ペンギン喰らい 2024/09/17 18:20

さかなのシナリオのつくりかた

(^-^)/

僕はライターとしての経験が浅く、精々一年程度しか活動しておりません。
しかし、5本も作品を作っていれば嫌でも自分の中で「やり方」と言うものが確立されていきました。

そうして確立された僕の手順を記録として残しておこう、という訳でついでに記事にします。

さかな式シナリオ創作手順

1.ヒロイン資料制作
2.プロット制作
3.台本の制作

人によっては企画書も作るみたいですが、この順番で僕は制作していますね。
世界観とかはなんか頭の中にしまってあったやつを使っています。

ヒロイン設定資料ってどんなやつ?となると思います。
基本的に僕は簡単なプロフィールと、
イラストレーターさんや声優さんがキャラクターを想像できるような情報を盛り込んでいます。
現物がこちらです。


他にも色々書いてありますが、この部分だけで十分…!(つーか 人に見せるのはこれが限界!)

プロットはあると書きやすい。僕にとってそれ以上の事はないです。

間違いなく台本の設計図であり、とっても重要なものなのですが…
僕はプロットガン無視で勝手に展開を変える事がよくあります、非常に悪い癖なので治さないといけません。

ソリスのプロットはボツ案のものしか存在せず、そっちの方は完全に別物なのでウルーラさんのにします。(つまりケモ翔はプロット無しで制作されています。)

…ウルーラのプロットも人に見せられた物じゃなかったのでポチのやつにします。

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ケモミミ戦記 プロット

トラック1 最初の思い出

主人公に伝統で獣人の従者が送られる、奴○の生まれにしては彼女はしっかりしており主人公の姉のような感じ。
主人公の立場とヒロインの関係性をしっかり明示して、ヒロインに名前を付ける伏線をやる。
呼び方はご主人
出会って1週間ほど、まだヒロインは強気な感じ。
そろそろ名前は決まったのかと聞いてくる。
主人公がもじもじしながら花を渡す、それがイベリス。
ヒロインは特に深い意味を考えず綺麗なお花、それと同じ名前なんて照れちゃうと伝える。

トラック2 初恋の思い出

主人公に貰った花に水やりをしているシーン、ふと何でこの花なのだろうと思い、意味を調べてみる。
「心をひきつける」「初恋の思い出」「甘い誘惑」、なにそれなんかキザな感じと嬉しそうに呟く。
でも未来の王様と奴○の獣人と言う決して許されない恋だと分かっていた、だからこそ初恋の思い出なのだ。
然し、彼女は思い出にするならより沢山の、より深い思い出が欲しいと主人公の恋に応えにいく。

トラック3⭐︎ 初めての思い出
数年経ちお互いにそこそこ成長した、既にお互いに深い恋に落ちきっている。
そして、遂に体を重ねる時が来た。
この時点でキャラ変しておりクールな感じになっている。
とにかく慎重で間違っても妊娠しないように発情期でも無い時期にゴムも用意している。
貧相な体を恥じて詫びるがそんな事ないとおっぱいを吸う。
お互いに初体験を終え、絶対に忘れない思い出になる。

トラック4⭐︎ 朝の思い出

更に数年が経過して、ヒロインはちょっと抜けたクール系になっている。
主人公を起こしに来たが色々あってベッドに潜り込む。
その時に主人公の朝立ちに気づき処理をしてくれる。

トラック5⭐︎ 戯れの思い出

1日の終わり、何時ものように二人でエッチをするが、ヒロインがやりたい事があると言う、レ○プごっこだ。
ほら手錠もあるぞと準備満タンである、設定をヒロインが細やかに決めて早速始める。
設定は主人公は奴○でヒロインは発情した悪い獣人、つまり逆レ○プごっこ。
これも大切な思い出だ。

トラック6 別れの思い出

主人公は成人し、帝国の王となる事が決まっていた。
この事は初めから分かっていた事で、二人はお互いの運命がわかった上で思い出作りの逢瀬を重ねていた。
主人公は悲しむが、元の主人と従者の関係に戻ればこれからも一緒にいられると妥協していた。
然しヒロインは最後の話を切り出す、強い王になって欲しい、海が嫌い、こんなに雄大で美しい海の全てが私達以外の誰かの物ということが。
恋人以外の貴方に会いたくない、どうしても貴方との子が欲しい。
今、発情期だから最後の時間を目一杯楽しもう

トラック7⭐︎ 最後の思い出

熱い中出し交尾、お互いに悔いが残らないように出し尽くす 二回戦
ピロートーク、近いうちに出て行く、産まれてくる子の親に私たちはなれない、なっちゃいけない。それはあまりに無責任だから。
産んだら直ぐに孤児院に預ける、王の子でも奴○の子でもなくただの孤児として生きて、自分が何者か自分で決めて欲しい、私たちと違って。
私たちからこの子に与える物はなにも無い、名前だってそう、貴方が私にくれたようにこの子にもきっと誰かが贈ってくれるから。
私達は大罪人として償いをしよう。
最後の夜は強く抱き合って静かに朝に怯えた。

エピローグ 

語り口調で物語る。


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…恥ずかしい。

一目瞭然だと思いますが本当に色々違います。
ポチは名前を欲しがっていたんですね、知らなかった。性格も全然違う…

海の思い出が存在しなかったのは覚えてます、尺が足りなそうだったので突っ込みました。
もう少しプロット通りに進める力とプロット時点で満足のいくシナリオを練られるようにならなきゃなぁ…

台本は作品にくっ付けてるやつまんまです。
こうやってケモミミ戦記が出荷されていきました。

個人的に、僕の得意分野はキャラクター性の表現あたりだと感じています。
メンタル面の変化や親密度によって同じキャラかこれ?というレベルの変化を起こしても同一視できるよう心掛けています。
(この面は声優さんの演技が一番大切だけど!)

ちなみにお金無いのでシナリオの外注は依頼があれば受けるかもです。
得意ジャンルは爆乳オホダウナーNTRです、流行に敏感なシナリオライター

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