Pエンタメ 2023/10/01 22:19

進捗状況とコラム「なぜ3DCGよりも手描きがいいのか?」

10月に入り、かなり涼しくなってきたように思いますが、みなさん快適にお過ごしになられているでしょうか?
新作の進捗状況は、20ページ目まで仕上げ、あと3分の1少々となりました。
9月には間に合いませんでしたが、今月中にはなんとか完成させることができるんじゃないかなと思います^^
ゆくゆくは異世界作品も作りたいので、今回はその練習もあって過去の時代も少し描いているので、多少は凝った作りになっているんじゃないかと思っています。
皆様、新作もご贔屓下さいますよう、よろしくお願い致しますm(__)m


私は、子供の頃に北条先生の『キャッツアイ』を全巻揃えていて毎日読んでいたんですよね^^だから、今年から始まった『ルパン三世vsキャッツアイ』を楽しみにしてたんですけど、PVを見て3DCGぽかったので、がっかりしました><
私は泪というキャラが好きだったんですけど、なぜか3DCGでは惹かれないんですよね…
そういうわけで、今回はなぜ3DCGよりも手描きの方がいいのかについて少し考えてみました。

まず、3DCGには干渉問題があって、本来、人間の肩は耳までつくし、バレリーナのように足だって頬につけることができるのですが、ボーンに制限があるため、活き活きした動きを作りにくいんじゃないかと思います。
モーションキャプチャリングをすれば制限があってもリアルな動きを再現することができるんでしょうけど、毎回、武道のプロなどに演じてもらえないと思うので、普通は硬くなりがちですよね…

次に絶対に曲がらない問題があって、例えば、鋼鉄の剣でもインパクトの瞬間など、超スローモーションビデオで見るとゴムのようにしなってますよね。
漫画で剣などの武器を意図的にしならせるのはあながち嘘とも言えず、ひょっとするとリアルに近い表現方法なのかもしれないことに対し、3DCGでは全くしならないので、スピード感や迫力がないという点もあるのかなと…

最後に、これがキャラの魅力が欠ける最大の理由だと私は思うのですが、整合性がとれすぎている点なんじゃないかなと思います。
透視図法で描いた家って一見あっているように見えるんですけど、なんだかリアルじゃない感じがしますよね。
どんな美男美女でも人間の顔って左右対称ではないですし、見ている側も二つの目で見ているので、歪みも生じているハズだと思うんですよね。
しかし、そのちょっとした割り切れない部分が逆に人の魅力に繋がっているんじゃないかと私は思います。
絵も手で描くと、どうしても正確に描き切れず、多少のズレが生じてしまうんですけど、かえってそこがリアルな表現となり、キャラの最大の魅力につながっているんじゃないかなと私は考えましたが、みなさんはどのように考えますか?

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