A-Nest 2020/11/12 19:41

サクナヒメ発売記念

どうも、プログラマのゆっくりみかんです。

ついにサクナヒメ発売されましたね!
手伝わせて頂いた身としても、感無量です。
とてもとても面白いゲームなので、皆様も是非!
リンク先の公式サイトでは扱いが小さいですが、Steam版も出ていますのでPCの方も!

そして、CG WORLDでサクナヒメ特集が組まれまして、開発者インタビューもあるのですが、グラフィッカーのこいちさんにお呼び頂いて僕も背景作成班を代表してインタビューに答えて来ました。
いつか雑誌にインタビューとかされるくらいになりたいなー、って思ってはいたのですが、こんな裏口入学みたいな形で叶うとは思ってなかったですw。
どちらかというとモデラー等々の開発者向けの雑誌ですが、機会があったら見て頂ければ幸いです。
まあ、僕はあまり大した事は言えていませんが・・・w

さて、上記で背景班と書いている通り、僕はステージの外観作りを手伝わせて頂きました。
外観のみなので、俗に言うレベルデザインではないです。

最初に、プログラマのなるさんがプリミティブ(キューブ、平面等の単純なモデル)や適当なパーツで配置したステージを作ったものを渡されまして、そこに各種モデルをどんどん配置していって、外観を作っていく感じです。
外観の方針を指示される場合はそれに従い、特に方針が無い場合は自分で外観から考えて行きます。
この方針を決めるのが最初ものすごく大変で、風景写真を検索してこんな感じ? ってイメージを付けたり、1回しかやってませんがblenderで大まかな背景配置を作ってみたり、本当に試行錯誤ありました。
後半に行くとそこら辺も段々手早くなっていきましたが、逆に調子をこきすぎて
「こういう風にしたらかっこいいステージになるのでは!」
って提案して、こいちさんに
「いいと思うけど、多分すごい大変だよ?」
って言われたにも関わらず突き進んだ結果、ものすごいしんどい作業になったり・・・
いやぁ、ほんと色々ありました。

ちなみに具体的にどのステージを作ったのかというと、全体の半分以上うちのサークルで作ってます。
なので、2分の1以上の確率で僕らが作ったマップに当たる感じですね。
多分、やった内訳としては僕が断トツで多くて、次にいるまんニキ、次にがふさん、って感じですね。
僕といるまんニキの作業に関しては、僕が外観作りを大まかにやってからいるまんニキが細部を詰める、みたいな流れで作ったステージも多いです。

そして、いるまんニキとがふさんはステージ作り以外もやっています。
いるまんニキはモデリング、がふさんはテクスチャとちょっとモデリングです。

いるまんニキは、お面作りまくりでした。作品に出てくるお面の大半はいるまんニキの仕事です。
バリエーションがすごくて笑える様なお面もあり、楽しめると思います。
ただ、変なお面を付けているとイベントシーンがぶち壊しになる事があるのでご注意を・・・w。
お面のオンオフは設定で細かく制御出来るので、ご活用頂ければ。
イベント中はお面を表示しない、という事も可能で、標準ではその様になっているはずです。

がふさんはテクスチャで鬼の様な働きをしていました。
サクナでは四季でステージの外観が変わるのですが、あれは全て、本当に全てがふさんの仕事です・・・!
しかも、仕事のスピードが恐ろしく早く、1週間程度で全てのテクスチャを仕上げていました。
こいちさんから見てもすさまじい速度と質だったそうです。

こんな感じで、なんというか想定以上にうちのサークルはサクナに色々関わっていました。
最初は割とかるーい感じでやっていたのですが、成り行きって怖いですね!

いやぁ、こんな大きなプロジェクトに絡ませて頂けてほんと光栄でした。
背景配置のノウハウ等々、サークルとしても得られたものが大きい仕事でした。
その分、うちのサークルの作品のスケジュールに多大な影響があったりしてますが・・・w

というわけで、サクナヒメ作業に関する話でした。
うちのサークルの作品の作業も進行してるので、引き続き頑張ります!

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