逆神ラニ/D2T 2024/03/17 12:31

いつも心に「ゆで理論」を

今回は新作情報も何も無い、本当にただの雑記ですが良ければお付き合いください。

さて、音声作品の台本を書く上で自分はいくつかの事を念頭においてます。
そのまず一つ目は

オリジナリティにこだわらない事

「オリジナリティ」「個性」「独創性」
これらのワードは作品作りにおいて重要視されますが、時に苦しめられる事もあると思います。
が、自分はこの点においてさほどこだわりを持っていません。
何故なら自分はただの凡才だと思っているので。

この点については料理に置き換えてみると分かりやすいかもしれません。
例えば「カレーライス」。
一口にカレーライスと言っても、作る人によって入れる肉も変われば野菜も変わる。
ルーにしても辛さの違いがあれば、市販品を使ったり、スパイスからこだわる人もいるでしょう。

要は同じ名前の料理だとしても作る人が違えば味も変わる訳で。
自分で一から材料を用意して調理すれば、それはもうその人の味な訳です。
好きな味のカレーがあれば、それに似てしまうのも仕方なしですが、何度も数をこなせばその人独自の味がまた出来上がることでしょう。

ここで「天才」の人であればカレーライスという料理そのものを生み出せるのかもしれませんが、ただの「凡才」たる僕にはそれは出来ません。

ならば既にある料理の中から、自分の好きな料理を見つけて、それを自分なりにアレンジして自分で作る。
これが自分にとっての創作理論です。
この考えであれば、あまりオリジナリティの言葉の重さに苦しめられる事はありません。

ただ、「人様が作ったカレーの鍋を盗んで自分が作ったと主張する」
これはただのパクり・盗作にしかならないのでこんな事は勿論しませんけどね。

細かい矛盾は気にしない

人によっては怒られそうですが、僕はさほど気にしません。
気にして小さくまとまる位なら、多少無視してもそれで面白くなればいいんですよ。

「キン肉マン」は非常に好きなマンガなんですけど、あれがどれだけ無茶苦茶な矛盾に満ちていることか…(「ゆで理論」で検索すると色々詳細知れます)。
でもね、いいんですよ。だって面白いんだもの

この点は2作目の「私は悪くないのに…~side陽毬~ 夢見る少女の終わらぬ悪夢」で、特に意識しました。

1作目の「私は悪くないのに… ~side月美~ 私はアナタを歪ませたい」では陽毬の凌○される様子を月美が実況しています。

つまり2作目ではその実況された内容を詳細に書けば良い訳です。
「わぁとってもラクチンだぜ♪」
と意気込んで書き進めたものの、しっくりこない点が多く出てきます。

「もっとこんな凌○の描写入れたいな…」
「1作目に入れてた描写入れるとリズム悪いな…」

等々。で、少し悩んだ結果、自分の書きたい描写を入れてリズム悪くなりそうな箇所は削りました。

※どこがどう違ってきたかは、作品聞き比べてくれると嬉しいですね!
※サムネクリックで販売ページ行けますよ!(ダイマ)

これが正しかったかどうかはお聴きくださった皆様の判断を仰ぐしかないですが、個人的には気持ちも満足したのでこれで良かったと思います。

余談ですが、前に聴いたとある女格闘家ものの音声作品。
「その技かけながらオッパイ揉むには腕が2本じゃ足りないよ? 竿役はアシュラマンか?」
と思った事ありますが、それ含めて面白かったら個人的には全然OKです。

最後は自分が楽しければいいんですよ

だって同人活動ってそういうものでしょ?
未経験ではありますが、商業作品ならそうも言ってられないのでしょうけど同人なら
「自分の好きな事を突き詰めればいい」
と思ってます。

そりゃ安くないお金を注ぎ込んでるので、ペイ出来る位には頒布できたら嬉しいのも本音ですけど。
でも例え人目につかなくても痛むのは自分の懐で済みますからね。
だったら好き放題やるに限る、と思って活動してます。

でもね、だからといって「未払い」・「音信不通」は絶対にしません。

自分の「好き」に協力を仰いでおいて、それを無下にする事は人として最低の行為です。
何事においても「三方良し」の精神だけは忘れずに活動しようと思います。

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