えびてん 2023/08/18 23:40

【はじめてのちゅーとりある】1.エロい尻を作ろう編2

その2です。

ここからはblenderとの連携作業になります。
まずはblenderを起動します(インストール方法とかは調べてね)。
最初の画面に出ている立方体は削除して、先ほどdazにインポートしたものと同じobjファイルをblenderに読み込みます(ファイル⇒インポート⇒wavefront(.obj))。
ジオメトリの部分を「分割」から「頂点の順番を維持」に変更して読み込みましょう。

読み込みが無事に終わると、性器を付けた状態のフィギュアが画面に現れるかと思います。
今回「Resolution Level」は「High Resolution」にしました。本来dazではモーフ作成の際、high resolutionではなく「Base」で書き出し、モーフを作成しなければなりません。
しかも性器を付けたままでは頂点数が変わってしまうためモーフ適応は性器とベースフィギュア別々に行う必要があります。ですが今回の方法であれば性器を付けた状態のままモーフ適応を行えます。弱点はobjファイルなので関節等は一切動かせなくなります。そのため、表情やポーズ等、すべて定まってから行う必要があります。この点かなり面倒ですが、その分細部の最終調整がしやすくなります。私はこの方法で性器周りの歪みを修正しています。

さてblenderの操作に戻りましょう。
主にスカルプトの操作になります。対象のフィギュアを選択して、「オブジェクトモード」から「スカルプトモード」に変更してください。
ここから先はそれぞれ理想を目指してスカルプトしていきましょう。
今回は主に「エラスティック変形」と「スムーズ」を使用しました。

スカルプトをする際にはリファレンスがあると作業がはかどります。私はヌード写真集などを参考にして体型の修正を行いますが、求めているポーズの物がない場合も多々あります。そんな時はstable diffusionなどの生成AIが便利です。今回はモーフ適用前のモデルを一度レンダリングして、それをSDの「Control Net」(depthを使用しました)を使って同じポーズの画を何枚か生成し、それをリファレンスとして使用しました。

生成AIは手足の指や細部の表現は苦手な一方で臀部や胸部の描写は得意です。今回生成したものも、指や足先は完全に破綻して作品としては使い物になりませんが、このように身体の一部の形状を参考にする際には役立ちます(反生成AI急進派のひとがいたらごめんなさい…)。

伸ばしたり、滑らかにしたりしてスカルプトを終えたものがこちらです。

まだ甘い部分もありますがだいぶリファレンスの画像に近づけたかと思います。
納得のいく形になったら、スカルプトしていたフィギュアをobj形式でエクスポートします。以下の画像を参考にエクスポートしてください(ファイル⇒エクスポート⇒wavefront(.obj))。

エクスポート出来たら、あとはdazで読み込んでモーフを作成するだけです。モーフを適用するフィギュアを選択して、edit⇒figure⇒morph loader proを選択してください。
次にmorph loader proのパネルから「choose morph files」をクリックして先ほどblenderから書き出したobjファイルを選択しましょう。その後は以下の画像を参考に、「Accept」をクリックしてモーフを適用してください。

これでひとまず完成となります。
とはいっても一つのモーフだけで理想形には中々なりませんので修正モーフをいくつか適用して調整していくことになると思います。今回のモーフ数はこんな感じ。

最終的には以下のような形状になりました。

いやーめんどくさいですね…。ですが、どうしてもバックからの構図に挑戦してみたくて頑張ってみました。今までは修正が面倒でこのアングルは避けていたのですが、この方法ならなんとかなりそうです。
今回紹介した方法のほかに何かいい方法があれば是非教えてください!
長くなってしまい申し訳ありません。ここまで読んでいただきありがとうございました。

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