プリンセス＆バッドアス　開発レポート１8

ドーモ！素寒貧です。
暑さという言葉を発するだけでも皆様ゲンナリされる状況だと思いますので早速開発進捗、というよりテストプレイレポートをば。

ストーリー、サイドストーリーの進捗は順調で各最終ダンジョン「超次元ヘッドアロー（前回より若干改名）」「王城地下」を残すのみ。
ＨＣＧはＮｏｖｅｌＡＩ君がほぼ仕上げてくれているのにＨシーンの作成進捗はまるでダメ（罠は息をするように作れるんですけどね！）ですが、終盤以外は一通り遊べるようになりましたのでバランス調整、文章の添削もかねて通しテストプレイを始めました。
体験版の最後に話の出てきた三つの宝珠のうち一つを手に入れるところまで、デカい話は「爆誕！宇宙大将軍☆」クリアまで進みましたが以下のような感じです。

・現段階でプレイ時間は７時間ほど。他のダンジョンやイベントを考えると２０～３０時間ぐらいのボリュームになる予定。

・魔軍の怪力兵と悪魔将校は手を抜くと地味に全滅する。手を抜かなければまず勝てるので良バランス。

・ガスドラゴン戦は良い感じ（Lv15で激昂のスクロールなしだとギリギリ勝てるレベル）。

・セーブアイテムは購入すればするほど値段は上がってしまうが、購入をためらう程ではない。

・ガルツァー号による送迎（ファストトラベル）の帰りは運賃２倍だが利便性を考えればそこまで高くはない。

・魔軍の骸骨兵団が強すぎる。２回攻撃はやり過ぎたので大幅弱体。

・狐騎士が慣れてくると微妙に弱い（攻撃に確率毒を持たせて強化）。

・地図が意外と使える（ただし頼りっぱなしになりそうなので５つのダンジョンの上層のみ）。

・スミレのティーパーティーのＭＰ回復率を下方修正（毒麻痺回復＋ＭＰ１０％回復→毒麻痺回復＋ＭＰ５％回復）。

・ナッシュのキャンプ飯が空気だったのでＴＰ消費を大幅減（ＴＰ２５で全員のＨＰ全回復、戦闘中は使用不可）。

・前作に比べて食品の消費が少ないのでゴールドが結構貯まる。主人公の盗みスキルは塵も積もればなんとやら。

・メイン盾であり回復担当でもあるヴァネッサが沈むと一気に不利に。リザレクトウォーターのストックを切らしているとやばい。

・ヴァネッサの回復魔法に頼りきっているとＭＰ切れやスタンで不利になる局面もある。薬品の類は相変わらず大事。

・雑魚のアーマークラブの物理耐性が高すぎるが本来そういうコンセプトの敵なので少しだけ弱体するにとどめる。

・攻撃系スクロールが弱めだったので威力を強化。「範囲の忍術、単体の攻撃スクロール。」という棲み分けに落ち着く。

・スミレの忍術が強すぎたので竹・松クラスを下方修正。

・三大魔将シャフラマディ戦が楽勝そうに見えて意外と難関。しかし相手は魔軍の誇る三大魔将なのでこれはこれで良し。

・微細なバグや誤字修正はあったが今のところクリティカルなバグはなし。

・タロウェ・・・。

だいたいこんなところでしょうか。

前作、前々作に比べると四人いるので全滅のリスクは低く（しっかりアイテムを準備していればですが）、ダンジョンも実質４層ごとになり比較的楽（今のところはですが）になりましたので、当初予定していた通り難易度は他作品に比べると低めの「甘辛」もしくは「濃塩」あたりになりそうです。

余力があれば各販売サイト様の商品紹介画像に各作品の難易度表のようなものを掲載しても良いかもしれません。

まずは腕試し【濃塩】：プリンセス＆バッドアス
ほどよい苦み【微糖】：おじさんと悪役令嬢と地下迷宮
スパイス追加【中辛】：おじさんと寝取られ地下迷宮

そして今のところ主人公達四人のバランスに関しては極端に誰かが弱いという事はありません。

主人公：魔砲リボルバーは強力だが単体相手メインとリロードがネック。盗む主体か攻撃主体かで戦闘難易度、金銭回りが地味に変化する。

ヴァネッサ：安定のメイン盾＋回復役。スピードの遅さゆえスタン等で動きを止められると結構痛い。

ナッシュ：物理オンリーが災いして使えない時は使えないが立ち回り次第。どう動かすかで結構悩むキャラ。

スミレ：忍術含め攻撃面では一番活躍している。ただし紙装甲により戦闘不能に陥る頻度が多い。

特にナッシュは開幕立ち上がりが遅い時は遅く、霊体やスライムなど相性の悪い相手には苦戦しますが、弱点属性を突いた刀油⇒強力な攻撃スキルによる一撃は脅威（苦戦したシャフラマディ戦ではとある人物の協力により３０００ダメージとか叩き出してました）なのに加え、沈みにくい（スミレの方が攻撃で活躍しているように見えても紙装甲なのでよく沈みます）という特性があるので、これはこれで良いかなと。

最後に開発中のスクリーンショットを一枚。

グッドハンティング！