サーチライト 2023/12/04 23:00

活動報告250回目 久しぶり、結露

こんばんは。坂下です。


寒くなってきました。そして寒くなると進むものといえば乾燥です。


加湿を怠ると喉が痛くなるし、下手を打てば風邪を引いてしまうし、冬は睡眠が深くなるのがメリットですが、痛し痒しと言ったところでしょうか。


そう。「痛し痒し」。意味としては「かけば痛いし、かかなければかゆいし、というふうに、どうしてよいか困ること」を意味するそうですが、まさにこれ、痛し痒しが冬の大敵です。


乾燥が進むと見目が悪くなり、「かゆ」くなる。
夏は夏で靴下の裏側が蒸れかゆくなるのがサラリーマン定番の悩みかと思うのですが、冬の乾燥もまた苛烈。睡眠中、無意識のうちの身体を掻いてしまっているのは一度の事ではありません。


人は生きるために五感を持ち、これは人生を豊かにしてくれていると坂下は確信してはいますが、触覚のうちの「かゆい」って機能は一体何のために用意されているのか、この季節は不思議でなりません。


だって「熱い」は生命の危機反応だし、「冷たい」も危機反応として納得できる。「痛い」は絶対に必要だし、「手触り」は対象物を理解するために欠かせない事は理解で居ます。でも「かゆい」って他の何かで代用できそうじゃないですか?

「かゆい」がなかったら人間のQOLはもっと良くなるのではないか、坂下の人生が上手くいかないのも「かゆさ」を感じてしまうから、それが理由の千分の一くらいは占めているのではないか……


というわけで早速、グーグルで「かゆい なんのために」で検索です


もう、すぐ出てきました。「順天堂大学 環境医学研究所 なぜ、かゆい?
HPはこちら


お~~~まさにそれっぽい。なになに…………


かゆみは、「引っ掻きたくなるような不快な感覚」と定義されますが、実は、かゆみは体(カラダ)を守る防衛反応のひとつなのです。
 皮膚に異物が付いた際に、かゆみを感じることによって、異常が起きている場所を私たちに知らせ、その異物を掻いて取り除こうとする行動を起こすことから、かゆみは一種の生体防御反応であると考えられています。


開始一段落で解決です。ナマ言ってすみませんでした。


しかもこれ、結構面白かったです。


 最近の研究では、吐き気と吐くことに関係する仕組みと、かゆみと掻くことに関係する仕組みが似ていると考えられています。吐き気も食べたものに異常があることで生じる感覚であり、吐くことで異物を体の中から除去します。このことからも、吐き気と類似の仕組みをもつかゆみが体を守る防衛反応であることが推察できます。


さすが順天堂大学 環境医学研究所さま、めちゃくちゃ面白いテーマのほりかたされています。


このまま行くと「なぜ、かゆい?」を全文引用という事になりかねないので割愛しますが、

① かゆみは警告反応(アラームリアクション)である事がわかってきており、内臓疾患やがんの兆候として発現する事もある。

② 痛みの神経とかゆみの神経は別物(コレマジでびびりました。"弱い痛み"が"かゆみ"だと思ってた)

③ 掻くとかゆみが収まるのは、掻く事によって痛みの神経回路が活性化し、痛みの神経回路はかゆみの神経回路を抑制する効果があるため、かゆみが収まる。


などなど、タメになる情報が沢山載っていました(原因物質はヒスタミンなどなど……)


やっぱり掻いたらどうにかなる問題でもなさそうなので、真面目に保湿をしたいと思います。面倒くさいのですが、健康には変えられないですからね(年齢を感じさせる結論)



結露……次はコイツどうにかしないと……だがこれはもうどうしようも……
結露とは、言わば部屋に出来たかゆみなのではないか……(ブツブツ)

フォロワー以上限定無料

無償で活動報告を読めます。

無料

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

月別アーカイブ

記事を検索