うさぎ男の新年奉迎祭 14 終章
南の島の奇祭が終わって東京に戻って来た。
思い返せば信じられないような事ばかり。
実在する神様、その神様も実は……。
いや、それよりも憧れの人と両思いだと知れたのは何よりの収穫だった。
温かい島、人情豊かな島の男たち。美味しい島の食べ物。
東京では平年並みな真冬の寒さがひどく厳しく感じられる。
自分の部屋なのにどんよりとした光景に見えるのは島での賑やかさとの落差だけじゃない。
神様、いや、ラビットの長い長い孤独さを我が身の事として感じたからもあるのだろう。
でも、そのラビットも、消滅してもう居ない……。
(おいおい、勝手に消えたみたいな扱いはよしてくれ)
「はぁ!?」
ラビットは消滅していなかった!
俺と合体したまま東京に上陸していたのだ!
分離して肉体を再構築したラビットは俺好みの顔、カラダ、そしてデカいチンポの持ち主だった。
復活したラビットはあろうことか俺と一緒に居たいと言う。
咬牙先輩と交際する事は知っているくせに。
「ダメだと言いながらちゃんと勃起してるじゃないか。なら早速セックスしようぜ」
ラビットの手が俺のチンポを握る。
そのタイミングで咬牙先輩が俺の部屋にやって来た!
新年早々修羅場になるのか? それとも……。
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