Bamboowater 2023/12/14 03:46

【日本語】拝啓:私が自らの願望で苗床になった件






拝啓:

お忙しい中、時間を割いてこの手紙を読んでいただき、ありがとうございます。この手紙は私が非常に困難なシチュエーションで書き終わった後でこのショルダーバッグに入れた故、何か失礼がありましたら、どうかお許しください。

あなたがこの手紙を読んだ時、私はすでにこの迷宮に閉じられて、魔物たちの苗床になってしまいました。だが、心配はご無用に、私は自分の意志でここに残り、それらの苗床になっています。そして、この手紙は私の遺書とお思いになってください。これは私が人間としての終焉に至る記録であり、私が異形の番雌に堕ち、瀆神の物に身と心を捧げ、孕み袋になる告白でもあります。

私の名はヴィラ・デ・ブロンホッグです。西の国境にあるブロンホッグ伯爵家に生まれ、そこで幸せな子供時代を過ごしました。十二歳の時、私は学都の有名な博物学者エルドアン様の門下に入りました。また、三年間を過ごし、見習いの博物学者になった私は、この古竜の森にある新たな迷宮の生態調査のために、冒険者ギルドで三人の冒険者に護衛を依頼しました。

この迷宮は新しく発見された小型迷宮ですが、このタイプはすでに博物界に研究されており、中には少数の小型魔物の群れと共生魔物しかいないはずです。魔力が集まるのは難しいそうなので、「迷宮の主」も存在しません。仲間たちにとって「迷宮の主」がいない迷宮は、強力な魔導具がないという残念な事実を表し、いくら道中の戦利品を全部売ると数枚の金貨しか得られないようでした。ただ、見習いの博物学者の卒業課題としては丁度いいでした。

私たちは一階の魔物を一掃し、二階への階段を見つけましたが、階段の間には死んだ魚みたいな臭いが満たしていて、仲間たちは堪らなく口と鼻を覆いました。階段には一人分ほどの太さの痕跡があり、その上にドワーフの鼻水のような淡黄色の粘液が残っていました。それが悪臭の由来だと思って、私がその粘液を少し削って試験管に保存したら、また仲間たちと一緒に前に進みました。しかし、彼らは先までみたいな余裕な表情を一変し、周囲の動きを警戒し始めました。みんなが口で言わなかったけど、とある恐ろしい事実を分かりました。

突然、暗闇の中から巨大な影が速いスビートで飛び出し、先頭で警戒いていたジョルさんに当たりました。ジョルさんは悲鳴しながら石壁にぶつかり、彼のプレートアーマーと一緒に血まみれの肉泥になった。ラモンさんとトルテルさんは迎撃の構えをしましたが、その影はすでに彼らを絡まって、動かせませんでした。

落ちた松明からの淡い光、その巨大な影を照らして、私は初めてその姿を見えました――それは約一人分の太さで五人分の長さの虫、「百足」という爬虫類魔物でした。ラモンさんとトルテルさんは恐怖の顔で私を見ていたが、地面に落ちた私は、悲鳴を上げることもできず、カチッとその一瞬で、「百足」は私の目の前で生卵を握りつぶすように二人を殺しました。

三人の死状を目撃した私は意識を失いました。再び目が覚めた時、私が全裸で、悪臭の粘液に包まれていました。天井にある夜明石のランプが暗い青光で照明していて、おかげで、私が起き上がって周りを調査できたら、自分が宝具の部屋、いわゆる魔導具の置き場所にいることに気づきました。ですが、ズーズーと恐ろしい音がだんだん近づき、その恐怖な姿が再び目の前に現れました。

私は悲鳴して、這って、転んで壁の隅に縮んで、巨大な影は私がその手から逃げられないことを知るように、後ろに迫ってきて、終に私の目の前に辿り着きました。私は自分の口を覆い、叫び声を抑えて、巨虫の神経に刺激を与えないように、その巨悪な顎肢に切られないように我慢しました。

この特殊な「百足」は同類の十倍以上の大きさがあり、私はこれほど大きな「百足」を見たことがありません。巨虫は自分の顎肢を開いてまま、私に威張り散らしていました。間違いなく、そのものこそこの迷宮の主です。有無を言わさず、巨虫は私を圧倒し、私の息ができないほど押しつぶしました。

突然に下腹部から鋭い痛みが走り、私はあそこを見ると、虫と人の隙で見え隠れして、その背徳的な、真っ黒な、大きな交尾器が、私の女性器を無慈悲に犯していました。

痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!

叫び声を上げたかったが、巨虫の悪臭が肺を侵し続いていました。抵抗したかったが、冷たい手足はもはや頭の命令に従わってくれませんでした。私は巨虫の下で泣くしかありませんでした。

博物学者としての理性は私に、そのものは人間の言葉を理解できないと言ってくれました。しかし、メスとしての私は泣きながらお許しを乞いました。悲願の内容は最初の「私から離してください」から、「スビートを落としてください」に変え、更に「外に射精して」まで、すべての試しは無駄でした。

最も私に恐れられていたのは、下腹部から上がってくる暖かい気持ちが、この悍ましい魔物に従おうと私の耳元で囁いていました。

悲痛な叫び声がいつの間にか曖昧な喘ぎに取って代わられ、私はきっと狂ってしまったのかもしれません。私の理性は知恵の神セントセレナ様に祈っていたが、私の体は止まらなくポジティブな反応を起こしていました。

私の変化を感知したように、巨虫の動きもますます興奮していく、吼えて、灼熱の洪流を私の子宮に注ぎました。その共に、私の魂も少しずつ剝落していきました。

巨虫は私を巣に残して、姿が消えました。暗くて静かな部屋で、私の溜息と、悪臭の白汁があそこに流れ出た汚い音だけが響いていました。理性が回復した後、寒気が私の背骨に登って、穢れも気にせずに、涙を流しながら巨虫の精液を指で掘り出そうとしました。

孕みたくない! 孕みたくない! 孕みたくない!

しかし巨虫の精液が掘り終わりません。丸になった下腹が元に戻らず、少し揺れると、グルグルの音も聞こえました。今まで人間に孕ませる能力を持つ魔物はゴブリン以外が存在していないと、教科書はそう教えられたが、心が僥倖は決して持ってはいけないと私に告げていました。

少し時間がたったら、その怖い響きがまた近づいて、私の指が止まなければなりませんでした。巨虫の顎肢がラモンさんの死体を挟んで巣に戻り、ラモンさんの服はすでに巨虫の粘液に溶けられて剥落したが、巨虫は乱暴にラモンさんの太股を引き剝がして、口器の中で噛み始めました。

私の体がその場で固くなって座っていました。正面にあったラモンさんの首は、その怒りが満たれた目から「どうして死んだ人が私なの!」と私に問っていて、巨虫が目の前に来たことにも気づきませんでした。

巨虫は自分の口器を私の口中に差し込んで、食道を広げ、謎の流体物と巨虫の悪臭と共に私の体内に流れ込むのを感じました。一瞬でわかった私は、巨虫の頭から離れ、膝をついて、食道に入った物を吐き出しました。

私は目眩から回復していなかったが、巨虫が不満な咆哮を上げ、有無をいわせずに、再び私の背中に伏せ、その烙鉄のように熱い交尾器がもう一度私のアソコを犯してきました。

私の心が泣き叫んでいました。自分の無謀な冒険を懺悔していて、殺された仲間たちのために懺悔していて、会ったこともなく未来の夫へ、貞操を守れなかったために懺悔していて、自分が父と母を再会することができなくなったために懺悔していました。

だが私の体は、自分が行っていた瀆神の儀式を賛美していました。私の全力で排卵している卵巣のために謳歌していて、自分がこんな素敵なオスと交尾できることを謳歌していて、自分がこんなに優秀な種を付けられることを謳歌していました。

巨虫の口からは低くて不気味な言語が始まり、それは発音だけを聞こえても冒涜の意味を感じる音でした。暗い青光が石壁の上に照り映えて、虫と人が交合していた輪郭しか見えなくなり、その形が、どんなに淫乱で、どんなに汚らわしい景色でした!

百足巨虫の交尾器は止まらなく、その小さな体にぶつかり、彼女の体内外のすべてを犯しました。すでに従順になったメスは自ら両足で巨虫の体幹を抱きしめていたが、乾いた涙跡があったゆえ、抵抗の無意味を自覚しました。

「どうかお許しを、セントセレナ様!」

私は祈っていて、私は懺悔していました。それがこの瀆神の交合のために悔いを告げるのか、それともメスの悦びに耽っている自分のために懺悔するのか、私はもうわかりませんでした。

「従おう、この魔物の蹂躙に従おう。妻になって虫の子供を孕もう!」

体からの興奮はとまらなくて、私が隠した心声をバレました。

「イク!イク!イ…イク!」

私は悲鳴して、狂って、私の両手は巨虫の殻を捕まり、両足はその体を抱きしめて、恭順に夫からの種付けを待っていました。巨虫が怒鳴りをしながら、再びに私の子宮へ精液を注ぎ込みました。無数の精子が私の卵管まで広げ、侵入すべきではない場所を侵し、私の卵子をすべて征服したと、私はそう感じました。

それ以来、私の下腹部には涜神の呪紋が現れました。かつて『魔紋百科』で見たことがある呪紋なので、これは奴○のための呪いでは間違いない、南方諸国で流行している禁忌な魔法でした。この呪紋を刻まれた者は、施呪者との上下関係を心の底から認めると、下腹部にこういう呪紋が現れ、やがて二人の運命は深く結びついて、一生離れることができません。

呪紋は淡いピンクの光をしています。それは私が巨虫に臣従した証であり、巨虫が私につけてくれた結婚指輪でした。私はもうこの迷宮の一部分になって、逃げることができなくなりました。

薄暗い部屋には時間の概念がなく、巨虫の帰巣のタイミングでしか時間を経つことを判断できません。巨虫が戻ってくるたびに口器の中で噛んだものを私にくださるが、私はそれらが何かを気にすることもできなくなり、求生本能が私に飲み込ませます。

食事が終わったら、私を待っているのは長くて激しい交尾、交尾、交尾!私は日々隆起し、大きくなり、醜くなっていく腹に対して、無力感しかを感じませんでした。夢の中、激痛で私が目覚まし、二匹の虫が私の産道から落ちていて、繋がっている臍帯は私とそれらの関係を説明していました。

私は泣きました。その時の涙は自分の瀆神の罪を苦しんでいるのか、または新しい生命の誕生を喜んでいるのか、私は分かりませんでした。

「百足」は成虫になるまでの時間は短いなので、少し時間を経って子供たちの白い甲羅は剝落し、父親のように黒く硬い甲羅が現れました。そして、今度は私の子供たちが私の体を押倒し、自分の母親を種付けて、それらを育んだ場所に自分の精液を注ぎました。

それから何月日が経っただろうか、巣穴には私一人しか残っていない機会がありました。白骨化したラモンさんのそばに気付くと、ラモンさんのショルダーバッグが静かに横たわっていました。

私は重くなった体を支えて、ショルダーバッグが落ちているところまで移動し、慎重に紐を開きました。中には紙とペンと転送スクロールが詰まっていました。

はい、私を迷宮の入り口に転送できる魔導具でした。これを使えば、私のように魔法適性が低い人間でも魔法の奇跡を起こせます。

私は再び膨らんで醜くなった腹を見て、惨めに笑いました。これはきっと神々が私に下さった悪戯でしょう。この時にこの転送スクロールを見ても、私はすでに人間としての資格を捨て、旦那に従順するメスになり、この迷宮から離れることもできません。

そして、私は決めました――

この手紙は私の遺書であり、同時に私の自慰行為でもあります。私は今、自慰をしながら、紙に破滅の文字を書いています。博物学者の最後の責任として、この遺書をショルダーバッグと一緒に迷宮の入り口に転送し、未来にここを通るあなたに託します。そして、私の最も深刻な警告を与えます:すぐにここを離れてください、この迷宮はあなたの想像より危険です!

これも私の自白です。私はヴィラ・デ・ブロンホッグの名を捨て、志願して魔物たちの苗床となる。私は巨虫たちの番雌となり、瀆神の物の孕み袋となり、永遠にそれらの繁栄のためにこの迷宮で働きます。

最後に、私はもう一つの小さなお願いがあります。もしよろしければ、私を代行してブロンホッグ伯爵に、私が子供としての義務を果たせないことをお詫び申し上げてください。これが私の唯一の心配していることです。

最後の最後に、もしまだ間に合ったら、どうか、この肉に、救いを。

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