロインで、他のキャラクターはそれまでの繋ぎくらいの気持ちでした。
過去記事にも書いていますが、ミーシア以外のキャラクターのイベントは少な目。
特にネスのイベントは初Hと汎用Hの二種類のみで、イベント自体も簡略的なものの予定でした。
その分、ミーシアのHイベントに重きを置くつもりでしたが、ミーシアが購入出来るまでHイベントが希薄になるという現実にぶち当たったんですよね。

ゲームイメージ的には『序盤っ！中盤っ！終～～～盤！』ってくらいのテンポ感を想定していましたが、中盤が結構長くなることに気がついちゃったので、ミーシア以外のキャラクターのイベントを増やすようになっていきました。

「ならもういっその事、三人ヒロインってことにするか！」という事で、ミーシアはメインヒロインでありながら、ヒロインの一人に落ち着きましたとさ。

『ミーシア』の基本設定

最初期は『猫人族』という設定は無く、ただの『女奴○』のつもりでした。
ゲーム内の倫理観をどうするかと考えた時に、『人族』以外にした方がマイルドになるかと思い、「まあ猫耳も付けられるしいっか」くらいの感じで『猫人族』という設定を付け加えられました。

「プレイヤーが家を空けることが多いゲームで、一人になった時にこの気弱な子はどう過ごすんだろう？」なんて事を考えていると、何か少し可哀想になっちゃいまして、「それなら自由に動き回る快活な子にしよう！」と現在の『ミーシア』像が固まっていった記憶があります。
結果『自由気ままで、開放的な子』という『臆病で他人の顔色を伺う気弱な子』とは対極に近い性格に変化していってます。

『快活』と『奴○』がどうしても結びつかなかったので、現在社会のペットショップのような感覚で『ネコ市場』から購入するようしました。

名前に関しては『ネコ』→『みーちゃん』→『ミーシャ』→『ミーシア』というネーミングセンス（）を発揮しまして、『ミーシア』に落ち着きました。
『ミーシャ』はポケットの中の戦争がどうしても脳裏にこびりついていたので、無しの方向となりました。

ほぼほぼ、この時点でキャラクターの基礎情報は固まったと思います。
後は、出来るだけ気ままに動いているように見えるように、出来るだけ気ままに動いて貰えるようにシナリオに乗せていきました。
結果的に、かなり幼い性格になった気もしますが、見た目とマッチしてくれたと思います。

牙と猫科の舌に関しては、無くても良かったんでしょうが、この設定をワンクッション挟んだ事でイベントが作れたので良かったと思います。（小並感）

ちなみにHイベント数に関して増減しなかった唯一のキャラでもあります。

如何でしたか？
多少なりとも暇が潰せた内容であれば、と思います。

次回はイランザについてです