茉莉 4
ゲコッ ゲコッ
カエル1:「茉莉さん ボ、ボクと結婚してください!」
カエル2:「僕とっ!」
カエル3:「俺さまとぉ」
茉莉:「キャーッ ダメよ わたしには夫が...」
『英才教育』
「○○ちゃん、しっかりお勉強してネ あなただったら T大 いいえ ジョンズボブキンス大 も夢じゃないわ あなたのためだったら、ママ なんでもしてあげるから」
「言ってくれればいいのに
○○ちゃんたら わたしのパンティ
洗濯機から持ってきたりして...
こんなこと いつでもしてあげるのに
スッキリしないと
大事なお勉強にさしつかえちゃう
でも パパにはナイショよ」
『よそゆき顔で』
「え?! 浴衣着て運転しちゃダメなんですか? 青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島、栃木、茨城、群馬、静岡、愛知、福井、滋賀、三重、岡山の15県だけだって聞いてたのですが」
「いやぁ そーじゃなくって シートベルトをされてないですよね」
「あらぁ 一般道でのシートベルトの着用義務は、1992年からですよね 今年は1980年でしょ」
♪観音崎の歩道橋に立つ ドアのへこんだ白いセリカが♪
泣かない約束を
したばかりなのにもう涙♪
(『お祭りの夜』歌:小柳ルミ子/作詞:安井かずみ/作曲:平尾昌晃/編曲:森岡賢一郎)
・・・続く
~ この物語はフィクションであり、登場する団体・人物などの名称はすべて架空のものです ~